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会社勤めの傍らでイラストや漫画の仕事をしているちゃー(@tyanekosu)さん。そんなちゃーさんが、友人が経営するカフェを仕事場としていたライター職の小西秀昭(@KonySideUp)さんと出会い、生まれた作品が『競馬好きの女子が一口馬主になる話』である。
原案を小西さん、作画をちゃーさんが担当。競馬ファンでもなかなか知る機会がない“一口馬主”の実態について、実際に一口馬主として出資している小西さんの知識を元に、競馬ファンであるちゃーさんが漫画化した。毎週日曜日の最終レース後にX(旧Twitter)上にアップし、読者からは「おぉ!興味深い!」「夢がある!」「これはちょっと興味ありますね!」というコメントも。競馬ファンにとって興味深い“一口馬主”を取り扱ったこの作品について2人に詳しく話を伺ってみた。
■「ワァァァ!!」「いけー!!」私にとって競馬場はテーマパークだ
競馬好きの女子が一口馬主になる話_第1話_1 / 小西秀昭(@KonySideUp)、ちゃー(@tyanekosu)
競馬好きの女子が一口馬主になる話_第1話_2 / 小西秀昭(@KonySideUp)、ちゃー(@tyanekosu)
競馬好きの女の子が一口馬主になるまでを描いた作品だ / 小西秀昭(@KonySideUp)、ちゃー(@tyanekosu)
本作は競馬好きの主人公・新庄加奈が一口馬主になるまでの過程を描いている作品で、一口馬主の仕組み、初期費用、維持費、賞金などについても詳しく説明している。そのため「わかりやすい」「おお〜、勉強になりますね」というコメントも多く寄せられた。
本作を描くきっかけは、作画担当のちゃーさんと原案担当の小西さんが、お互いに競馬が好きで、競馬の話をするようになったことがきっかけだという。小西さんは一口馬主をしていて、その魅力を広めたいと考えており、その中でこの漫画の構想があった。最初から漫画という形にこだわっていたわけではなかったが、ちゃーさんは小西さんの話を聞くうちに「これはおもしろそうだ」と感じ、描いてみることにしたそうだ。
ちゃーさんと小西さんの関係についても尋ねたところ、ちゃーさんは「私の友人が経営するカフェを小西さんが仕事場として使用していて、その友人の紹介で知り合いました。私がフリーランスとして駆け出しの頃だったので、先輩としていろいろとアドバイスをいただいていました」と教えてくれた。
作画を担当するちゃーさんは、もともとフリーランスのイラストレーター・漫画家として活動していたが、現在は会社勤めをしながら創作活動を続けている。最近は日常系のオリジナル作品を中心に描きつつ、動画用イラストやPR漫画、自治体の広報紙用イラストなど幅広い分野で活躍中だ。
一方、原案を担当する小西さんは、フリーランスのライターとして書籍やウェブ記事、広告制作に携わるほか、物語づくりにも力を入れている。ゲームのシナリオを担当した経験があり、童話で受賞したこともあるなど、執筆活動の幅は広い。
取材協力=小西秀昭(@KonySideUp)、ちゃー(@tyanekosu)