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「味仙」の新定番になるか?魅惑の“ホルモンラーメン”

  • 2017年10月13日
  • Walkerplus

約15年前、なごやめしブームが起きたころから、名古屋のご当地ラーメンとして認知され始めた台湾ラーメン。その発祥の店が愛知県名古屋市にある「味仙」ということは、そろそろ世間的には常識になりつつあろう。さらなる話として、「味仙」は今、愛知県に10店舗ほどあり、台湾ラーメン生みの親・郭明優氏の兄弟5人が別々に展開している。なので、看板や大筋のメニューは同じだが、台湾ラーメンの辛さが微妙に違ったり、メニューが各店舗ごとに違ったりと、オリジナリティが際立っていたりする。

そんな中、今、注目したいのが、矢場町の店舗だ。理由は、新メニューの開発に力が入っているから。そのうちのひとつに、ホルモンラーメン(780円)というメニューがある。

■ ホルモンラーメンはどんな一杯?

台湾ラーメンと同じ小ぶりの丼に入り、麺も同じく中細ストレート。さらっとしたスープとの相性もよく、食べやすい。スープは台湾ラーメンと同じであろう鶏ガラベースの醤油系。唐辛子とニンニクがきいてはいるが、辛さはやや抑えめ。チャーシューはなく、具はホルモンとネギのみ。ただしホルモンは惜しげもなくのっているので、満足感はたっぷり。台湾ラーメンとの確固たる違いは、このホルモンにある。しかもこれがメチャクチャに旨いのがポイント。肉好き、ホルモン好きなら「食べてみたい」という思いが絶対にわくであろうこの魅惑のメニュー。

肉好きな自分ももちろんオーダーし、ひと口でそのとりことなった。それ以来、「味仙」を訪れた際は、台湾ラーメンではなく、毎回ホルモンラーメンを頼むくらいのハマりように。最近では、夜遅くに行くと「完売」という事態にも遭遇するほど“知る人ぞ知る”メニューに育ち始めている。麺の上にたっぷりとのるホルモンは、日によってその種類や量が違うこともあり、同じビジュアルのラーメンが2度と出てこないのもある種の楽しみのひとつ。ちなみに手元にホルモンラーメンの写真が10杯分たまったので、ここに見比べてみた。実にいろいろな“表情”がうかがえる。

使用されるホルモンは、日によって変化があるが、シマチョウとスジ肉はほぼ必ず入っている。ほかの部位も入っているかもしれないが、かなりとろとろに煮込まれていて、同じものでも違った食感がするので単調さで飽きることもない。日によってクラッシュニンニクがたっぷりだったり、ネギが多めだったり、ホルモンが大きかったり多かったり。いい意味で雑なのも楽しく食べられるゆえんだ。

夏頃には、一度、味の見直しが入ったのか、辛さがマイルドになった時期もあった(気がした)。やや物足りなさを感じる人は、あらかじめスタッフに「辛めで」とオーダーすれば、なんらかの対応はしてくれるようだ。ちなみにこの店のホルモン炒めは、このラーメンにのるホルモンと同じかと思い、ある日頼んでみたが不正解。いわゆる“チョウチョ”と呼ばれる形をしたシマチョウ(しかもかなり固め)と、タマネギのみによるホルモン炒めだった。

これによりホルモンラーメンの具は、別メニューの使いまわしではなく、このメニューのためだけに作られたものとの推測に至った。プリプリの柔らかさは、かなり煮込んだ賜(たまもの)とも思われる。そして甘みあふれるホルモンは、かなり良質なものを仕入れているに違いない。

なお、このホルモンラーメン。まだ正式にメニューにはのっていないため、見逃してしまう人も多い。壁に貼られたメニューを探し、見つけたらぜひ試してもらいたい。【東海ウォーカー/勝野哲史】

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