
屍体を喰う不気味なゾンビに震え上がる / 画像提供:白零
2024年2月、pixivに初投稿された「異能バトルはゾンビパニックのなかで」が反響を呼んでいる。物語は、死体が蘇る「ゾンビウイルス」と「異能ウイルス」が同時に発生したところからスタート。学校中の生徒がゾンビ化したなかで、「異能ウイルス」に感染した青年がゾンビと戦っていた――。
白零さんの「異能バトルはゾンビパニックのなかで」を紹介するとともに、今後の構想について話を聞いた。
■「異能」は「ゾンビ」に勝てるのか!?
【漫画】学校がゾンビに襲われてしまった!? / 画像提供:白零
異能バトルはゾンビパニックのなかで02 / 画像提供:白零
異能バトルはゾンビパニックのなかで03 / 画像提供:白零
パンデミック収束後、新たな2つのウイルスが同時に発生した。人をゾンビ化させる「ゾンビウイルス」と、ある条件下で超能力を発現させる「異能ウイルス」。
学校中の生徒がゾンビ化するなか、「異能」を持つ2人が生存を懸けて戦っていた。体を自由自在に固くも柔らかくもできる東日下陽(あさか よう)と、指定した時間に物体を動かせる夜明蓮(よあけ れん)。ゾンビの巣窟と化した学校に救助は来ず、覚悟を決めた2人は戦いながら脱出を試みる――。
「この作品の今後の展開は、すでにほとんど考えているのですが、ラストシーンを夢で見たことがきっかけとなっています。自分の夢ながら『これはおもしろいかも』と思い、そこにつながるまでの展開を考え温めてきました」と、白零さんはこの大作漫画を描き始めたきっかけについて語った。
異能とゾンビを掛け合わせるという発想は、自身の見た夢から生まれたという。「ゾンビパニックのなか、主人公が異能を使って難局を乗り越えていく作品は、自分はあまり見たことがなかったので『おもしろいかも』と思い、話の展開を考えていきました」と続けた。
作中でこだわっている点については、「自分は絶望的なピンチを自らのアイデアで解決していくような作品が好きで、そこにカタルシスを感じるので、この作品もそういった展開にしていきたいと思っています」と語り、物語への熱い想いをのぞかせた。
この先の展望については「人気にしたいです!おもしろい作品をお届けできるようがんばります!」と意気込みを語ってくれた。白零さんの今後の活躍にも注目だ。
取材協力:白零