新曲を初オンエアなのに「これ聴くの2回目」!?意味がわかるとツボにはまる!1コマ漫画の世界が奥深い【作者に聞く】

  • 2025年2月10日
  • Walkerplus

一枚で完結するシンプルさが奥深い…!フルカラー1コマ漫画に注目
一枚で完結するシンプルさが奥深い…!フルカラー1コマ漫画に注目 / あくまでクマ(@akmd_kuma)

コマごとに連続する展開を見せるのが漫画の基本だが、たった1コマで完結する1コマ漫画は、瞬間的な笑いやどんなオチかを考察したくなるようなものまで、情報量が少ないからこそ奥深いもの。X(旧Twitter)でオリジナル作品を発表するあくまでクマ(@akmd_kuma)さんも、そうした1コマ漫画を数多く発表している。

読者からは「騙し絵か」「発想が天才的過ぎる」と反響を集めるあくまでクマさんの作品。ウォーカープラスでは、1コマ漫画を描くようになったきっかけや4コマとの違いについて話を訊いた。


■読者からは多くのいいねと「発想が天才的過ぎる」と反響!
「イヤホンと漫符が逆の子」
「イヤホンと漫符が逆の子」 / あくまでクマ(@akmd_kuma)

「虫かごの中に入れられたDVDマーク」
「虫かごの中に入れられたDVDマーク」 / あくまでクマ(@akmd_kuma)

「人類滅亡まで効果が続く魔法」
「人類滅亡まで効果が続く魔法」 / あくまでクマ(@akmd_kuma)

作者のあくまでクマさんは、これまで4コマ漫画を主に描いていたが、最近では仕事の合間に4コマ漫画を描く時間が取れず、仕方なく1コマ漫画を描き続けたのがきっかけで1コマ漫画の発表が増えているそうだ。
 
以前、4コマのアイデアを大喜利に近いと話していたあくまでクマさんは、「考え方は4コマ漫画と1コマ漫画ともに同じですね」と話す。基本的には「もしも〇〇が××だったら」という発想を元にしているという。それを漫画として描く上で、「表現方法によって1コマ漫画か4コマ漫画に使い分けているというところですね」と教えてくれた。

ネタを描く基準は、「描きたいイメージを先に考えて、それに合った題が思いついたら1コマ漫画として表現して、難しそうであればストーリー仕立てにした4コマ漫画にしています」と明かしてくれた。また、「セリフありのものは『4コマ漫画をさらにショートにした漫画』という気持ちで、セリフなしのものについては4コマとは異なりどちらかといえば『大喜利』のつもりで作っています」と語った。

大きな違いとしては、「絵の中に時間の流れがあるかという点なのかなと思っています」と話すあくまでクマさん。セリフなしの漫画は題とコマの中の絵を一目見れば伝わり、もう一方はセリフを読むことで内容が伝わるという。そして、セリフは詰め込みすぎないように2つまでにしているそう。

あくまでクマさんは「1コマ漫画も4コマ漫画も両方とも入れられる情報に制限は決まってますが、その情報量をどういう風に配置するかというパズルみたいな話の組み立て方は、どちらの漫画でもあまり変わってないとは思っています」と語った。


取材協力:あくまでクマ(@akmd_kuma)

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