
よこはま動物園ズーラシアのマスコットキャラクターとして、園内で演奏を始めた金管五重奏の楽団ズーラシアンブラスは、2025年4月12日(土)に「ズーラシアンブラス誕生25周年祭」を所沢市民文化センター ミューズ アークホールで開催する。
ズーラシアンブラス
■25周年を迎えるズーラシアンブラス
ズーラシアンブラスは金管五重奏からスタートし、徐々に仲間を増やしてオーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。動物たちのこれまでの歩みを振り返る特別なプログラム。2000年に誕生したズーラシアンブラスは、2025年4月に25周年を迎える。この大きな節目をファンと盛大に祝うべく「25周年祭」を開催する。
この日のために書き下ろされる「どうぶつ祝典序曲」のファンファーレで華やかに幕開け。サックス四重奏サキソフォックスをフィーチャーした「こぎつね“コン”チェルト」、オペラ座の怪人ほか名作ミュージカルのメドレーをパイプオルガンとオーケストラで壮大に描く「パイプオルガンの怪人」など、各キャラクターとサウンドが際立つ楽曲をラインナップ。また、2019年にズーラシアンフィルが演奏して反響を呼んだチャイコフスキー「大序曲1812年」も再演される。ズーラシアンブラスならではの演出も見逃せない。
ズーラシアンブラス
■プレコンサートイベント
開演前のロビーには、子どもから大人まで誰もが楽しめるたくさんのアトラクションが登場。遊びながらさまざまな景品をゲットできる「弦うさぎ輪投げ」「サキソフォックス射的」のほか、カフェコーナーではCDタイトル「弦うさぎのティーパーティー」にちなんだメニュー、記念写真が撮れるフォトスポット「クラリキャットフォトジェニック」も設置。ポップな「ズーラシアンブラスガチャガチャ」は何が当たるかワクワクすること間違いなし。
特設ステージでは、公式YouTubeチャンネルの公開生配信も実施。ズーラシアンブラス作曲家を招き、これまでの歴史をひもといていく。
■終演後は史上最大規模のグリーティング
コンサート終演後には、動物たち史上最大規模のグリーティングタイムを開催。ズーラシアンブラス、サキソフォックス、弦うさぎ、クラリキャット、白ヤギ&黒ヤギ、さらにグリーティング初参加のことふえパピヨンがロビーや会場外に登場し、写真撮影やふれあいを楽しむことができる。
■来場者全員プレゼント
来場者全員に記念缶バッジがプレゼント。さらに抽選で10人に、ズーラシアンブラスのLPレコードが当たるチャンスも。
■公演概要
開催日:2025年4月12日(土)
時間:開演15時/開場14時/ロビー開場13時(17時ごろ終演予定)
場所:所沢市民文化センター ミューズ アークホール
料金:全席指定大人5500円、学生(25歳まで)4000円、3歳から小学生まで2500円 ※0歳より入場可。3歳以上有料。2歳まで膝上鑑賞無料(大人1人につき1人まで)
曲目:どうぶつ祝典序曲(世界初演)、こぎつね“コン”チェルト、パイプオルガンの怪人、大序曲1812年 ほか
出演:ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団
【写真】ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団の様子、まさに圧巻
今回の企画について担当者に話を聞いてみた。
ーー今回の企画の狙いは?
25周年という節目を迎えられる喜びをいつも応援してくださるファンの皆さまと共有すべく、これまでの感謝を最大限の楽しさでお返しする1日を企画しています。
ーー今回の企画のイチオシは?
世界初演となる新曲「どうぶつ祝典序曲」です。これまでにもズーラシアンブラスに珠玉の作品を提供してくれている作曲家の追榮祥(おいえしょう)さんがこの日のために書き下ろします。金管五重奏のファンファーレから始まる華やかな1曲となる予定です。
ーー読者(ユーザー)へのメッセージは?
思う存分楽しむ準備をして来てください!お待ちしています。
■「ズーラシアンブラス」とは
指揮者のオカピをはじめ、演奏するのはすべて希少動物という金管五重奏「ズーラシアンブラス」は、“クラシック音楽における絵本のような役割ができれば”という思いから2000年に誕生。2010年には「横浜観光コンベンション特別功労賞」、2011年には「キッズデザイン賞」において最優秀賞(経済産業大臣賞)、2023年には「日本管打・吹奏楽アカデミー賞(演奏部門)」を受賞。2014年にはコンサートの取り組みが高く評価され、株式会社スーパーキッズは経済産業省から「がんばる中小企業・小規模事業者300社」に選定された。2024年度には高校音楽の教科書に掲載。多数のCD、DVDのみならず、楽譜もリリースし、金管アンサンブル界の裾野を広げている。
「弦うさぎ」(うさぎの弦楽四重奏)、「サキソフォックス」(キツネのサックス四重奏)といった動物の仲間たちと行う、親子のためのコンサート「音楽の絵本」は、全国各地のホールで話題となり、海外公演も含め公演回数は年間約150を数える。2011年、オーケストラ「ズーラシアンフィルハーモニー管弦楽団」を結成。これまでのコンサートからさらに一歩踏み出し、慣れ親しんだ音楽をより交響的に紡ぐ「シンフォニック童謡」をテーマに展開。子どもたちのクラシック音楽への興味を一層高めている。
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