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【学歴DV】東大に毎年不合格で家族からモラハラを受ける!?努力を誰にも認めてもらえず悔し涙を流す息子【作者に聞いた】

  • 2025年1月26日
  • Walkerplus

努力が実らず涙を流すコウイチ君
努力が実らず涙を流すコウイチ君 / 画像提供:宮野シンイチさん

子どものころから漫画が好きで、ユーモア溢れる漫画を描いている宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)にて公開された「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実話を基に描かれた人気漫画だ。今回は、過去にウォーカープラスで紹介した「夜逃げ屋日記」の33~35話をお届けするとともに、著者に今回登場した東大出身の親に捨てられた息子・コウイチ君についても伺った。


「夜逃げ屋日記」34-5
「夜逃げ屋日記」34-5 / 画像提供:宮野シンイチさん


上原家はコウイチ君以外が東大出身というエリート。しかし、コウイチ君だけは毎年東大に受からず、家族からの学歴DVに耐え切れなくなって夜逃げを決断。
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34-6 / 画像提供:宮野シンイチさん


夜逃げは家族に内緒ですることが多いが、なんと今回の夜逃げは家族も承知という珍しいケースだ。母親はコウイチ君に関して「ウチにいるだけで家族が迷惑してまして、極端な話殺すわけにもいきませんし、処分に困ってましたの」と言い、息子をまるで邪魔者扱い。
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34-11 / 画像提供:宮野シンイチさん


夜逃げ当日、荷物の運搬が終わってコウイチ君の部屋も綺麗に片付いた。普段は明るいコウイチ君だが、何もなくなった部屋を見て「僕さえいなくなれば、みんな幸せになります」と呟く。
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34-12 / 画像提供:宮野シンイチさん


そして、涙を流しながら「どうして僕は生まれて来たんでしょうか?」と言ってこれまで必死に勉強に励んだ過去を振り返る。
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34-15 / 画像提供:宮野シンイチさん


どんなに頑張っても上手くいかず、誰からも認めてもらえない。そんなコウイチ君の気持ちがほんの少しだけわかる宮野は、仕事中に初めて涙を流す。
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35-14 / 画像提供:宮野シンイチさん


それからコウイチ君は引っ越し先へ向かい、宮野と話すうちに気持ちも前向きになっていった。そして、宮野とハグをして「生まれて来てよかったって思ってます。ありがとう」と今度はうれし涙を流すのであった。

――親に捨てられたようなコウイチ君について、宮野シンイチさんの感想をお聞かせください。

正直夜逃げしたあとも、すごくつらいことや大変なことがたくさんあると思うんですが、彼の持ち前の優しさや明るさで少しずつ乗り越えてほしいと願っています。今でもずっとずっと応援し合っています。頑張れコウイチくん!

勇気を出して夜逃げをしたコウイチ君の新たな人生を応援したい!「夜逃げ屋日記」は待望の第3巻が発売され、著者と夜逃げ屋の社長との対談(前編/後編)も実現している。夜逃げ屋に興味がある人は、この機会に読んでみて!




取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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