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新潟の人気パン店「リリッカ」が小学校5年生と共同開発したパン4種類を発売

  • 2025年1月25日
  • Walkerplus

新潟市にある人気パン店「ブーランジェリー リリッカ」(以下、リリッカ)が、新潟市立上山小学校の授業の一環で行われた「新潟の魅力を発信するパン」の商品開発に協力し、5年生児童139人との共同開発によって4種類のパンを商品化。2025年1月23日より、新潟市内のリリッカ店舗およびオンラインショップにて順次販売を開始した。
新潟市立上山小学校5年生と共同開発した4種のパンが2025年1月23日より「ブーランジェリー リリッカ」にて販売開始!
新潟市立上山小学校5年生と共同開発した4種のパンが2025年1月23日より「ブーランジェリー リリッカ」にて販売開始!


今回は同店について、また新発売の4品の詳細情報とともに、共同開発を担当した小学校の先生からのコメントなども紹介する。

■「ブーランジェリー リリッカ」とは?
「ブーランジェリー リリッカ」店舗
「ブーランジェリー リリッカ」店舗

デニッシュパン専門店としてオープンした「ブーランジェリー リリッカ」の店名の由来は、雪国・新潟から発信するブランドということで、雪の結晶模様を意味する「六花(りっか)」から。店舗ロゴも、六つの花が折り重なるすべてのバランスが整った形を表している。

デニッシュパン専門店として人気の「ブーランジェリー リリッカ」
デニッシュパン専門店として人気の「ブーランジェリー リリッカ」

リリッカのデニッシュは、オリジナルブレンドの小麦粉と厳選された材料を丹念に練り上げ、バターを何層にも重ねてこだわりの製法で焼き上げている。カットした断面は、生地とバターの層が美しいマーブル模様になっているのが特徴だ。丁寧に生地を編み込むことによって作られる独特のマーブル模様、しっとりとした食感、そしてほんのり甘く香る豊かな味わいは、地元のみならずオンラインショップを通して全国で親しまれている。

■ご当地アイスをイメージ!「もも太郎デニッシュ」
【写真】ご当地アイスがパンに!?「もも太郎デニッシュ」(1100円)
【写真】ご当地アイスがパンに!?「もも太郎デニッシュ」(1100円)

「新潟県民の認知度100%」とも言われるご当地アイス「もも太郎」をイメージして作られたのが、「もも太郎デニッシュ」(1100円)。屋台の氷菓子を発祥とし、地元で愛され続ける氷菓子「もも太郎」は、名前は“もも”なのに、実は“いちご味”という不思議なアイス。それにちなんで本品は、断面はきれいな桃色で、いちご味に仕上がっている。

トップはホワイトチョコでコーティングし、新潟市内のファーム&マルシェ「そら野テラス」の「越後姫の苺ジャム」でデコレート。味については、氷菓「もも太郎」のメーカーであるセイヒョー社へ監修を依頼し、お墨付きをもらったという。

■幻の洋梨ル・レクチェを使用した「ココルレクチェ」
「ココルレクチェ」(1000円)
「ココルレクチェ」(1000円)

子どもたちが新潟の魅力を研究する過程で、幻の洋梨とも呼ばれる「ル・レクチェ」の生産量について、新潟が日本一であることにたどり着いたという。実は全国の西洋なし生産面積のうち、ル・レクチェの割合はわずか約8%、そのうち新潟県での生産が約82%を占めている(※農林水産省:平成29年産特産果樹生産動態等調査より)。この希少なル・レクチェの生産地は“新潟県である”ことを主張したいと考えた子どもたちが、材料にココアを採用し誕生したのが「ココルレクチェ」(1000円)。

デニッシュに使用したル・レクチェは、新潟県三条市の農園「想樹」のもの。その果肉を生地に練り込んでいるのだが、ル・レクチェの繊細な香りは皮をむいた瞬間が最も強く、加熱すると飛んでしまうことが課題だったそう。その調整にパン職人は苦労し、最終的には別品種の西洋なしのセミドライを合わせて使うことで、香りと甘味を再現した。

■米どころ新潟ならでは!米粉パンに餅を挟んだ「おもっちパン」
「おもっちパン」(350円)
「おもっちパン」(350円)

新潟県産の米粉と小麦粉を使用したパンに、新潟産の餅を団子にして4つ挟んでいるのが「おもっちパン」(350円)。当初の子どもたちのアイデアは「越後名物の笹団子を挟む」というものだったそうだが、笹団子を挟むことが難しかったため、4つの団子のうち2つは笹団子の老舗メーカー・田中屋のよもぎ餅とあんこを使用し、なるべくイメージに近づけたという。また、もう2つの白い団子には「越後姫ジャム」をトッピングしている。団子の下には生クリームが絞ってあり、食べ応えも抜群だ。

■地元の「塚田牛乳」を使用!「越後姫たっぷり塚田ベルギーワッフル」
「越後姫たっぷり塚田ベルギーワッフル」(550円)
「越後姫たっぷり塚田ベルギーワッフル」(550円)

上山小学校の学校給食で普段から飲んでおり、なじみがある地元牛乳メーカー「塚田牛乳」。その塚田牛乳が製造販売している牛乳をたっぷり使用した「塚田ベルギーワッフル」も、道の駅やスーパーなどで販売されており、子どもたちに人気だ。そんな塚田ベルギーワッフルに、塚田牛乳を使用したヨーグルトケーキを挟み、越後姫ジャムで仕上げたのが「越後姫たっぷり塚田ベルギーワッフル」(550円)。子どもたちの好きなものと、新潟の魅力がたっぷり詰まったスイーツとなっている。

■共同開発をした上山小学校からもコメントが到着!
チームに分かれてアイデアを話し合う子どもたち
チームに分かれてアイデアを話し合う子どもたち

上山小学校で5年4組の担任を務める藤井哲也先生からも、今回の共同開発について「今回の取り組みを通じて、児童は“新潟の魅力とは何か”を改めて考え、地元を深く見つめ直す貴重な経験をしました。児童のアイデアをできるだけそのまま形にしようと努めてくださったリリッカさんには、心から感謝しています」というコメントが寄せられた。

今回の企画について担当者に話を聞いてみた。

ーー今回の企画の狙いは?
上山小学校の5年生クラスでは、2022年より「新潟の魅力発見」をテーマとした授業を行っています。子どもたちが考える「新潟の魅力」が詰まったパンを、リリッカで商品化してもらえないかと、上山小学校より当社へ協力依頼をいただいたことで、この取り組みがスタートしました。当社は日ごろから新潟産の食材を使用した商品を通して、新潟の食文化を発信しており「新潟の魅力を発見する」という授業テーマは大いに共感しました。子どもたちが地元・新潟を見つめなおす学びに協力するとともに子どもたちと共同開発するパンを通して、新潟の魅力を全国に伝えられたらと考えました。

ーー今回の企画のイチオシは?
今回、子どもたちのアイデアをもとに商品化した4種類のパンをはどれも、新潟の特産品やなじみ深い味を取り入れています。パン職人たちと会議・試作を重ねて、自信を持っておすすめできる仕上がりになりした。地元の食品メーカーや生産者の皆様にも協力を得て、地元が力を合わせて子どもたちの想いを形にしました。

ーー読者(ユーザー)へのメッセージは?
デニッシュ2種は、オンラインショップから全国に配送も承りますのでぜひ新潟県外の皆様にも楽しんでいただければと思います。


「もも太郎デニッシュ」と「ココルレクチェ」はオンラインショップでも購入できるので、新潟の魅力を知りたい、味わってみたい!という人はぜひチェックしてみて。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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