
2025年4月13日(日)より開催される大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」。同パビリオン内に青木あすなろ建設とコマツが共同出展する「未来の水中工事」の展示動画の予告版が公開中だ。会期中、両社は「未来の水中工事」について、3編のショートムービーでの紹介を予定している。
「フューチャーライフ万博・未来の都市」は、博覧会協会と12者の企業・団体が組織や企業、業界の垣根を超え、それぞれの知見と技術力を活かした共同出展事業。Society5.0が目指す未来の都市=経済発展と、社会課題の解決を両立する「幸せの都市へ」がテーマとなっている。
青木あすなろ建設とコマツによる「未来の水中工事」展示のイメージ
3編のショートムービーの内容は、1つ目は、1970年大阪万博の翌年に誕生した水陸両用ブルドーザーが時代を超え進化した水中施工ロボットによる「未来の水中工事」をサンドアートなどで紹介する「未来を描く水中工事」。
2つ目は「未来につなぐ水中工事」で、ICT機能・自動制御を備えた遠隔操縦の電動式水中施工ロボットにより、誰もがどこからでも活躍できる「未来の水中工事」を紹介する。
3つ目は、防災はもとより、再生可能エネルギーの推進や藻場・干潟の造成(ブルーカーボン)などにより、激甚化・頻発化する自然災害、地球温暖化から命や暮らしを守る「未来の水中工事」を紹介する「未来をつくる水中工事」だ。
そのほか、会場では水中施工ロボットのコンセプトマシンの精緻な大型模型や、3Dディスプレイによる水中の体験演出などでリアル感とワクワク感満載の展示が楽しめる。