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遂にサウナを大幅リニューアルした「竜泉寺の湯」総本山へ潜入!さらなる極上のスパ&サウナへと進化した5つのポイント

  • 2025年1月20日
  • Walkerplus

1989年に日本で初めて「スーパー銭湯」の業態を実現し、2000年に日本初の人工炭酸泉を温浴施設に導入した「竜泉寺の湯」グループ。“今行くべきサウナ”として「SAUNACHELIN(サウナシュラン) 2022」で全国1位を獲得した「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」(千葉県流山市)をはじめ、高い評価を受ける温浴施設を全国に8店舗展開している。

そんな「竜泉寺の湯」の総本山である「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」(愛知県名古屋市)が2024年12月25日に、館内のサウナや水風呂を新設するなどしてリニューアルオープン!取材で見えた、極上のスパ&サウナ体験が楽しめる5つのポイントを徹底紹介しよう。

日本初のスーパー銭湯「竜泉寺の湯」は名古屋発祥。本店「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」
日本初のスーパー銭湯「竜泉寺の湯」は名古屋発祥。本店「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」


■【ポイント1】瞑想セルフロウリュ「メディサウナ」誕生!
男湯の露天エリアにあった塩サウナが「メディサウナ」に生まれ変わった。もともと男湯には内湯にもサウナはあったが、多くのサウナーの「支店のスパメッツァのサウナがうらやましい」「本店にももっとすごいサウナが欲しい!」といった声に応える、充実の内容となっている。さっそく特徴を見ていこう!

本場フィンランドを思わせる「SAUNA」のネオン看板がかわいい「メディサウナ」
本場フィンランドを思わせる「SAUNA」のネオン看板がかわいい「メディサウナ」 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「メディサウナ」の内装は、落ち着いた木目が基調。テレビは設置されておらず、別名「瞑想(=メディテーション)サウナ」の通り、静かに己と向き合い、じっくりと汗を流すことができる空間となっている。2025年1月現在の設定温度は約95度だ。

壁に設置されたLEDライトは7色に変化。徐々に色が変わっていく光にも癒やされる
壁に設置されたLEDライトは7色に変化。徐々に色が変わっていく光にも癒やされる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


中央には、セルフロウリュ可能なストーブを設置。アロマ水はサウナストーンに直接かけるのではなく、注ぎ口に注ぐ。すると先の細い管から、均等にストーン全体へとかかる仕組みだ。



ストーブはMETOS(メトス)社の「iki(イキ)」を採用。サウナの本場・フィンランドで楽しまれているようなロウリュ浴を再現できる、爽快な熱気と熱波が魅力のひとつだ。また、サウナストーンは、フィンランドの建築雑誌で“最も優れたサウナストーン”として認められた「KERKES(ケルケス)ストーン」を使用している。

注ぎ口からアロマ水を注ぐと、管からサウナストーン全体に行きわたる
注ぎ口からアロマ水を注ぐと、管からサウナストーン全体に行きわたる / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

ストーブ上部に設置された遮熱板で、蒸気を拡散
ストーブ上部に設置された遮熱板で、蒸気を拡散 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


サウナストーブの上部に設置された遮熱板は円盤型。この形状により、効率よく蒸気を拡散させ、「メディサウナ」内のどこにいても、セルフロウリュの効果を十分に感じることができる。

男湯露天エリアのサウナとオーバーヘッドシャワー、水風呂
男湯露天エリアのサウナとオーバーヘッドシャワー、水風呂 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「メディサウナ」で“極上のととのい体験”を実現すべく、同じく露天エリアに水風呂「森の水風呂」を新設。また、すぐ隣には、サウナ専用のオーバーヘッドシャワー「きよめの滝」も登場した。「メディサウナ」と「きよめの滝」、「森の水風呂」は並んで設置されており、導線が素晴らしい。

少し深めに造られている「森の水風呂」
少し深めに造られている「森の水風呂」 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「森の水風呂」は、深さのある造り。ここにも、掛け湯・掛け水用のシャワーとカランが用意されており、ストレスフリーだ。

■【ポイント2】内湯のメインサウナが「バズーカロウリュサウナ」に!
男湯・女湯とも、内湯に設置されたメインサウナを全面改装。出入口のドアも新しくなったほか、壁や床の木材はすべて新しいものに貼り替えられた。サウナ内は、真新しい木材の香りで満たされており、リラックス効果抜群だ!

内湯のサウナは、木材を全面張り替え
内湯のサウナは、木材を全面張り替え / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

サウナ内の壁は、サイディング仕様に。木材も新しく張り直された
サウナ内の壁は、サイディング仕様に。木材も新しく張り直された / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


以前と比べると、よりモダンな内装となったサウナ。ストーブは以前と同じMETOS社の「isness(イズネス)」が2台設置されている。「isness」は、ストーンサウナと遠赤外線ヒーターを融合した、ロックフェイスサウナ。オートロウリュ機能を備えており、毎時0分と30分に発動する。

オートアウフグースを可能にした、パンカールーバー
オートアウフグースを可能にした、パンカールーバー / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


オートロウリュの熱さを増幅するのが、パワーアップした風の吹き出し口「パンカールーバー」。ここから吹き出す風がオートロウリュで発生した蒸気を自動的に撹拌、熱波にしてくれる“オートアウフグース”を可能に。これこそが、「バズーカロウリュサウナ」と名付けられた理由だ!

内湯にも「きよめの滝」を設置
内湯にも「きよめの滝」を設置 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


サウナの出入り口すぐ横には、オーバーヘッドシャワー「きよめの滝」も登場。頭のてっぺんからシャワーを浴びて、水風呂に備えよう。

■【ポイント3】水温10度未満!シングルの水風呂が登場
男湯・女湯とも、内湯に水温10度未満の水風呂が登場。サウナーの間では“シングル”と呼ばれている、キンキンに冷えたこの水風呂、導入している温浴施設は決して多くない。サウナとセットで最高の“ととのい”を堪能しよう!

通常の水風呂の隣に、“シングル”とも呼ばれる水温10度未満の「超冷水風呂」を新設
通常の水風呂の隣に、“シングル”とも呼ばれる水温10度未満の「超冷水風呂」を新設 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「超冷水風呂」の隣には、44度前後の「熱湯(あつゆ)」を設置。これにより、サウナと水風呂だけでなく、「熱湯」と水風呂の温冷交代浴も可能となった。自律神経の乱れを整え、疲労回復や、冷え性を改善する効果があると言われている温冷交代浴を体験してみるのもいいだろう。

「熱湯」は44度前後の温度を保っている
「熱湯」は44度前後の温度を保っている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「超冷水風呂」と「熱湯」の増設により、もともとあった「スーパー電気風呂」と「ジェットバス」が移動している。

「スーパー電気風呂」と「ジェットバス」は場所を移動
「スーパー電気風呂」と「ジェットバス」は場所を移動 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■【ポイント4】「天空の超ととのいエリア」がオープン!
“ととのい”に必要なのは、サウナと水風呂、そして外気浴。男湯には既存の外気浴エリアに加えて、「天空の超ととのいエリア」がオープンした。

男湯に登場した「天空の超ととのいエリア」
男湯に登場した「天空の超ととのいエリア」 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


「天空の超ととのいエリア」では会話厳禁。「会話される方は入場しないでください」との注意書きもある。静かな空間で最高の“ととのい”を満喫したい人には、うってつけのエリアだ。庄内川を望む開放感抜群のスペースで、癒やしのひと時を過ごそう。

「天空の超ととのいエリア」は階段を挟んで2つのエリアに分かれている。いずれにも竜泉寺の湯オリジナルの「スーパーととのいチェア」とデッキチェアを設置
「天空の超ととのいエリア」は階段を挟んで2つのエリアに分かれている。いずれにも竜泉寺の湯オリジナルの「スーパーととのいチェア」とデッキチェアを設置 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

“天空”の名に恥じない眺望も魅力。夜景も楽しめそうだ
“天空”の名に恥じない眺望も魅力。夜景も楽しめそうだ / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


また、男湯・女湯とも寝湯だった場所に、竜泉寺の湯オリジナル「スーパーととのいチェア」を増設した。

「スーパーととのいチェア」を洗い流すためのシャワーも設置されている
「スーパーととのいチェア」を洗い流すためのシャワーも設置されている / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■【ポイント5】女性用の塩サウナにハーブと泥パックを設置
女湯の露天エリアにあった塩サウナは、「ハーブ香る潤い森のソルトサウナ」としてリニューアル。美肌効果が期待できる塩サウナの効能とともに、日替わりでレモングラスやローズマリー、ヨモギといったさまざまなハーブの香りが楽しめるようになった。

女湯露天エリアの塩サウナは「ハーブ香る潤い森のソルトサウナ」にリニューアル
女湯露天エリアの塩サウナは「ハーブ香る潤い森のソルトサウナ」にリニューアル / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

日替わりハーブの香りが楽しめる癒やしの空間に
日替わりハーブの香りが楽しめる癒やしの空間に / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


さらに「ハーブ香る潤い森のソルトサウナ」には、誰でも自由に使える泥パックを常設。塩サウナで汗を流したあと、ミネラルたっぷりの泥を肌に塗って、さらなる美肌を目指そう!

ミネラルを豊富に含んだ泥パックが使い放題
ミネラルを豊富に含んだ泥パックが使い放題 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■ほかにもたくさんのリニューアルポイントが!
大きくリニューアルしたサウナや「天空の超ととのいエリア」などのほかにも、「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」には新サービスやリニューアルポイントが満載!

■・1人用サウナマット
各サウナで使える、1人用のサウナマットの無料レンタルがスタートした。素材は常設の大判サウナマットと同じ、タオル地。衛生面が気になっていた人も、これなら安心して“サ活”ができる!

常設の大判サウナマットの上に敷いて使用する
常設の大判サウナマットの上に敷いて使用する / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■・ReFaの高級ドライヤーを全台に設置
高温によるダメージを軽減し、髪にツヤやまとまりを与えるほか、短時間で乾くと人気の「ReFa」のドライヤーをパウダースペースの鏡前に設置。他施設では女湯脱衣所の一部だけに設置されている場合が多いが、「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」では男湯・女湯とも脱衣所にあるすべてのドライヤーがReFaとなっている。

男湯・女湯両方の脱衣所にReFaのドライヤーが登場
男湯・女湯両方の脱衣所にReFaのドライヤーが登場 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■・DHCの化粧水・乳液・ヘアクリーム
男湯・女湯両方のパウダールームに、自由に使えるDHCの化粧水・乳液が登場した。また女湯には、同じくDHCのヘアクリームも常設された。

パウダールームにはDHCのスキンケアが登場
パウダールームにはDHCのスキンケアが登場 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■・女性用岩盤浴着がリニューアル
岩盤浴を利用する際などに着用する専用の岩盤浴着が一部リニューアル。女性用の岩盤浴着が、黒地に赤色のトロピカルな柄が映えるデザインに変更となった。

女性用岩盤浴着にブラックが新登場
女性用岩盤浴着にブラックが新登場 / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA

岩盤浴専用エリア「forest villa」も人気が高い
岩盤浴専用エリア「forest villa」も人気が高い / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


■・休憩座敷に背もたれクッションを設置
温泉利用のみでも滞在できる「休憩座敷」。以前は背もたれが木の柵しかなかったが、新たに背もたれクッションを設けた。また、位置を移動できる小型テーブルの数も増え、多くの人がくつろげるスペースに。

「休憩座敷」にはカラフルな背もたれクッションを設置。小型テーブルも増設した
「休憩座敷」にはカラフルな背もたれクッションを設置。小型テーブルも増設した / photo by Kanji Furukawa / (C)KADOKAWA


サウナーをはじめとする多くのファンの期待に応え、遂に総本山のサウナをリニューアルした「天空SPA HILLS 竜泉寺の湯」。極上のスパ&サウナへと進化した、超人気の老舗スーパー銭湯で、最高の“ととのい”体験を堪能しよう!


【取材・文=民田瑞歩/撮影=古川寛二】

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