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シャアもニヤリ…「ヤツだ、ヤツが来たんだ」『ガンプラビルダーズワールドカップ12th トーナメント』日本大会決勝戦リポート

  • 2025年1月20日
  • Walkerplus

BANDAI SPIRITS公式のガンプラ作品(「ガンダム」シリーズのプラモデル)のコンテスト大会「ガンプラビルダーズワールドカップ(略称:GBWC)。その12回目となる「ガンプラビルダーズワールドカップ12th トーナメント」の世界大会決勝戦が、2025年2月22日(土)に実施される(開催場所は後日発表)。本稿では、それに先んじて2024年12月14日に行われた日本大会決勝戦・表彰式の模様をリポートする。
「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 12th TOUNAMENT」日本大会決勝戦に参加したガンプラビルダーたち
「GUNPLA BUILDERS WORLD CUP 12th TOUNAMENT」日本大会決勝戦に参加したガンプラビルダーたち


同大会は、U-14コース(14歳以下)、U-20コース(15歳以上20歳以下)、OVER-21コース(21歳以上)の3コース制になっていて、今回も大勢のガンプラビルダーがエントリー。シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』から、2024年に公開された『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』まで、新旧さまざまなタイトルにちなんだ作品が集まるなか、各コースでは以下の3作品が1位~3位に選ばれた。

■U-14コース(作品名/制作者)
「友へ…」/ゆわっしー(1位)
「次の機体へ…」/じゃぶち(2位)
「最前線」/nana(3位)
「やさしいきもち」/じょうじょう
「私の機体は近接戦用!援護はアンタよ!」/ぬめじ
「ニュータイプの感知」/ツナマロ
「二人の戦争」/たいき
「戦場は荒野」/アツキ
「ルナマリア専用パーフェクトインパルスガンダム」/ガンプラまな君
「彼等の居場所」/梅本匠
U-14コース・第1位に選ばれたガンプラ作品「友へ…」/作者:ゆわっしー
U-14コース・第1位に選ばれたガンプラ作品「友へ…」/作者:ゆわっしー / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

U-14コース・第2位「次の機体へ…」作者:じゃぶち
U-14コース・第2位「次の機体へ…」作者:じゃぶち / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

U-14コース・第3位「最前線」作者:nana
U-14コース・第3位「最前線」作者:nana / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS


■U-20コース(作品名/制作者)
「Beyond・The・AXIZ」/彦夏(1位)
「帰還」/kosei(2位)
「奴だ、奴が来たんだ」/トモハック(3位)
「キハールII・レックスキラー」/大地
「Seeking an oasis」/Shintaro
「マイティーストライクフリーダム レジンアート」/craft models
「シャア・アズナブル ~決着へ~」/黒龍
「彼の役目」/healthy
「G-DIVER」/ひろろと
「最後の出撃」/れんれん
【写真を見る】U-20コース・第1位の「Beyond・The・AXIZ」(作者:彦夏)をはじめ、個性豊かなガンプラ作品を30種類一挙に紹介
【写真を見る】U-20コース・第1位の「Beyond・The・AXIZ」(作者:彦夏)をはじめ、個性豊かなガンプラ作品を30種類一挙に紹介 / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

U-20コース・第2位「帰還」作者:kosei
U-20コース・第2位「帰還」作者:kosei / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

U-20コース・第3位「奴だ、奴が来たんだ」作者:トモハック
U-20コース・第3位「奴だ、奴が来たんだ」作者:トモハック / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS


■OVER-21コース(作品名/制作者)
「Regeneration」/FAグリーン(1位)
「海物」/蚊鳥(2位)
「ストライクガンダム Spec II 強制起動」/森田秀幸(3位)
「νガンダム -Nine Tail-」/きつねび
「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」/天狼(C)ルイス
「激闘のタクラマカンセット」/tokumago
「Doomsday ~DEVIL GUNDAM~」/るんびに
「焔」/K(ケー)
「最後のマガジン交換」/ヘルプ・ミー
「百年の可能性-百式-」/キリコ
OVER-21コース・第1位「Regeneration」作者:FAグリーン
OVER-21コース・第1位「Regeneration」作者:FAグリーン / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

OVER-21コース・第2位「海物」作者:蚊鳥
OVER-21コース・第2位「海物」作者:蚊鳥 / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS

OVER-21コース・第3位「ストライクガンダム Spec II 強制起動」作者:森田秀幸
OVER-21コース・第3位「ストライクガンダム Spec II 強制起動」作者:森田秀幸 / (C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS


各コース1位に輝いたガンプラビルダーから寄せられたコメントは、以下の通り。

【U-14コース:1位「友へ…」/ゆわっしー】『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の映画でイザークが出撃を迷うなか、ニコルのお墓に行き相談するシーンを思い浮かべ、PGストライクルージュを使いデュエルガンダムを作って、ジオラマで再現しました。いつまでもイザークの心のなかにいるニコルをブリッツで表現しています。

【U-20コース:1位「Beyond・The・AXIZ」/彦夏】『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のイメージボードに描かれたロングライフル装備の出撃シーンを独自解釈で作成しました。キットはスジボリ、ディティールUPに色分け、市販材料での電飾、大きな変更はしていませんが、細かい部分を詰めに詰めて、魅力を最大限発揮させる改修をしました。ジオラマはイメージボードの他に独自解釈で、ハンガー内部を再現しました。全て市販のプラバンと素材を使い作成し、宇宙でのハンガー内の汚れを意識して行いました。電飾は市販のテープライトを使い、管制塔とハンガー内照明を制作しました。時間をかけ妥協せず、細部までこだわった作品です。

【OVER-21コース:1位「Regeneration」/FAグリーン】自己修復を繰り返し、新たなる姿となり蘇ったターンXの起動シーンをジオラマにて制作しました。ターンX本体、月光蝶、台座、周りのオブジェクトは、様々なガンプラのパーツを組み合わせて作成しました。本体のポージング、月光蝶の形状、色調を工夫し、月光蝶を発動したターンXの恐ろしくも美しい姿を表現しました。

また、コース別に一般投票を行い、もっとも得票数が多かった作品は以下の通り。こちらで選出された作品の制作者にはAUDIENCE賞が授与された。

■AUDIENCE賞(作品名/制作者)
U-14コース「友へ…」/ゆわっしー
U-20コース「帰還」/kosei
OVER-21コース:「ストライクガンダム Spec II 強制起動」/森田秀幸

前述したように、2月22日には日本をはじめ、多くのエリア/地域からもガンプラビルダーが集まり、世界一のガンプラ作品を決定する「ガンプラビルダーズワールドカップ12th トーナメント」世界大会決勝戦が開催される。はたして、栄冠を勝ち取るガンプラは…?当日の盛り上がりに期待したい。

取材・文=ソムタム田井

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