
子どもにはこの言葉が効く! / 画像提供:エェコ(@nakiri_aik)
今年も“スギ花粉シーズン”がやってくる。早くも飛び始めた花粉によって、くしゃみや鼻づまり、目のかゆみなどに悩まされている人も多いのではないだろうか。そんな時に試してみたいアレルギー症状の治療法「舌下免疫療法」について、小学生の息子の治療体験をわかりやすく描いたエェコ(@nakiri_aik)さんの「息子がアレルギーで舌下免疫療法をはじめた話」を紹介。あわせて、作者のエェコさんにも話を聞いた。
■日本人に多い「スギ花粉症」の治療法としても有効な舌下免疫療法とは?
【漫画】「息子がアレルギーで舌下免疫療法をはじめた話」を読む / 画像提供:エェコ(@nakiri_aik)
息子がアレルギーで舌下免疫療法をはじめた話2 / 画像提供:エェコ(@nakiri_aik)
息子がアレルギーで舌下免疫療法をはじめた話3 / 画像提供:エェコ(@nakiri_aik)
エェコさんの息子さんは、元々ハウスダストのアレルギーがあり服薬をしていたのだそう。しかしあるとき、アレルギー症状がいつもより酷く出てしまったことをきっかけに「より専門的な治療を」という思いも含め舌下免疫療法をはじめることに。舌下免疫療法は、日本人に多い「スギ花粉症」と通年問題になる「ダニアレルギー性鼻炎」を根本的に治すことができるといわれており、アレルギーの原因であるアレルゲンを少量ずつ投与していくことで、長期的なアレルギー症状の緩和や根本的な体質改善が期待できる治療法である。
徐々に効く薬であるため、日々薬を服用することが何よりも重要なのだが「とにかく自分から薬を飲まないので、親の声かけが必要で困ってます(現在進行形)」とエェコさんは苦労しているのだそう。本作ではそんな子ども相手ならではのユニークな声かけ対策についても描かれており、「それでいいんだ」という言葉のチョイスに思わずクスッと笑ってしまう。気になる治療期間についてはとくに先生から言われているわけではないそうだが、エェコさんの感覚的に「もう少しかなと思っています」と教えてくれた。
幸いなことに副作用もなく着実に治療が進んでる息子さん。少しでも早く症状が改善されるように願いつつ、同じような子どものアレルギー治療にお悩みの方は、一度本作を読んでみるのもいいのではないだろうか。
取材取材:エェコ(@nakiri_aik)