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今週末(10月26日・27日)の紅葉見頃はここ!まもなく見頃を迎えそうな全国の紅葉名所ガイド

  • 2024年10月24日
  • Walkerplus

10月も下旬となり、東北や甲信越でも本格的な紅葉シーズンが到来。一方、気温の低い地域や標高の高い場所では今年の紅葉は見納めとなるスポットも増えてきた。今回は今週末(10月26日・27日)に美しい光景を楽しめそうな全国の紅葉スポットをピックアップして紹介する。
※各スポットの見頃は2024年10月23日時点の情報です。最新の情報は公式サイト等をご確認ください。
※そのほかの内容は取材時点の情報です。また、写真は2023年以前のものです。

■【北海道】今見頃の名所
■【北海道】洞爺湖周辺 / 洞爺湖畔沿いを散策しながら眺める紅葉は格別
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

北海道洞爺湖の西岸、洞爺湖を囲む大地の端にあるサイロ展望台からは、洞爺湖をはじめ、中島、有珠山、昭和新山等を一望でき、洞爺湖の大パノラマが広がる絶景のポイントだ。有珠山噴火記念公園は洞爺湖全体を見渡せるスポットで、紅葉のトンネルを通る散策が楽しめる。紅葉を満喫したあとは、周辺に点在する温泉でのんびりと疲れを癒やすのも一興だ。


■【北海道】大沼公園(散策路、大沼湖畔) / 秀峰駒ケ岳と湖沼の織りなす景色が美しい国定公園
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)

大沼湖の秋の風物詩わかさぎ漁が本格化するころ、大沼湖、小沼湖、じゅんさい沼などの湖畔一帯は色鮮やかに染まり始める。例年10月中旬から下旬ころ、カエデ類や、ヤマモミジ、ブナ、ナラなどの紅葉が見頃を迎え、湖と駒ケ岳(1131メートル)を望む景色に一層鮮やかさを添える。JR大沼公園駅が近く、アクセスも便利。散策路や湖畔周遊道路の紅葉もおすすめ。徒歩やサイクリング、遊覧船などからゆっくりと楽しめる。



■【東北】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所
■【東北・岩手県】栗駒山 / 栗駒山麓を一望できる絶景地
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

岩手、宮城、秋田三県にまたがる標高1626メートルの名峰、栗駒山。数々の花や高山植物に恵まれ、雄大な自然美を楽しめる。東北地方のほぼ中央に位置し、栗駒山の中腹には毎分6000リットル湧出する須川温泉があるなど、魅力的なスポットが点在する。秋は全山を覆うブナ、ナナカマドなどが紅葉し、登山と合わせて紅葉狩りができる。麓から見上げる山肌、上から見下ろす山肌それぞれが一面赤やオレンジに染まり、まさに絶景。


■【東北・山形県】天元台・西吾妻スカイバレー / 天元台ロープウェイの眺めは朝がおすすめ
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

天元台の入口である白布温泉の裏手から白布三十三観音への紅葉道は、桜、イタヤカエデ、ブナなど色とりどりの紅葉がトンネルを形成している。また、秘湯「新高湯」から天元台ロープウェイの脇を流れる湯ノ入沢は、ナナカマド、ヤマウルシ、ヤマブドウの赤が美しく、白布大滝、大樽川へと流れが続く。さらに、天元台高原の南東滝見台から見る明道沢は、ナナカマド、ヤマウルシなどの深紅とダケカンバの黄色、トドマツの緑色や滝の白色が鮮やかなコントラストを作り出す。


■【東北・福島県】安達太良山 / 色とりどりの紅葉が山の斜面を埋めつくす
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

福島県二本松市、安達郡大玉村、郡山市、耶麻郡猪苗代町の境に位置する標高1700メートルの山で、安達太良連峰の主峰。日本百名山の一つに数えられる。なかでも薬師岳(標高1350メートル)から見る紅葉が特に美しく、例年10月上旬から見頃を迎える。ミズナラやブナなど多種多様な木々が紅葉し、燃え上がるような鮮やかな色に染まる山肌が見事。比較的ゆるやかな登山道が整備されており、気軽に散策を楽しむのもおすすめ。



■【関東】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所
■【関東・群馬県】谷川岳 / 切り立った岩肌に紅葉のコントラストが映える
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

日本百名山のひとつ、標高1977メートルの谷川岳。頂上だけでなく稜線からの眺望も素晴らしく、10月上旬、天神尾根周辺のナナカマドが赤く染まると間もなく紅葉が始まる。谷川岳の東麓の一ノ倉沢の大岩壁は絶景で、みなかみ町を代表する名勝となっている。そのほかにも、山頂に続くロープウェイからは美しい山々の紅葉と空を一望することができる。


■【関東・埼玉県】秩父ミューズパーク / 秩父ミューズパークのイチョウ並木
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)

埼玉県秩父市にある公園、秩父ミューズパークのスカイロード(約3キロメートル)の両サイドに、約500本のイチョウ並木があり、例年10月下旬から11月上旬にかけて黄葉の見頃を迎える。また、園内のせせらぎ広場では、カエデが見事な紅色に染まる姿を見せてくれる。黄葉のトンネルの中をのんびりと散策したり、スカイトレインに乗車して眺めてみたり、秋の風情を楽しむことができる。



■【甲信越】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所
■【甲信越・新潟県】苗場ドラゴンドラ / 気軽にゆったり、およそ25分の空中散歩
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

美しい渓流の上などをアップダウンを繰り返しながら進む苗場ドラゴンドラは、片道約5.5キロメートルという日本最長の長さを誇り、およそ25分の長い時間にわたって紅葉を楽しむことができる。また、道中には、エメラルドグリーンに輝く神秘的な湖の「二居湖」や、14号柱と呼ばれる、まるで紅葉の世界に飛び込んでいくかのようなスリルを体感できるスポットもあり、迫力満点の空中散歩を満喫できる。


■【甲信越・新潟県】奥只見湖 / トンネルの先は湖を包み込むほどの紅葉が広がる
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)

長いトンネル(奥只見シルバーライン)を抜けると、紅葉に染まった木々が一面に広がり、湖畔にそびえる切り立った2000m級の山々が湖を囲んでいる。ブナの他にも、カエデやナナカマドなどが色づき、紅葉と湖の絶景を見物に来る人は後を絶たない。例年、10月中旬から11月上旬にかけて紅葉が見頃を迎える。


■【甲信越・長野県】戸隠高原鏡池 / 水面に四季折々の美しさを映し出す池
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

標高1200メートルの長野県戸隠高原を囲む戸隠山(標高1904メートル)や飯縄山が、色づいたカエデやモミジ、ブナなどで美しい秋の景色を見せる。特に鏡池は、池がまるで鏡のように、四季それぞれに絶妙な装いを見せてくれる。彩り豊かな山々が湖面に映るエリア屈指の紅葉スポット。


■【甲信越・長野県】上高地(大正池、河童橋周辺) / 黄金色のカラマツがシーズン終盤を演出
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

長野県の梓川にかかる河童橋から眺める穂高連峰は、季節を問わない景勝地として名高い。秋には、コハウチワカエデ、シラカバなどから上高地の紅葉が始まり、カラマツの黄金色がシーズンの終わりを演出する。大正池や田代池の湖面には木々の紅葉が鮮やかに映る。山頂が初冠雪すると、雪の白、カラマツの黄金色、針葉樹の緑という三段紅葉を眺めることができる。


■【甲信越・長野県】志賀高原 / 針葉樹と広葉樹のコントラストが美しい
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

標高1300~2300メートルの長野県志賀高原は、志賀山、横手山、笠ヶ岳、岩菅山、焼額山などの山々に囲まれ、山腹や麓には湿原や池、沼が点在。白根火山周辺や木戸池周辺、丸池蓮池周辺などといったスポットで、それぞれ異なる趣きの紅葉を楽しむことができる。紅葉の時期には、針葉樹の間で紅葉する広葉樹のコントラストが見事。また、標高の高いところでは初雪、すそ野では紅葉という光景も見ることができる。



■【北陸】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所
■【北陸・富山県】有峰森林文化村(有峰森林文化公園) / 雄大な薬師岳と有峰ダムを眼前に鮮やかな紅葉を望む
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)
ダム湖である有峰湖を中心とした一帯は、富山県の有峰県立自然公園に指定されており、湖畔の有峰林道をドライブしながら湖と周辺の豊かな自然が満喫できる。標高1100メートルの高原盆地で、有峰ダム近くには有峰の歴史・自然を案内する有峰ビジターセンターがあり、公園内ではテニスやバーベキュー、遊歩道の散策も楽しめる。


■【北陸・石川県】白山白川郷ホワイトロード(ふくべの大滝駐車場:標高900メートル付近) / ふくべの大滝の岩肌と紅葉が生む絶景
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)
白山白川郷ホワイトロードは石川県と岐阜県を結ぶ全長33.3キロの有料道路(普通車1700円、軽自動車1400円)。標高900メートル付近にあるふくべの大滝では、例年10月中旬から11月上旬にかけてヤマモミジ、カエデが紅葉する。落差86メートルの大滝と岩肌に映える景色が美しく、白山白川郷ホワイトロードの紅葉の名所の1つに挙げられる。



■【東海】今見頃・まもなく見頃を迎えそうな名所
■【東海・岐阜県】飛騨美濃せせらぎ街道 / 標高差によって長く楽しめる紅葉の名所
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)

岐阜県のほぼ中央を南北に縦断する、全長64キロのせせらぎ街道は、ドライブで紅葉を楽しめるスポットとしても有名。街道沿いのナラやブナ、カラマツなどの広葉樹が黄金色に姿を変える光景を見ようと、多くの人々が訪れる。特にめいほう高原周辺から高山市清見町へと抜けるルートは、自然色が強く感じられる景勝地となっており、標高差があるためその年の気候や場所によって見頃の時期が異なる。一番標高の高い西ウレ峠から順番に紅葉し、長い期間にわたって紅葉が楽しめる。


■【東海・岐阜県】新穂高温泉 / 絶景北アルプスと鮮やかな紅葉
色づき状況:今見頃(※2024年10月23日現在)

山々に囲まれる飛騨・高山エリアの新穂高温泉の紅葉は、毎年10月上旬から下旬にかけて見頃となり、辺り一面が鮮やかに色づく。新穂高ロープウェイから見下ろす景色は、赤や黄色の紅葉のグラデーションが美しく、まるで絵画のよう。10月中旬を過ぎた頃からは、秋晴れの日には真っ青な空に初雪を被った北アルプスと紅葉が織りなす絶景を望むことができる。周辺には源泉かけ流しの露天風呂があり、湯に浸かりながら紅葉を楽しめるため多くの人で賑わう。


■【東海・三重県】御在所岳(山上) / 山上散策で楽しむツツジの紅葉
色づき状況:色づき始め(※2024年10月23日現在)

御在所岳(標高1212メートル)の紅葉は10月中旬に山上から始まり、約1カ月かけてふもとの湯の山温泉街まで、ゆっくりと紅葉前線が降りていく。山上にはツツジ科の植物が多く自生しており、赤や橙に色づく。山上公園では紅葉した木々を眺めながらの自然散策が楽しめる。


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