自身の妊娠がきっかけで育児などの漫画を描くようになったしゃけなかほい(@syake8989)さん。お店を利用するちょっと変わったお客さんやクレーマー対応したエピソードなどコミカルに描き、今後の展開に注目したい作品がそろう。今回は、X(旧Twitter)にて投稿されている中からエッセイ漫画「スーパーのレジでバイトしていた時の話~噂のお客様~(10)(11)」を紹介するとともに、著者のしゃけなかほいさんに刺青の男性についても詳しく聞いた。
■見てはいけないものを見てしまった…
作者のしゃけなかほいさんは、SNSやブログでユーモラスなエッセイ漫画を投稿している。ある日、作者がスーパーでアルバイトをしていた時、レジに強面の男性が現れ、商品がたくさん入ったカゴを乱暴に置いた。作者は内心恐怖を感じながらも、ひたすら商品のバーコードを通し続けた。
すると、男性は「あのさ、姉ちゃん。24歳とか超えとる?」と睨みながら作者に話しかけた。その言葉に驚きつつも、平然を装い「いえ、まだ学生でして…」と正直に答えた。そのことについて、作者は「もしかしたら、夜のお仕事のお誘いだったのかもしれないと思うことがあります。当時は24歳以下でよかったです」と振り返り、「こんな怖い体験したのでその後はバイトを辞めようかと思うこともあり、いつか拉致されるんじゃないかと不安がよぎりました」と当時の心境を教えてくれた。
男性は「そうか」と言うと、会計を済ませたカゴを持ってサッカー台へ向かった。ほっとしたのも束の間、男性の後ろ姿を見て仰天した。作者は、その男性の背中にある大きな般若の刺青と目が合ったときは二度見してしまったが、見てはいけないと思いすぐに目を逸らしたそう。その様子について、「タンクトップから刺青が透けてるし、般若の角が丸出しの状態です。このお客さんの後ろは誰も並んでいませんでした…」と語った。
Xで話題になり、たくさんのコメントがついた本作。まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみてほしい。
取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)