総合プロデュース企業の株式会社八芳園が2024年11月23日(祝)から12月15⽇(⽇)まで、「TOKYO RED GARDEN 2024」を開催する。およそ400年の歴史を有する八芳園の日本庭園が期間限定で艶やかな赤一色にライトアップされるこのイベントは、今年で7回目を迎える。今年のテーマ「秋、謳う。」のもとさまざまな企画を用意し、特別な夜を演出するという本イベントについて、八芳園に見どころや注目ポイントなどを聞いてみた。また、記事後半では「TOKYO RED GARDEN 2024」のなかで特におすすめのコンテンツも紹介する。 過去に同イベントでライトアップされた八芳園の日本庭園の様子
今回のイベントについて八芳園に話を聞いた。
――「TOKYO RED GARDEN 2024」は今年で7回目とのこと。開催の経緯は?
2018年より始まった「TOKYO RED GARDEN 2024」は今年で7回目を迎えました。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、美しい四季折々の景色とともに、江戸時代より約400年の歴史を紡いできた八芳園の日本庭園。しかしながら、昨今の気候変動による影響を受け、八芳園の庭園にある紅葉はだんだんと赤色への色づきが弱まってまいりました。
そのような時代の変化がありながらも、「四季とともに暮らす日本文化に根付く日本の美しさを大切に受け継いでいきたい」という想いから、歴史ある八芳園の日本庭園をまるで真っ赤に染め上げるかのように赤く照らすライトアップを開始するようになりました。これが「TOKYO RED GARDEN」の始まりです。
――「TOKYO RED GARDEN 2024」の見どころは?
歴史ある八芳園の庭園において、日本の秋の燃え上がるような情景を、自然と調和するアートのようにも楽しめる幻想的な空間としてお届けいたします。
――「TOKYO RED GARDEN 2024」で特にイチオシの企画は?
今年は、初の試みとなるインスタレーションエリア(フォトスポット)を庭園内にご用意いたします。また、八芳園内レストラン「スラッシュカフェ」にて提供される、秋の庭園の景色を取り入れたような旬の味覚が満載のイベント限定メニューもお楽しみください。
■「TOKYO RED GARDEN 2024」注目コンテンツ
今年はインスタレーションエリアやレストランでのイベント限定メニューがイチオシということで、それらについて詳しく紹介したい。
■1.Garden Light Up ―庭園の木々を100個のライトが赤く照らし、幻想的な世界を創出 『TOKYO RED GARDEN』の過去のライトアップの様子
期間中は、約170本のもみじをはじめ八芳園の庭園の木々を100個のライトで赤く染める紅葉ライトアップを毎日実施。一部のスポットには今年初の試みとして、受け継がれる庭園の景色と光の演出が融合するインスタレーションエリア(フォトスポット)も展開する。日本の美意識が詰まった歴史ある庭園に現代的なライトアップが施される、まるでアートのような幻想的かつ非日常的な空間に浸ろう!
【4.RED GARDENオリジナルカクテル】 RED GARDENオリジナルカクテル(写真はイメージ)
赤くライトアップされた夜の庭園や八芳園の秋の庭園の景色をイメージした、イベント期間限定のカクテルとノンアルコールのモクテルも用意。色鮮やかなカクテルやモクテルを味わいながら、秋のひとときを過ごそう。
『TOKYO BLUE GARDEN』の過去開催時の様子
秋の「TOKYO RED GARDEN 2024」のあとは、冬のライトアップイベントとして好評の「TOKYO BLUE GARDEN 2024-2025」の開催も決定。赤い光景から姿を変え、庭園が青い光で照らされる神秘的な光景が広がるという。イベント期間中はさまざまなコンテンツも用意されているようなので、こちらのイベントにもぜひ訪れてみて。