表参道の表参道駅すぐのレストラン「DEK 青山」の2階『DEK DINING』にて、厳選した旬の国産青果の魅力を存分に味わえる平日限定の新しいランチコースの提供が始まった。ランチコースに込められた想いやメニューのこだわりについて担当者に詳しく聞いてみた。
――新ランチコースの狙いについて教えてください。
『DEK DINING』は昨年(2023年)の5月にオープンし、これまで国産青果を主軸としたディナーのフルコースとアフタヌーンティーをご提供しておりました。オープンより1年が経過し、より多くの方に当店に足を運んでいただき、国産青果の魅力を知っていただきたいという想いから、このたび気軽にご利用いただけるランチコースをスタートしました。
――今回のアイデアはどのようにして生まれましたか?
青果の老舗仲卸のバイヤーと密に連携を取り、青果のプロからそのとき最もおすすめの青果の情報を得て、料理に落とし込んでいます。そして料理のジャンルにはこだわらずさまざまな調理法からヒントを得て、厳選した国産青果をゲストがより楽しめるようにアレンジを加えてメニューを考案しています。また、さまざまな青果を少しずつ楽しんでいただきたいという想いから、前菜やデザートは盛り合わせスタイルでご用意しております。
――新ランチコースについて、目玉となるものを教えてください。
当店では、すべての料理に厳選した国産野菜やフルーツを使用しています。100年の歴史を誇る青果の老舗仲卸がプロデュースするレストランだからこそ、その時に本当においしい国産青果を確かな目利きで選び抜き、素材の魅力を最大限に生かした料理を提供いたします。
Aランチコースの選べるメインのひとつ「季節野菜のグリル」では、旬の国産野菜ならではの旨味や甘みを存分にお楽しみいただけます。素材本来の魅力をしっかりと味わっていただくために、旨味を閉じ込めながらシンプルに焼き上げました。Bランチコースのメインでは、実際にディナーコースで提供しているメイン料理をご提供していて、それぞれの青果にとって最適な方法で調理し、本当においしい日本の青果の魅力を一皿一皿にのせてお伝えしているディナーコース一部をお気軽にご体感いただけます。
――レストラン内装のポイントを教えてください。
甲板が由来の「DEK」にちなんで、内観はクルーズダイニング(=船卓)をイメージしております。床のデッキはもちろんのこと、壁や天井、建具や家具も、気鋭の建材メーカー「TIMBER CREW」が手がけた、国内でハンドメイド加工された木材を使用しました。船室を思わせる丸窓、そして木のぬくもりに囲まれた落ち着きのある空間で、非日常的な時間をお過ごしいただけます。また、さまざまなシーンでご利用いただきやすいボックス席を完備しておりますので、まわりを気にせずにゆっくりとお食事をお楽しみいだたけます。
――読者へのメッセージをお願いします。
当店が目指すのは、「春夏秋冬おいしい青果が身近にあふれる暮らし」です。青果のプロフェッショナルである老舗仲卸のバイヤーとシェフやパティシエがタッグを組んで、旬の国産青果の本当のおいしさをより多くの方にお届けするために、日本各地から厳選した国産青果を、その魅力を最大限に引き出した一皿に仕上げてご提供しております。青果本来のおいしさに触れ、青果をもっと好きになっていただけるようなランチやディナー、アフタヌーンティーをご用意しておりますので、ぜひご来店をお待ちしております。
素材からこだわり抜かれた一品一品が用意されているようだ。DEK DININGでちょっと贅沢なランチタイムを過ごしてみてはどうだろうか。
DEK 青山 『DEK DINING』 店舗概要
店舗住所 : 東京都港区南青山5-4-41 グラッセリア青山2F
電話番号:03-6803-8507
店休日: なし
席数:42席(ホール席28席、個室6席、半個室8席)
坪数 :35.57坪
ランチコース提供期間:2024年8月16日(金)~平日限定
ランチコース提供時間:11時~14時30分(最終入店13時)※要予約
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文=田中音羽