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アムロを絶対倒すマンだ!の声→「多彩な切り口でサザビーの魅力を表現」クリアキット×クリア塗料でツヤ感大幅アップ!

  • 2024年9月7日
  • Walkerplus

“推し活”を応援するトレンドメディア「Fandomplus」では、編集部が衝撃を受けた“推しガンプラ”を連載で紹介していく。本稿では本稿では、さまざまなバージョンのサザビーを製作し、SNSに投稿しているモデラー・DON-GURI(@ten10kozo)さんにインタビューを実施。製作にいたる経緯や、製作過程で最も苦労したポイント、この作品を通じて学んだことなどを振り返ってもらった。


■内部メカやハッチの開き方にもこだわりが光る

――各作品を制作される際、意識して取り組まれていることはありますか?

【DON-GURI】サザビーはガンダムベース限定の商品をはじめ、さまざまなバリエーションのキットが発売されていますが、それぞれのキットの特徴を活かして作ることを意識しています。基本的にRGやMGのキットは内部メカもディテールが細かいので、そこをガンダムマーカーで塗って。あとは外装をどうアレンジするのかで、作品のバリエーションとしています。

――製作過程で最も難しかった部分を教えてください。

【DON-GURI】内部メカの塗り分けも大変でしたが、外装にもこだわりがあって。一部のキットは水性塗料の筆塗りをしています。筆塗りなのでムラが出やすいのですが、重ね塗りをすることで、なんとか許容できる範囲に仕上げることができました。また、こちらはハッチオープンモデルの作品なので、針金を使ってパーツが開いているように仕上げたのですが、パッと見て針金が見えないようにするのも難しかったポイントです。

――これらの作品を手掛けるうえで、もっとも楽しかった部分は何でしたか?

【DON-GURI】ガンダムベース限定のクリアのRGを製作する際、クリアパーツの上にクリアレッドを塗るという手法を思いつき、試しにやってみたんです。キットのままのクリアパーツではおもちゃっぽい感じでしたが、クリアレッドを塗ることで艶が出て、印象がガラッと変わったのがおもしろかったです。これ以降、ほかのキットでも似た手法を使うようになったので、この経験は自分の中では大きかったですね。

――各作品で特に気に入っているポイントは?

【DON-GURI】RGサザビーのSIDE-Fキットは「ザリガニみたい」と言われているようなのですが、なんとかカッコよく仕上げたくて。大きなファンネルを逆さまに取り付けて印象を変えることを、福岡の店頭で思いついて試したところ、けっこういい感じに仕上がったので満足しています。

――これらの作品を通して、モデリングにおける新しい発見や学びはありましたか?

【DON-GURI】いろいろなサザビーを作ることで、ほかのキットにも使える技術を発見できたのは収穫でしたし、それらを用いることで表現の幅もさらに広がったと感じています。特に“クリアキットにクリア塗料を塗る”というアイデアは、個人的にもおもしろく、今まであまり興味がなかったクリアキットに対するイメージも大きく変わったので、これを機にほかにもいろいろ作ってみたいですね。


取材・文=ソムタム田井
(C)創通・サンライズ

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