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「衝撃のラスト」「予想外すぎるぞ」引きこもりがメイクして街に出たら…?「最後で一気に持ってかれた」の声も【作者に聞く】

  • 2024年8月15日
  • Walkerplus

これは「引きこもりがメイクして街に出たらばったり妹に会った話」である。引きこもり歴1年になる主人公が意を決して街に出た。“メイク”という鉄壁の鎧で身を固めたおかげか、まるで別人になれたようで外出の不安も薄らぎ、本人も「アバターで街を歩いているみたい…」と人混みを歩くことに慣れてきたそのとき、前方に見知った顔を見つけ心拍数が跳ね上がった…!!


そこには妹の姿があった。同じ家に住んでいながら1年も顔を合わせておらず、会話すらしていない妹。引きこもりの主人公が今回思い切って外に出た理由は、妹に言われたひと言がきっかけだった。その妹と街で出くわし、主人公はオロオロ…。このあと、読者を震撼させるまさかの結末が待っていた。「衝撃だわ」「予想外すぎるぞ」「まさかのオチw」と読者は作者の手のひらの上で転がされたことに最後のページで気がつくことに…!

この作品を描いたのは、漫画アプリ「パルシィ」(講談社)で「水曜姉弟」を連載していた小菊路よう(@TheeKick)さん。「水曜姉弟」は現在、単行本として4巻まで発行されている話題作だ。そのほか「激辛お嬢さまは自分を罰したい(講談社/全3巻)」や「佐伯さんは眠ってる(講談社/全5巻※作画担当)」も刊行している人気の漫画家・小菊路ようさんに、本作について詳しく話を伺ってみた。

――妹と仲直りするために、引きこもりからの脱却を試みるという作品ですが、読者の反応はいかがでしたか?

1話のみのショート作品であるにも関わらず、たくさんの方に読んでいただいたことが、まずはうれしかったです。最後まで読んで「そっちか!」と思ってくれた方が多かったようで安心しました。途中で予想がつく方もいるかな…と思っていたので。

――まさかの結末にコメント欄は盛り上がってましたね。

オチがわかったうえで、メイクした姿を「きれい!」「かわいい!」と好意的なコメントがいただけたのもうれしかったです。「なんで!?」「困惑!」というコメントも、オチがうまくいったのかなと思いながら拝見していました。

――一部の読者情報によると、本作には“幻の続編”があったとか…?

再びメイクして街に出た引きこもりが、またもや妹と遭遇…という内容の2話目があります。手直ししようと1度引っ込めたタイミングで別の漫画の連載が決まり、時間的に余裕がなくなってアップしないまま今に至っています。未だなお「続きを待ってます」というコメントを頂戴するので、時間と心の余裕ができたらアップしたいなぁと前向きに思っています。

――連載といえば、漫画アプリで連載していた「水曜姉弟」がついに完結したそうですね。

2024年5月で最終回を迎えました。そして、最終話まで収録した5巻を2024年中には発刊する予定です。

――全5巻で完結となるんですね!そんな「水曜姉弟」の見どころは?

26歳の社会人・トーコに、親の再婚によって13歳年下のナツという弟ができたところから物語は始まります。突然”姉弟”となった2人が、料理やノンアルコール飲料を一緒に作ることで徐々に打ち解けていくのですが、作中に登場する「ノンアルコール飲料」が人気です!読者コメントやファンレターで「自分も作ってみました!」とうれしい声をいただいています。

本作を読んだ読者からは「最後の展開で一気に持ってかれました」「最後に『あらぁ』って言葉が出ました」「衝撃のラストで、びっくりしました!」という感想が寄せられた。なかには、「主人公のスタイルと女子力が、私の最盛期より上で笑える」というコメントも。読者たちは何に驚いたのか…!?爆笑…いや、失笑してしまうであろう結末を、ぜひ楽しんでほしい。


取材協力:小菊路よう(@TheeKick)

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