Instagramやブログで日常の“あるある”漫画を配信しているシブヤツキミ(@shibuyatsukimi)さん。読者の中にもファンが多い食べ物や飲み物を擬人化した漫画シリーズをお届けする。
今回はスイーツではなく、スイーツを食べる時のお供、コーヒーと紅茶を擬人化。どちらもカフェインを含むところに着目し、シブヤさんが感じたままに描いたと言うが、いったいどのようなキャラクターとなっているのか。
※本記事は発売中の「“お菓子”な擬人化妄想日記」から一部抜粋・編集しました。
「コーヒー」君はスーツが似合う金髪イケメン、「紅茶」さんは高貴な女性というイメージで描かれている。それぞれどのようなキャラクターについて詳しく聞いてみた。
コーヒーは世界的にすごい人気があるが、とにかくカフェインが強い。「そのためコーヒー君は夜も眠らないパリピです」と話してくれた。紅茶は渋さもあるけど調節しやすく飲むとほっとするので、紅茶さんは癒し系。優雅なティータイムのイメージから上品な貴族なのだそうだ。
紅茶さんは貴族ということで、華やかなドレスで描かれる。2人のビジュアルでこだわった点を教えてもらった。
「コーヒー君はコーヒー色のカジュアルなスーツスタイル。紅茶さんの衣装は描くのが結構大変だったそうだが、その分とても気に入っているとか。「バラの付いた帽子がお気に入りです」と話してくれた。髪の毛は紅茶、ドレスはティーカップをイメージしているそう。
今回は、コーヒーへの怒りを漫画にしたかったそう。「喫茶店で飲んだコーヒーが苦すぎて描こうと思いました」と笑った。ミルクを入れても苦くて、コーヒーに付いてくるミルク、もっとたくさん欲しいと訴えたかったそう。著者は圧倒的に紅茶派らしく、描いている時、紅茶のことをすごく褒めていたのだが、よく考えたら紅茶も飲んだらコーヒーと同様に眠りにくくなることにも気がついたらしい。
ちなみに、シブヤさんは紅茶が好きすぎて、紅茶さんのキャラクターデザインは張り切り過ぎたそう。「ブラックコーヒーは飲めません。なんでみんな飲めるんだ…ってくらい飲めません(笑)。コーヒーは夕方以降に飲むと寝られなくなります。なので、できるだけ夕方以降は飲まない。寝られない時は諦めます」とシブヤさん。
筆者はどちらも好きでよく飲むが、寝られなくなった経験はほぼない。シブヤさんの紅茶さんへの溺愛ぶりに、コーヒー君にはちょっと同情の念を抱いてしまうが、好みは人それぞれ。喫茶店やコンビニなどどこでも出会える2人は、たとえ寝かせてくれなくても、私たちはきっと求め続けてしまうのだろう。