「アメリカ人は傘をささない」という話を聞いたことはないだろうか?アメリカだけでなく、そのほかの国でも日本ほど傘をささないという。今回紹介する漫画は、現在カルフォルニア州のロサンゼルスに在住しているkasutera(@kasutera5)さんが描いたアメリカあるある漫画だ。ロサンゼルスで暮らしているkasuteraさんは、日常のちょっとしたことに日本とアメリカの文化の違いを感じることがあるという。傘を持ち歩く文化がないというアメリカ人は、急な豪雨のとき、どう対処するのだろうか?
kasuteraさんは、友人2人と雨宿りをしていた。次第に強くなってくる雨、そして止む気配はない。「なんで天気予報見なかったんだよ!」「見ねーよ、んなもん」と言い争いを始めた友人たち。kasuteraさんは雨が降るたびに思うことがあった。それは“雨の予報が出ていてもアメリカでは傘を持ち歩く人は見ないし、雨の中でもへっちゃらで歩く人が多い”ということ。この問題についてkasuteraさんに話を聞いてみた。
――“ニューヨーカーは傘をささない”と聞きますが、kasuteraさんがアメリカに住んでみて、アメリカ人が傘をささない理由に思い当たりますか?
傘をささない理由を誰かに聞いたこととかはありませんが、日本と比べて雨の降る日が少ないからでしょうか?体感ですが…。だから傘を使う行為自体がなじんでないとか…?あと、夏限定の話かもしれませんが、湿度が高い日本と違って“濡れてもどうせすぐ乾くから”というのもあるかもしれません。あまり周りを気にしないアメリカならではです(笑)。
――確かに湿度の違いはあるかもしれないですね!
それとやっぱり車社会だからというのもあります。車があれば雨は関係ないですから。
――傘自体をあまり持ち歩かないのでしょうか?
私の周りだけかもしれませんが、そんな人ばかりのイメージです。開いてない傘を見ることがあまりないというか。天気予報で暴風雨がくるってわかっていても、装備しないで出かける人もいるくらいです(笑)。
――日本のコンビニでは必ずといっていいほどビニール傘が売っていますが、アメリカでも売っていますか?
アメリカに住んでから、ビニール傘って見たことないんですよね。折り畳み傘は売ってるんですけど…。
アメリカでは雨の中でもへっちゃらで歩く人が多い、と言ってもそれは小雨レベルでの話。さすがにどしゃ降りの場合、アメリカ人はどのような行動を取るのだろうか?このあと、kasuteraさんは友人たちの驚くべき行動を目の当たりにする。「…あれ、やるか」と友人のひとりがニヤリと声をかけると、もうひとりも「ああ」と薄ら笑いをする。一体、どんなヤバイ行動に出たのか、そしてその結果は?
日本は傘の消費量が世界一で、国民ひとりあたり平均3~4本の傘を所持しているらしい。そしていたる所に安価なビニール傘も販売されている。そんな日本ではなかなか見かけない光景だろう。今回紹介したエピソード以外にも、アメリカで実際に出くわした詐欺の話や、日本ではありえない“店員VS客”のバトル談など、日本とは異なる文化の仰天エピソードがいっぱいそろっているので、ぜひ読んでみて!kasuteraさんのSNSの更新頻度は「現在は月に1~3本のペースです」とのこと。規格外のエピソードや、意外と世界共通なのね…とクスッと笑えるエピソードもあるのでチェックしてみよう。
取材協力:kasutera(@kasutera5)