表情豊かで愛らしい柴犬のはちくんを主人公に、青森県での何気ない日常を切り取った映像が人気のYouTubeチャンネル「柴犬よりめのはちくん。」。毎日19時に更新されている動画は“素材のよさ”を生かしたシンプルな編集で、肩肘張らずにゆるく楽しめると好評!2023年10月現在で、チャンネル登録者数はなんと27万人以上を誇っている。そんな「はちくん」が体調を崩してしまったということで、その当時の様子や、病院だけで見せる“愛くるしい裏側”も、チャンネルを運営するママさんに聞いた!
―― 動画では、病院に行く前のはちくんは、たしかに元気がない様子でしたね。
【はちくんママ】前日から、お腹の調子が悪かったせいだと思います(汗)。近所にいるメスの子がヒート(生理)だった影響で、はちが興奮することも多かったので、その疲れも出ていたかもしれませんね。
――人間に置き換えると「あー、なんか今日ちょっとお腹痛いなあ〜…」とか、それくらいの気持ちだったのでしょうか。
【はちくんママ】柴犬は痛みに対して大げさな行動をするので、もしかしたら痛みはなかったかもしれません。お腹が痛いかどうかはけっこうわかりづらいんですよ。でも、はちは体のいろいろなところに不調が出やすいタイプなので、いつもと変わりがないかどうかを細かく見ています。今回はおならが多く、通常とは違う排便が3回続いたという変化でした。
――「大の苦手」なはずの病院に行くと言われているのに、はちくんはなぜテンションがあがり喜んでいたのでしょう?パパさんの「注射」という言葉にも動じていませんでしたよね?
【はちくんママ】人間の言葉をよく理解しているはずのはちですが、なぜか「病院」と「注射」というワードは覚えてないんですよね(笑)。「おやつ」とか「散歩」とか、自分に都合のいい言葉だけを覚えているのでしょうか(笑)。場所や待機時間、匂いなどで病院に近づいていることは察知できているようですが、毎回行ってから鳴いていますね。
―― すべてを察したあとのはちくんは、どんな様子でしたか?表情がもはや違う犬みたいでしたね(笑)。
【はちくんママ】地域で人気の動物病院に行っているので、毎回待機時間があるのですが、その間に鳴いたりしょんぼり落ち込んだりしていますね。今回は疲れもあるせいか、寝ていることも多かったです。
―― 実際に注射を打たれるときは、大人しくしていたのでしょうか?
【はちくんママ】ほかの方に迷惑をかけないように、病院内では撮影を控えているのですが、診察室に入ると毎回すごーーーーーーーく鳴いてます(笑)。一番鳴くのは注射の直前、準備している先生を待っているときでしょうか。看護師さんにホールドされて注射を打ちますが、毎回はちは鳴き叫んでいますね(笑)。はちの鳴き声が待合室までよく聞こえるので、診察が終わると毎回、待合室にいる見ず知らずの人から「よく頑張ったね」とお褒めの言葉をいただきます(笑)。
―― 一方、帰宅後は急に元気でしたね!薬がすぐに効いたのでしょうか。
【はちくんママ】注射は飲み薬よりも即効性が高いので、病院に行って注射してもらうとすぐによくなることが多いです。あと、緊張からの解放感で元気が出ているのでしょう(笑)。注射は、先生に何の効果があるかなどよく話を聞いてから打ってもらっています。とても親切で優しい先生と看護師さんのいる病院なので、安心しています。
―― やっぱり緊張していっぱい震えると、疲れちゃうんですね(笑)。
【はちくんママ】たぶん家にいる様子しか知らない人からすれば、病院内でのはちは別の犬に見えると思います。「はち、それは疲れるだろうね…」という鳴き方をします(笑)。怖いものは仕方ないんですが、病気は早く治したほうがいいので、今後も頑張ってもらうしかないですね(笑)。
―― ありがとうございました!
取材協力:柴犬よりめのはちくん。