2021年4月の退職をきっかけに、X(旧Twitter)に漫画を投稿し始めたやぎ公(@yagi_kou_)さん。30年間勤めた職場での経験などをもとに描く「ネコ谷さんは会社員」は、ふつうの会社員・ネコ谷さんや、現代っ子の憎めない後輩・チュー尊寺君など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる、意外とリアルな会社員生活を描いた漫画として注目を浴びている。
今回は、SNSについて描いた漫画を紹介するとともに、作者のやぎ公さんに本作について話を伺った。
同僚のウサ山さんからSNSにアップしていたお弁当を褒められ、喜ぶネコ谷さん。そんなウサ山さんのSNSを見ると、フォロワーが自分よりかなり増えていて…!?
本作について、作者のやぎ公さんに話を聞いた。
――本作の内容は、どういったことから着想されたのでしょうか?
SNSに漫画を投稿し始めたとき、最初に「いいね」や「フォロー」をいただけたのが暫く経ってからだったんですが…すごくうれしくて。1年近く経ってフォロワー数やいいねの数が増えるとともに、ほかの方の「いいね」や「フォロワー」数が気になり始めてしまって今日に至ります。でも、初心に返って「楽しかったときの気持ちを忘れないようにしよう」と、ふと思いまして、今回漫画のネタにしました。
――やぎ公さんご自身のXやInstagramも「いいね」や「フォロワー」の数が気になりますか?
もちろん気になります(笑)!ただ、いいねやフォロワーの数もそうなんですが、コメント(リプ等)に励まされることが多いので、温かいコメントが多いときは、本当にありがたく前向きな気持ちになれます。
――やぎ公さんがよく見るSNSがあれば、教えてください。
今、投稿している漫画がらみになりますが、やはり猫、猫漫画、グルメ関連のSNS投稿をよく見ます。あと、少し話が逸れますが、先日Xのフォロワー(@tokotoko_fav)さんが「ネコ谷さんカレー」を作って画像を投稿してくださり、それがうれしくてうれしくて、とても感動しました。こういった経験も含めて、SNSへの投稿を続けていてよかったなぁ…と思った次第です。
スタートしたときは投稿することが楽しかったけれど、慣れてくると周りの人のSNSとついつい比べてしまう…という人も多いのではないだろうか。皆さんは、周りの人のSNS、気になる?
取材協力:やぎ公(@yagi_kou_)
画像提供:トコトコ(@tokotoko_fav)