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知らなかったんだ!「梟が羽を渡す」それが求愛行動とは…羽を受け取った彼女の末路に大きな反響【作者に聞く】

  • 2023年9月28日
  • Walkerplus

自身の見た夢を「悪夢シリーズ」として描く(お)さかなのすりみ(@sago_okappa)。イベントで無配用に描いた「梟の羽を持つ友人」をXに投稿したところ「これ好き」「人外もので一番」などのコメントとともに3万いいねを獲得(2023年9月22日時点)。本作を描いたきっかけについて話をうかがった。


■山で仲良くなった梟がある日、迎えにきた?
ーー夢を具現化した悪夢シリーズとは違うテイストの作品ですが、今回の作品を描いたきっかけを教えてください。

イベントの無配用兼息抜きにほのぼの恋愛系を描いてみたかったのと、当時SNSで「一部の梟のオスの求愛は羽根を渡すこと」という話がバズっていて、それを見て「ええなぁ~~~~。そういうの好き~~~~~。描いてみた~~~~い」と思ったことがきっかけです。

ーー本作に3万いいねがついています。感想はいかがでしょうか?

びっっっくりしました。やっぱり、純愛系ほのぼの恋愛って素敵ですね…。ただ、読んでくれた方から「ほのぼのじゃない」という意見も複数頂いており、世間との認識のずれを感じております(笑)。

ーー羽は梟からのプロポーズだったわけですが、その前の2人の出会いなどは、設定にあるんでしょうか?

出会いについては、とくに考えていませんでしたが、羽根を受け取った主人公は、なんとなく登山が趣味かな、と思っています。だから出会いも、山なんじゃないでしょうか。もともとこの漫画は、主人公と2人で同居している友人目線での描写を想定しています。「シェアハウス仲間が山で知り合ったらしい大きな鳥に連れていかれて戻ってこない話」と「“探しています“の貼り紙のイメージ」で描きました。最初はホラー感強めだったのですが、途中でほのぼのに転向しました。

ーー続きを期待する声もありますが、いかがですか?

この後に続く展開を描くつもりはなくて…すみません。もし続きを描くとしたら、この梟カップルではなくて、近辺で起きた別の異種恋愛についてオムニバス形式で描いてみたいですね。描きたいと思っているネタはたくさんあるので、そのうち描くかもしれません。


山で出会った梟と人間。求愛行動と知らずに安易に羽を受け取ってしまい、友人はある日を境に行方不明となった。彼女がどう過ごしているのか描かれないラスト。読者が自由に想像できる余白こそ、続編を期待させるのだろう。

取材協力:(お)さかなのすりみ(@sago_okappa)

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