東京の上野公園内に位置する上野東照宮は、1627年に創建され、徳川家康公や吉宗公、慶喜公を祀る神社。金色殿をはじめとする豪華な建造物は、戦争や地震がありながらも崩壊を免れた貴重な江戸初期の建築として国の重要文化財に指定されている。
そんな同施設では、数々のダリアが咲き誇るイベント「上野東照宮 特別祭典 ダリア綾なす秋の園」が、2023年9月23日(祝)から10月29日(日)までの期間限定で開催されている。
同イベントでは、濃紅と桃、白色が気まぐれに交じり咲く珍しい品種「浮気心」や黒味を帯びた濃赤色が人気の「黒蝶」、「大和なでしこ」など100種200株以上のダリアを見ることができる。同じダリアでもまったく見た目が違うので、自分のお気に入りの種類のダリアを見つけてみてはいかが?
また、お月見やハロウィンなど時期に合わせた展示や寄せ植え、盆栽なども用意。展示によって雰囲気がガラリと変わるので、何度も足を運びたくなること必至だ。
ダリアのほかにも苑内では、穂を付けたような赤褐色の花が特徴的なワレモコウや秋の七草に数えられるフジバカマ、花の様子が孔雀の羽のように見えることから命名されたクジャクソウなど秋の花々を楽しめる。
旧寛永寺五重塔や東照宮の参道に並ぶ石灯籠とあわせた江戸風情の中で、ダリアをはじめとする秋の花々を眺める。そんなゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかが?なお、入苑料は中学生以上800円、会期入苑券2000円、小学生以下無料。
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