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経済や観光を活性化!デジタルで地域の課題を解決する画期的なシステム「旅先納税」「e街ギフト」とは?

  • 2023年8月28日
  • Walkerplus

株式会社ギフティが、ふるさと納税の新たな返礼品および寄附手段として、また、地域経済活性化の手段として、「e街プラットフォーム(R)」を活用した、全国の自治体への「e街ギフト(R)」および「旅先納税(R)」システムの提供を推進している。地域活性化だけでなく、旅行者の新たな体験の創出にも貢献していると注目を集めている。

■「旅先納税」「e街ギフト」とは?
自治体に「e街ギフト」と「旅先納税」システムを導入すると、ふるさと納税の一環として「旅先納税」実施から返礼品の受け取り・利用までの一連の行動を、“旅前”や旅先で喚起することが可能となる。旅行者が“旅前”や旅先で寄附を行いやすくなるため、ふるさと納税の促進だけでなく、観光誘致にもつながると考えられている。

寄附に加えて返礼品として受け取った電子商品券が旅先で利用されることで、よりスピーディーな地域への還元を実現し経済波及効果の向上も期待できる。受け取り・利用の際には、アプリなどのダウンロードは不要。加盟店での会計時に1円単位で利用できるだけでなく、支払い完了時に「消し込み」処理が行われ、そのタイミングで利用済みのチケットとして認識されるため、再利用等の不正利用を防ぐことも可能だ。

地域で利用可能な電子商品券の利用実績はすべて自動でデータ化されるため、加盟店における裏書や集計、請求が不要で、入金を含む精算作業にかかる時間を短縮することができ、加盟店への迅速な経済支援の実現もメリットのひとつ。

■山陰地方初は出雲市!「いずもe街ギフト」
2023年8月8日時点での全国の「旅先納税」導入は33自治体だが、なかでも島根県出雲市は2022年11月に締結した日本航空株式会社との業務提携契約のもと、両社の協業により「旅先納税」を開始した初の自治体だ。

出雲市は島根県の東部に位置し、北部は国引き神話で知られる島根半島、中央部は出雲平野、南部は中国山地で構成される自然豊かな地域。関西や中国地方などの近隣エリアからの観光客に加え、出雲市の空の窓口である「出雲縁結び空港」を有することから全国からのアクセスも良く、年間で82万人以上(※1)が航空機で来訪する。また、縁結びの神様として名高い「出雲大社」をはじめとした縁にまつわる神社や歴史的な名所が数多くあるほか、ご当地グルメや土産に出合えるフォトジェニックなカフェやスポットなども多く、季節を問わず幅広い年代が足を運ぶ人気エリアだ。
※1)出典:島根県 3空港の利用状況 出雲縁結び空港 年度別利用状況(2022度の利用者数を使用)

そんな出雲市では、7月18日より本サービスをスタート。寄附額に応じて1500円から30万円まで全8券種の「いずもe街ギフト」が返礼品として贈られ、市内の飲食店・宿泊施設をはじめとした加盟店71店舗(8月15日時点)での精算時に利用可能。加盟店での処理も簡単で、利用者のスマートフォンで「いずもe街ギフト」の二次元コード読み取り画面から、事前に店舗に設置された二次元コードを読み取ったあと、使用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払いが完了する。

■8月8日からは高松市と軽井沢町でもスタート
8月8日からは、高松市内と長野県軽井沢町でも「旅先納税」が開始され、高松市では返礼品として電子商品券「瀬戸の都・高松 e街ギフトSETOCO(以下、SETOCO)」が、軽井沢町では「軽井沢さわやかギフト」の発行がスタートしている。

■電子商品券「SETOCO」
香川県高松市は県庁所在地であり、四国各地への交通アクセスに優れた四国観光の拠点。JR高松駅のすぐ近くには、瀬戸内海の島々にアクセスできる海の玄関口・高松港があり、市中心部から気軽に島旅に出かけることができる。高松港から見える赤灯台、通称「せとしるべ」は世界初のガラス灯台で、2019年には「日本夜景遺産」にも認定され、「SETOCO」のロゴマークにもなっている。街中には魅力的なアートが点在しており、丹下健三やイサム・ノグチなど名匠たちの作品や、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」の作品が多数展示されている。また、瀬戸内海沿岸には海辺の倉庫街を再生したノスタルジーを感じる複合商業施設「北浜alley(アリー)」などもあり、注目スポットだ。

そんな高松市では8月8日より、本サービスがスタート。寄附額に応じて300円から15万円まで全15券種の「SETOCO」が返礼品として贈られ、市内の飲食店・宿泊施設・レジャー施設をはじめとした加盟店88店舗(8月8日時点)での精算時に利用可能となる。

「SETOCO」の決済方法は加盟店ごとに、「二次元コード認証(静的MPM方式)」と「giftee STAMP」(※2)の2種類から選択できる。「二次元コード認証」の場合は加盟店での利用時に、利用者のスマートフォンで「SETOCO」の二次元コード読み取り画面から店舗に設置された二次元コードを読み取ったあと、使用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払い完了に。

「giftee STAMP」の場合は、利用したい金額を利用者がスマートフォンに入力、入力後に表示される「SETOCO」の券面に、加盟店が電子スタンプ「giftee STAMP」を押印することで支払いが完了する。
※2)giftee STAMPとは、高セキュリティで電池不要の電子スタンプ。スマートフォンなど電子端末の画面に電子スタンプを直接タッチするだけで、eギフトおよびeチケットを個別に照合し使用済みと反映して処理することが可能

■電子商品券「軽井沢さわやかギフト」
長野県軽井沢町は長野県の東部に位置し、四季折々の美しい自然に囲まれている標高約1000mの高原や歴史的な建造物など多くの魅力がある地域。特に夏は涼しいため過ごしやすく、都心から車で約2時間、新幹線で約1時間半程度とアクセスも良いので、コロナ禍以前は年間で約800万人以上(※3)が訪れていた。例えば、旧軽井沢銀座や軽井沢プリンスショッピングプラザなどは大人から子どもまで楽しめ、軽井沢町のおいしい野菜や手作りのクラフト品などの特産品も人気だ。
※3)出典:令和4年度 軽井沢町の統計 125.観光客数の状況

そんな軽井沢町でも8月8日より、本サービスがスタート。寄附額に応じて、3000円から30万円まで全5券種の「軽井沢さわやかギフト」が返礼品として贈られ、町内の飲食店・宿泊施設・レジャー施設をはじめとした加盟店60店舗(8月8日時点)での精算時に利用できる。利用者のスマートフォンで「軽井沢さわやかギフト」の二次元コード読み取り画面から、事前に店舗に設置された二次元コードを読み取ったあと、使用金額を入力・確定し、加盟店に支払い完了画面を提示することで支払いが完了する。

ギフティは今後も、全国の自治体への「e街ギフト」および「旅先納税」システムの提供の一層の推進を目指していくという。同社によると「ギフトで人と街の間に、さまざまな縁を育むサービスを提供するというコーポレート・ビジョンのもと、『e街プラットフォーム』『e街ギフト』をより価値の高いシステムへアップデートし、これらの普及を通じて地域活性化および旅行者の新たな体験の創出に貢献してまいります」とのことで、今後の展開にも注目したい。

※「旅先納税」「e街プラットフォーム」は、ギフティの登録商標です
※「e街ギフト」は、ギフティおよび株式会社J&Jギフトの登録商標です

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