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キャンプ場徹底解剖!「BAMBOO RESORT MIHAMA 繋」(愛知県美浜町)|竹林に囲まれた空間で極上のキャンプ&グランピングを!

  • 2023年6月13日
  • Walkerplus

「BAMBOO RESORT MIHAMA 繋(つなぐ)」(愛知県知多郡美浜町)は、キャンプとグランピング、日帰りBBQなどが楽しめる複合アウトドア施設だ。名古屋市内からの所要時間は車で約60分という好立地ながら、自然豊かな環境の中で四季折々のアクティビティが楽しめることから、2022年夏のオープン以来、1年を通して人気を集めている。そこで今回、キャンプ好きライターが現地を徹底取材!その魅力をとことん紹介しよう。

■【ロケーション】美しい竹林に囲まれた非日常空間!海遊びにも好アクセス
「BAMBOO RESORT MIHAMA 繋」があるのは、愛知県知多半島の中ほどに位置する美浜町。名古屋方面から車で向かう場合、南知多道路・美浜ICから南西へ約15分走れば到着する。案内看板を見つけてからは、林と田んぼに囲まれた細い道を通ることになるので、運転にはくれぐれも注意しよう。公共交通機関を使う場合、名古屋鉄道知多新線・野間駅から無料送迎のサービスもある(予約時に申し込み)。

竹林を切り開いて作られた同施設はその名前の通り、敷地全体が美しい「BAMBOO(竹)」に囲まれている。そんな緑いっぱいのロケーションに加えて、車で約6分の場所には「野間海水浴場」があるので、“海キャン”と“山キャン”の“いいとこ取り”ができそうだ。

■【キャンプ】AC電源付きサイトに加え、オートサイトが2023年5月に登場
キャンプエリアは主にAC電源付きサイトと、2023年5月にオープンしたオートサイトの2種類。AC電源付きサイトは10区画あり、すべての区画に4×3.9メートルのウッドデッキが設置されている。ウッドデッキは、テントを設営したり、リビングスペースにしたりと自由に使える。

地面は芝生で柔らかく平らなので、キャンプ初心者でもテントやタープの設営がしやすそう。駐車場は少し離れた場所にあるが、荷物の積み下ろしの間はサイト前の通路に車を横付けすることができる。

オートサイトは全部で11区画ある。サイトはぐるりと竹林に囲まれており、竹のしなる音や野鳥の声が響いてなんとも心地いい。区画内は駐車スペースとテントスペースを分けてレイアウトされている。

各区画の間には主だった仕切りなどはなく、駐車スペースや竹の柱で区切られている形なので、隣の区画に入り込まないよう注意したい。こちらの地面はレンガチップのため、マットやコットを用意するのがおすすめだ。

なお、AC電源付きサイトの6番と7番、およびオートサイトの18番から21番までは、リードを着用すればペット同伴が可能。

すべてのサイトで焚き火はOKだが、直火は禁止されている。焚き火台と焚き火シートを使用しよう。

■【キャンプエリア設備】ピカピカで使いやすい!飲み放題プランもある
炊事場はAC電源付きサイトとオートサイト付近にそれぞれあり、AC電源付きサイト付近に男女別の温水洗浄便座付きトイレやシャワールームがまとまっている。ゴミステーションは管理棟前に1カ所設置。分別ルールを守り、マナーを守って利用しよう。

シャワールームは男女各2ブースずつあり、空いていれば予約不要かつ無料で利用できる。シャンプー、リンス、ボディソープが必要な人は、管理棟でアメニティセット(330円)を購入するか持参しよう。

管理棟の売店には炭(660円)や薪(広葉樹 4キロ770円)、歯ブラシ(220円)など、宿泊に必要なものはひと通りそろっている。また、美浜町出身である管理人が地元を盛り上げたいという思いで、地元みやげなどの販売も行っているので、ぜひチェックしてみてほしい。レンタル用品(テント1泊3850円、タープ1泊1980円ほか)も充実しているので、装備に不安があるキャンプビギナーにも安心だ。

キャンプ場としては珍しいユニークなサービスとして、ドリンク飲み放題プラン(ソフトドリンクのみ1100円、アルコール類を含む場合は2750円)が人気だ。ソフトドリンクはコーラやオレンジジュースなど計7種類で、チェックインから21時まで、生ビールやハイボールなどのアルコール類は16時から21時まで提供。空き缶などのゴミを出さずに好きなだけ飲み物を楽しめるのは高ポイントだ!

■【グランピング】広々ドーム型テントで極上の滞在体験を
グランピングエリアには、ドーム型テントが計5棟ある。ダブルベッドが2台設置されたテントが2棟、セミダブルベッド4台のテントが3棟あり、内装は海をイメージした「MARINEスタイル」と、シックで都会的な「MODERNスタイル」の2種類だ。用途や好みにあわせてチョイスしよう。

室内はもちろん冷暖房完備なので、夏も冬も快適に過ごせる。そのほか、ハンガーラックやヘアドライヤー、電気ポット、冷蔵庫、コーヒーメーカーなどもそろっており、ホテルさながらだ。広い窓があるので、室内から自然を眺めながら優雅に寛ぐことができる。

各テントにはウッドデッキとBBQグリル、テーブル&チェアが設置された屋外飲食スペースに加えて、専用のトイレとシャワールームがあり、プライベート感が確保されている。シャワールームには宿泊人数分のタオルやシャンプー、リンスなどのアメニティも用意。各サイト間は十分な距離があるので、隣の視線も気になりにくい。

グランピングの宿泊は、「2食付きBBQプラン」と「朝食付きプラン」、「素泊まりプラン」から選べる。せっかくなら、地元知多産の海産物や知多牛、地元産野菜などの豪華な食材をBBQで堪能できる「スタンダード2食付きBBQプラン」がおすすめだ。朝食が付くプランには、施設系列の老舗旅館「紅葉屋旅館」の4代目料理長が監修した和朝食が提供される。「朝食付きプラン」と「素泊まりプラン」の場合は、食材を持ち込んでBBQもできる(BBQ設備レンタル3300円)。

グランピングエリアの中心には共有の焚き火スペースがあり、自由に火を焚くことができる。夜間は竹林がライトアップされるので、幻想的な雰囲気の中、焚き火の周りに腰かけて、ゆったりとした時間を過ごすのもいいだろう。

宿泊以外にも、手ぶらで利用できる「日帰りBBQプラン」も用意。10時30分から13時まで、13時30分から16時までの2部制で、コースは予算に応じて2種類(BAMBOOコース4400円~、繋コース6050円~)あるが、どちらも美浜産の食材をふんだんに使った絶品BBQを楽しめる。

■【過ごし方】五右衛門風呂にタケノコ掘りやいちご狩り…四季の自然をまるごと満喫
自然豊かなロケーションや充実した設備だけでなく、この場所ならではのアクティビティが満喫できるのも同施設の魅力だ。現時点ではプランとして公開されていないが、春はタケノコ狩り体験、夏季は流しそうめん体験など、季節ごとに竹を活用した貴重な体験ができるそう。時期や価格などの詳細は問い合わせてみよう。

冬季(12月〜翌5月予定)は、管理棟の裏手にあるいちご狩り施設がオープン。宿泊者には限定プランもあるので、予約時に確認しよう。いちご狩りのシーズン外でも、「いちごスムージー」(800円)や「いちごおり」(700円)など、自家製のいちごを使用したスイーツを管理棟の売店で通年販売している。

さらに、五右衛門風呂体験(1セット約90分 3300円)や、竹灯篭制作体験(5歳以上1人2750円)など、1年中楽しめるユニークなアクティビティも用意。キャンプビギナーはもちろん、ファミリーや友人同士、ロマンチックに過ごしたいカップルまで、幅広いニーズに対応する極上のアウトドア施設と言えるだろう。



取材・文=前田智恵美/撮影=古川寛二

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