世界で一番有名なペンギンこと「ピングー」が、国立極地研究所の創立50周年記念特別アンバサダーに就任した。
国立極地研究所は、1973年9月29日に創立した大学共同利用機関のひとつ。毎年観測隊を送り出し、極域の観測をもとに総合研究を行なっている。南極と北極に合わせて5つの観測基地を持っていて、南極に昭和基地を設置したのも同機関の前身となる研究所なのだそう。
アンバサダーに就任したピングーは、イベントやSNSなどを通じて同機関の50年に及ぶ歴史を伝え、極域科学の普及や発展に繋げる重要な役割を担う。
ピングーの公式Instagramと国立極地研究所の公式Twitterでは、コラボ投稿がすでにスタート!記念すべき初投稿は、南極地域観測隊と合流したピングーとピンガのぬいどり(ぬいぐるみを被写体に使った写真)ショットで、昭和基地開設記念日である1月29日にシェアされた。「ピングー南極物語」と題したコラボ連載とのことで、今後は南極の自然や観測隊の活動を紹介していくという。
ピングーは環境保護に向けた活動が活発で、現在も「PINGUの住んでいる南極の氷を守ろう/Earth Friendly/地球に優しく、私たちにできること」と環境メッセージを発信中。また、これまでに環境省推進のアンバサダーを務めた経験もあり、国立極地研究所50周年の記念アンバサダーとしての任務も、華麗にこなしてくれそうな予感大!
氷河やオーロラで有名な南極は、ピングーたちのホームタウン。日本から1万キロ以上も離れたこの地の、知られざる日常に触れられるまたとない機会をお見逃しなく!
(C) 2023 JOKER