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【11月11日公開】映画『すずめの戸締まり』公開記念、新海誠監督作品の好きなアニメタイトルをリサーチ【1276人に調査】

  • 2022年11月10日
  • Walkerplus

2022年11月11日(金)に公開を控える新海誠監督の最新映画『すずめの戸締まり』。10月・11月には、同監督作品である『君の名は。』『天気の子』が地上波で放送。『すずめの戸締まり』の特別映像も公開され、好評を博した。

これを受けて、ウォーカープラスでは“新海監督作品の好きなアニメタイトル”をリサーチしてみることに。当サイトの読者1276人にアンケートを実施し、好きなタイトルと理由を挙げてもらった。また、それに合わせて『すずめの戸締まり』への関心や、原作小説に対する認識なども分析。得られた結果を、新海監督から寄せられたコメントとともに紹介する。
(※集計期間:2022年10月28日(金)〜11月2日(水) 結果のパーセンテージは小数点以下切り捨て)

■【Q1】新海誠監督のアニメ作品、どれが一番好きですか?

まずは「新海誠監督のアニメ作品、どれが一番好きですか?」という質問に対する回答から。全12作の得票数を比率で表したところ、以下の結果となった。

1位:君の名は。 (67.24%)
2位:天気の子 (15.36%)
3位:言の葉の庭 (5.49%)
4位:秒速5センチメートル (5.09%)
5位:猫の集会 (1.96%)
6位:彼女と彼女の猫 (1.25%)
7位:ほしのこえ (1.25%)
8位:雲のむこう、約束の場所 (1.18%)
9位:星を追う子ども (0.39%)
10位:彼女と彼女の猫 Everything Flows (0.31%)
11位:笑顔 (0.24%)
12位:だれかのまなざし (0.24%)

圧倒的な得票数を記録したのは、新海監督の名を世に知らしめるきっかけになった『君の名は。』。67.24%(858票)という支持率で、本作から新海監督作品に興味を持ち、それ以前に制作された作品も観るようになった…というファンも多いようだ。

上位5作品に寄せられたコメントのなかから、印象的なものを抜粋して紹介しよう。

1位:『君の名は。』
・「映像も音楽もストーリーも最高。ラスト辺りの謎が解けていく感じもよかった」
・「観れば観るほど話がつながっているのがわかって、不思議な世界に引き込まれる。曲も素敵で、映画館に何度も足を運んだ作品」
・「入れ替わりだけでなく、時空を超えたお話であるところにロマンを感じました」
・「男の子と女の子が入れ替わって、未来と過去も入れ替わって。複雑に連鎖してる時代背景や音楽が、映像とすごく合っていて素敵だなぁと思いました」
・「音楽とストーリーの展開が合っていて、疾走感のあるところがいい。一度目は話が理解できない部分もあったけど、繰り返し観ることでよさを噛み締められた名作」
・「映像も曲も好きですけど、物語後半のどんでん返し、終盤の涙なしでは観られないところが好きです」
・「映画館で10回は観ましたが、瀧くんが三葉の手に“すきだ”と書くくだりは、毎回きゅんきゅんと切なく泣きます」
・「前半のテンポのよさ、後半のせつなさ、バランスがとれていて、時間の長さを感じさせないエンターテインメント作品だと思います」
・「試写会で観させてもらったのですが、こんなにも世界観に引き込まれ、客席全体が一体感に包まれる経験はしたことがなかったので、とても思い出深い作品です」
・「映像、音楽、ストーリー、キャラ、どれもトップクラスのアニメ映画だと思います。男女の入れ替わりからあんな展開になるとは、想像もできなくて、何度観ても楽しめます。序盤はスピード感があって楽しいし、中盤のふたりの気持ちが向き合い始めてからは、すごくもどかしくなって。そうして終盤の怒涛の伏線回収には、本当に感服させられます。新海作品、素晴らしい作品が多いですが、やはり本作がNo.1です!」

2位:『天気の子』
・「ストーリーが秀逸で、見ているうちにぐいぐいと作品の世界に引き込まれました。自分も10代のころは、主人公のようにどこか遠くへ行きたかったし、もしヒロインのような境遇だったらどうするか…など、いろいろと考えさせられる要素が多くて、最後まで目の離せない作品でした」
・「映像のきれいさは言うまでもなく素晴らしく、そのうえで“雲の切れ間から光が差し込むシーン”などはキラキラしていて。すごくワクワクしながら観た記憶が、今も鮮明に残っています」
・「若者たちのお互いを想い合う気持ちが純粋で、心を動かされました」
・「やんわりしているようで、緊迫したシーンも満載なのがいいですね。独特の情景も相まって、非常に魅力的に感じました」
・「人間と天候は切っても切れない関係なんだな…と、改めて実感させてくれる作品。現代社会とファンタジー、そこに御伽話の要素も盛り込んだ内容で、最後まで夢中になって観させてもらいました」

3位:『言の葉の庭』
・「先生と生徒の淡い恋物語を、美しい映像&卓越した言葉のセンスで“唯一無二の世界観”に落とし込んだ完璧な作品だと思います」
・「ユキノ先生が泣きながら心情を吐露する場面に、観ていて心を揺さぶられました。時間は短いけれど、いつまでも余韻に浸れる印象的な映画です」
・「なによりも映像美!そして音楽!エンディング間際の曲の入り方も神がかっています!舞台となるのが新宿御苑なので、聖地巡礼をしやすい点も魅力です」

4位:『秒速5センチメートル』
・「冒頭のセリフが印象的で、新海誠作品といえば本作を一番に思い出す」
・「圧倒的映像美。桜と“実らない切ない初恋”とのコントラストが最高です。夏の最後のサーフィンのシーンも、ロケット発射シーンも、夜空に紙飛行機を飛ばすシーンも大好きですが、やはりラストの桜の踏切のシーンがいちばん美しいなと思います」
・「ひたすら切ない。SFと一括りにするにはあまりにも辛く切ない恋愛ドラマ。過去にもこの手の設定はあったが、この短時間で描き切った“決して戻らない時間”が障壁になるドラマはほかにない」

5位:『猫の集会』
・「猫が好きだから見ていて癒やされる」
・「わが家の猫も同じ気持ちなのかなあと思ってしまう」
・「猫は人間のことをこんなふうに考えているんだと思うと、ちょっと怖くもあり、おもしろくもあった。でも憎めなくてかわいい猫ちゃんに仕上げているところがいい」

■【Q2】映画『すずめの戸締まり』を見たい?

続いての質問は「映画『すずめの戸締まり』を見たい?」で、その結果がこちら。

はい(80%)
いいえ(19%)

アンケートに答えてくれた読者のうち、「見たい」という意見は全体の4/5(1030票)になり、この結果からも同作に対する期待値の高さがうかがえる。

■【Q3】小説『すずめの戸締まり』を読んでみたい?

こちらは、新海監督書き下ろしの原作小説についての質問。『小説 すずめの戸締まり』は8月24日に発売され、オリコン週間文庫ランキングで初登場1位を獲得した一冊(※9月2日付・オリコン調べ)。アンケートの結果は以下のようになった。

はい(59%)
いいえ(40%)

本作に限らず、小説と映画の両方で“物語の世界観”を楽しめる作品は多々あるが、小説では心理描写などが活字で細かく表現されているため、小説→映画の順に見ることで、キャラクターたちの内面や関係性がわかりやすくなる…という意見も。

ちなみに本作の場合、小説と映画は同時進行で制作されたという。監督自身もふたつの表現方法で物語を構築することでさまざまな発見があり、それらは作中にも活かされている…と話してくれた。なお、「小説を先に読むメリット」については、インタビューの際、以下のように語られた。

「小説を読んでくださった方々には、映画での“情報の圧縮され具合”にも驚いてもらえると思います。小説では2ページを費やした描写が、映画ではわずか1秒で描かれていたりするので、その詰め込み具合にも注目していただきたいです。またその逆で、ほんの一瞬のシーンであっても、小説を読んでおくと、その場にいるキャラクターたちの感情を瞬時に理解できるので、先に小説に触れておいてもらえれば、映画に集中できて何かとお得だと思います」(新海誠監督)

■【Q4】映画と小説、先に見る(読む)ならどっち?

ここまでの流れを受けて、最後の質問は「映画と小説、先に見る(読む)ならどっち?」といったものに。こちらに関しては「映画が先」と考えている人が多いようで、以下の結果となった。

映画(67%)
小説(32%)

先ほどの質問に対して「小説を先に読むメリット」を紹介したものの、新海監督としてはそこにこだわりはないようで、「映画は映画だけで楽しめるし、小説も小説だけで十分楽しめるようになっているので、両方見なければ…というものではありません。固執し過ぎず、自由なスタイルで楽しんでいただきたい」とのこと。

ただし、両方を見る(読む)ことで、得られる楽しみは2倍にも3倍にも膨れ上がる…らしく、こちらについて質問したところ、以下のように答えてもらえた。

「映画というのは、“喜びを表すために、口角をちょっとだけ上がる”といった感じで、時間にすると1秒にも満たない、一瞬の表情の変化などで感情が表現されることが多いですよね。かなり意識して見ていないと、膨大な量の情報がただただ目の前を通り過ぎていく。そういう物語の奔流に身をゆだねることこそ映画の楽しさですが、本作も映画としてのテンポが速く、どんどんいろんな出来事が発生する物語なので、すべてを深く理解するのは大変かもしれません。

もちろん、映画単体として最後まで見ていただければ、一度の視聴で“こういうテーマの映画だったんだ”ということが自然に伝わる内容になっていますが、あらかじめ小説を読んでおけば、“あのキャラクターはどういった感情で、あんな行動をしたのか?”といったことがすぐに理解できるので、より深く物語の世界に没入していただけると思います」(新海誠監督)

11日より公開される、この秋いちばんの話題作『すずめの戸締まり』。本記事では、小説→映画の順で見ることの魅力を紹介したが、もちろん映画だけも十分楽しめる。先に映画を見て、後から小説を読むことで人間関係などを考察していく…といった楽しみ方もできるので、自分に合った自由なスタイルで『すずめの戸締まり』を堪能しよう。



文=ソムタム田井

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