「ポッター平井の激推しアイドル!」第269回は、峰島こまきが登場!『ナナランド王国の魔法使い』がコンセプトの7人組アイドルグループ「ナナランド」に所属し、グラビアでも活躍中の彼女が、2022年10月17日に1st写真集『ふるさと』(扶桑社)を発売した。
今回は発売を記念して、出身地の静岡県で撮影された写真集に関するエピソードはもちろん、気になる近況や、今夏のアイドルフェスの思い出なども聞いた。
■「TIFアイドル総選挙2022」で流した悔し涙
――Instagramのフォロワーが10万人を突破!おめでとうございます!
「ありがとうございます!今回の写真集のオフショットのランジェリーカットがバズりまして、フォロワーさんが1万人ぐらい増えたので、すごくうれしいです。10万人の方に見られているという自覚を持って、がんばっていきたいと思います」
――インスタの投稿で心掛けていることは?
「私がアイドルをしていることを知らない方もいらっしゃるので、アイドル活動の情報というより、私の好きなアニメのこととか、普段の私を知ってもらえるように意識しています」
――9月3日に「大好きな秋だ~!楽しみなことがたくさん」と投稿されていました。具体的にはどんなことを楽しみにしていますか?
「大好きな月見バーガー、ブドウ、モンブランとか旬のおいしいものを食べることが楽しみです。あと暑いのが苦手なので、『涼しくなってきたな~』という感じが好きですね。誕生日(11月17日)もあるので、秋が大好きです」
――今年の夏の活動を振り返ってみたいと思います。「TIF 2022」(8月5~7日)の企画として今年初めて行われた「TIFアイドル総選挙2022」で、ナナランドさんは2位になりました。
「『イベントに参加しませんか?』というお話をいただいた時に、結成5年以内という出馬条件があって、ナナランドは今結成5年なのでラストチャンスだったんです。ナナランドは今まで総選挙みたいなイベントにはほとんど参加したことがなくて、唯一参加したのが2018年のTIFのメインステージ争奪戦でした。それを経験したのが今のメンバーのなかでは私と大場はるかの2人だけでしたし、そういうイベントに参加することでグループとして成長できて、ファンの皆さんとの絆も強くなるので、みんなで話し合って参加しました。この夏1番の思い出です」
――もちろん1位を目指していたと思うので、悔しさもありますよね。
「勢いのあるアイドルさんがたくさんいらっしゃって、『3位以内に入ればいいね。精一杯頑張ろう!』っていう感じだったので、『ファンの皆さんすごい!私たち、やるじゃん!』と感動していました。私たちも全力を出せたと思いますし、ファンの皆さんと気持ちが1つになったので、やりきれたなと思ったんですけど、終わった後は全員で悔し涙を流して…。今までそういうこともなかったので、いい経験になったと思います。来年はもう参加できないですけど、今年メインステージに立てなかったので、来年はメインステージに立ちたいです!」
――「@JAM EXPO 2022」(8月26~28日)では、ナナランドとして初めて横浜アリーナのメインステージに立ちました。
「リハーサルの時点からみんなワクワクしていて、ここはこう広がって…とか、いろいろ話し合いました。メインステージはやっぱり緊張して涙が出そうだったんですけど、たくさんの方にアピールしたいなと思って、最終的に楽しくライブが出来ました」
――@JAMでは毎年期間限定ユニットが結成されますが、今年の期間限定ユニット「You Never Know」のメンバーに選ばれました。
「オファーが来て、びっくりしました(笑)。プレッシャーもすごくありましたし、人見知りなので最初は不安だったんですけど、そのユニットの2人(「クマリデパート」優雨ナコ、「MyDearDarlin’」咲真ゆか)がすごく優しくて、参加できてよかったです」
――舞台裏ではたくさんのアイドルさんと写真を撮って、連絡先もゲットされていました。
「昔に比べて、ほかのアイドルさんから話しかけられることが減ったんです。たぶん私から話しかけづらいオーラが出てしまっていて(笑)。だから私から話しかけて仲良くなって、連絡先を交換したんですけど、その後は誰とも連絡を取っていないので…がんばります!」
――親友の「26時のマスカレイド」(通称:ニジマス)の来栖りんちゃんとはフェスの現場で会えましたか?
「会えました!ニジマスさんのライブも観させていただいたんですけど、すごくキラキラしていて、やっぱりすごいなぁと思いました。アイドルとしての来栖りんと話せるのも最後なんだなぁと思うと、寂しいです」※ニジマスは10月30日(日)に解散予定
■実家での撮影も!?「うちの家族は、いい家族です!」
――1st写真集『ふるさと』が10月17日に発売されました。写真集を出すことが念願だったそうですが、その思いはいつ頃からあったんですか?
「写真集を出したいと思ったのはグラビアを始める時なので、2年半前頃からです。もともとグラビアをやる予定はなかったんですけど、ほかのメンバーがグラビアを始めるタイミングで私もグラビアのお話をいただいて、ここでやらなかったら後悔しそうだなと思いましたし、ほかのメンバーもがんばっているのに、何もやらずにグループの戦力になれないのは嫌だなと思って、『グラビアをやりたいです』って言いました。その時に来栖りんの写真集も見ていたので、峰島こまき個人として残せるものは写真集かなと思って、写真集を出すことを目標にしていたんですけど、こんなに早く達成できるとは思っていなかったので、びっくりしています」
――写真集の発売が決定した時の心境は?
「『私で大丈夫なのかな?』という気持ちももちろんありましたが、写真集を出せる喜びに浸りながらも『まずは体をしぼらなきゃ!』という気持ちが大きかったです」
――タイトルの由来を教えてください。
「地元の静岡県で撮影させていただいたんですけど、みんなが私の実家に一緒に帰ってきたみたいな気持ちになれたらいいなと思って、『ふるさと』というタイトルになりました」
――まさに実家でも撮影されたそうですね。
「2泊3日の撮影スケジュールの1日目に撮影しました。親が撮影場所にいることがすごく新鮮でした(笑)。おじいちゃん、おばあちゃんも一緒にいてくれたんですけど、恥ずかしがらずにリラックスして撮影できたので、初日に実家に行けて良かったなと思います。私の家族はみんな、本当に喋ることが大好きで、人との交流を大切にする人たちなので、撮影チームの方からも『いい家族だねぇ』って言われました(笑)。だから自信を持って、これから言っていこうと思いました。うちの家族はいい家族です!」
――写真集にはそんな空気感があふれ出ている?
「あふれ出ていると思います。インタビューページに家族の写真もあるので見てください!」
――沼津市にある廃校になったスタジオでは、制服姿での撮影も。
「学生時代は沼津で過ごしていました。私が通っていた学校ではないんですけど、その学校からの景色がすごくきれいで、『ここに通いたかったな』って思いました(笑)」
――ランジェリー姿での撮影にも初挑戦!
「今までのグラビア撮影は屋外で水着を着ているカットが多かったので、屋内のランジェリーカットに憧れていたというか、いろんなアイドルさんのグラビアを見て勉強していた時に、『ランジェリーは“女の子”っていう感じがあっていいなぁ』と思っていました。見ていてすごくドキドキしたので、私もドキドキさせたいなって(笑)」
――写真集の先行カットを見たご家族やメンバーからの反応は?
「メンバーは、『フーフー!』みたいな(笑)。写真集の発売が決定した時も、メンバーにはちゃんと報告していなかったので、特に何も言ってこないんですけど、私がマネージャーさんと写真集の話をしていると、近くにいたメンバーが『かわいかったね』とか言ってくれて、見てくれているんだなと思って、すごくうれしかったです。父親は恥ずかしいのか、今までグラビアを見た感想を言ってきたことがないんですけど、母親は積極的に『このカットが良かった!』とか『ちょっとエッチだね~(笑)』とか言ってくるので、母親が1番よく見てくれているんじゃないかなと思います」
――最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
「写真集にはやりたかったことがたくさん詰まっていて、自信を持ってお届けできる1冊になったと思いますし、皆さんへの感謝の気持ちが伝わればいいなと思っています。写真集を見て、私のことを好きになってくれたり、『好きになってよかった』って思ってもらえたり、幸せな気持ちになってもらえたらうれしいです!」
取材・文=ポッター平井
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。
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