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【漫画】自分は「変える」ものではなく「向き合う」もの。欠けている人なんていないから大丈夫!

  • 2022年7月5日
  • Walkerplus

皆さんは「内向的」や「HSP」といった言葉をご存知でしょうか?一般的に「内向的」とは内省し、ゆっくりと慎重に行動することを好む人で、「HSP」とはHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略で、とても敏感な人のことを指します。

この連載はそんな内向的でHSPな、ここみさんによる実体験を元にした漫画とエッセイです。題して「私は私を幸せにする方法を知ってるんだ」。人によっては「あるある」と共感したり、「へ~」という新発見があったり、はたまたクスリと笑えたり、ほっこりしたりもしてしまう…。そんなエピソードをお届けします。

今回は、自分に自信がなくてもそこで無理に変えようとするのではなく、大事なのは向き合っていくことではないか?というお話です。




■自分を肯定した
自分を肯定するとは、丸ごと自分を認めることだと思います。自分を信じることができる。私ならできる!と思える。そして、失敗しても転んでも、きっとまた起き上がれると思える。そんな状態が、自分を肯定できているということではないでしょうか。


自己肯定感を得るために大切なのは、自然体であることだと思います。自分にとって自然な行動をすることです。話すより書く。グループ作業より単独作業。個性を活かせるときに、もっとも自分を肯定できるのだと思います。だから私は人間関係や仕事などで自分に合った環境を作っていくことがとても大切だと思っています。

でも社会では時々、無理や苦手なことをすることも必要です。

そんな時でも根底に自己肯定感があれば、自信を持って挑めるし、もし失敗しても「私なりに頑張ったじゃない。少し休んでまた頑張ってみよう」と思えます。自己肯定感がなければ、自信も持てないし、失敗した時には「ああだから私はダメなんだ」と余計に自分を苦しめることになります。

人は言葉によって自己肯定感が作られたり、削られたりしていくのかもしれません。

例えば内向的やHSPの人に対して「外向的になれないの?」「社交性がない」「社会に適合できない」「気にしすぎる」「考えすぎる」という言葉を使えば、言葉に敏感な人はその言葉に批判的な意味を感じ、重く受け止めます。「〜ない」や「〜すぎる」という言葉は、簡単に自信や尊厳を削ってしまうのです。

特に内向的やHSPの人は、幼い頃からそのような言葉を(直接ではなくとも)受け止めてきた人が多いと思うので、自己肯定感が削られてしまっているのは仕方がないことだと思います。それは、たまたま社会が外向性をより良いものとして見て、評価しているからです。

まちがってはいけないのは、私たちは、外向的や刺激を求める人に「なれなかった」のではなく「内向的」であり「HSP」なのです。

低刺激を「好む」、1人の時間を「好む」、深く考えることを「好む」、少人数での交流を「好む」。そういった言い方にするほうが、よっぽど自分に自信が持てるはずです。せめて自分が自分に使う言葉は、こういうものにしたい!

なにかが「ある」か「ない」かの考え方ではなく、どちらにも違ったものが「ある」という考え方が好きです。

私自身、2年ほど前に内向的やHSPについて知り「私は何かが欠けているのではなく、単に内向的でHSPだったんだ」と気づいた時、「・・・それなら私のままで色々やってみたらいいじゃないか!」と、ふつふつと自信や意欲が湧いてきたのを覚えています。今まで感じていた自分の存在への後ろめたさが消え、少し前を向けたのです。

そしてそれ以来、自分の行動や考えの中に内向的やHSPの一面が垣間見えた時も、前ほど深刻にならず「また頭の中が大騒ぎしてるわ、、」と少し笑えるようにもなりました。

もちろん、傷つくことや落ち込むこともあります。生きている限り避けられないことなのだと思います。

でも、昔に比べると負の感情を手放すのが楽になった気がします。昔は「変わらなきゃ、強くならなきゃ」と自分で自分を攻撃し2重のダメージを受けていたので、癒えるはずがなかったのです。「傷つくもんは傷つくんだ!辛い!!」と素直に思うこと、気持ちを感じ尽くすことが、負の感情を早く手放すコツなのではないかと思います。自分に優しくするのは、難しい。難しいけど、一番大事。

ここだけの話、今では、「(内向的な性格を)直せるといいね」「(HSPで)かわいそう」と言われれば「なんで?」と思うくらいには、自分のことが好きです。

「内向的やHSPと知ったからといって何も変わらない、自分はダメな存在だ」と思ってしまう人は、一度それが誰の価値観なのか考えてみるべきかもしれません。

誰かから言われた一言、世間一般の常識、世の中には色々な価値観がありますが、それがそのまま正しいとは限らない。社会の評価はどうであれ、自分は丸ごと大丈夫、という土台を作ってこそ、努力も挑戦もできるのだと思います。

自分の心はいつも自分と一緒。唯一無二の居場所です。この場所を快適にしなければ、本当の安らぎは得られません。逆に言えば、自分の心さえ安らげる居場所であれば、どんな大嵐が来ても大丈夫なのです。

これだけは声を大にして言いたいのですが、欠けている人なんていないから、大丈夫!自分自身の居場所を、お互い大切にしていきたいですね。



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