フリーランスのライターとして活躍している福岡在住の仁田茜(@nickey_FUK)さん。情報誌や企業会員誌などの記事制作をする傍ら、好きが高じてイラストや漫画も描いている。
以前ウォーカープラスで紹介した「会社で男性がお茶出しをして怒られたエピソード」を描いた漫画も好評で、「昔は社内のお茶出しはしたっぱ、応接用のお茶出しはかわいい社員ってのがお決まりだったんよ(笑)」「15年前にこれで上司に叱られた。“不格好だ!”そうで」「上場してる大企業でも、未だにお茶出しは女担当です」など共感の声が多く寄せられた一方、「男性がいれたお茶はあまり飲みたくない」という声もあり、賛否両論、大きな反響があった。
今回は、スーパーでの買い物時の出来事を描いた漫画をお届けする。ある日、牛肉半額セールに遭遇し、迷うことなく国産牛肉1パックをカゴへ。
だが、レジに持っていくと店員さんに「国産牛は対象外なんです」と言われたため、「定価で大丈夫です」と、そのまま買おうとしたところ…「待って!!イケるかも!!」と引き留められた。
その店員さんは何と、「お客さんに国産牛も半額にしてって言われてるんだけど。あの書き方じゃ分かんないって。とにかく来てもらえます?」と精肉部へ電話しているではないか!「いやいや、私そんなこと言ってない~!!」。
結局、店員さんの勢いに押され、レジの傍で待つこと5、6分。ついに精肉部の方がやってきた!
そこで、改めて店員さんが「コレ、半額にして欲しいそうなんですけど」「ダメ?」とゴリ押しを続けるも、精肉部の方は「国産!?ムリです!」とキッパリ。
さらにその後の店員さんの対応がひどくて…!結果、周囲の人から見ると「レジでゴネて割引させようとするクレーマー」に仕立て上げられてしまったのだ…。
作者の仁田さんによると、「このスーパーの精肉部の作業場はちょっと遠いところにあるので、わざわざ来ていただくなんて申し訳ない気持ちでいっぱいでした。でも、このレジの方は良かれと思ってやってくださってるはずだし、かなりの勝算があった上での行動に思えたのでとりあえず、成り行きを見守ることにしたのです」とのこと。
さらに「(最後の)この場面だけに出くわした人には、カスハラ(カスタマーハラスメント)を行っている非常識な客にしか見えなかったはず。近所の人に絶対見られたくないシーン、ワーストワン…!」とも…。確かに、近所の噂話の格好のネタにされそう…!
あまりにも衝撃的な出来事だったため、後日、近所のママ友たちに話を聞いてもらったところ、全員から「びっくりだけど、あのスーパーのあの店員さんなら、さもありなん…!」という感想が返って来たそう。やっぱり、名物(迷惑?)店員さんだったのかもしれない…。
Twitterでこの漫画を投稿した際のリプライ欄にも「一体レジのおばさんは何がしたかったんでしょうね」「おばちゃん、みんなを巻き込んで何がしたかったんや?ダメ元で交渉されたんですかね。謎は深まる…」など共感の声が寄せられていた。
今回紹介した漫画以外にも、日常生活での出来事や家族の話など「そうそう!」「あるある!」と共感できる話がたくさんアップされている『ニッキーの「何かひっと出とるよ」』。今後のエピソードも楽しみだ。
画像提供:仁田茜(@nickey_FUK)