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孤独で悩まないためには?人気YouTuberが解説した「うまく孤独と付き合う方法」

  • 2022年5月31日
  • Walkerplus

「友達がいない」「何日も人と会話をしていない」「このままずっと一人でいるのかと思うと、将来に不安を感じる」など。そもそも1人世帯が増えて周囲との人間関係が希薄になった現代に、コロナ禍も相まって、このような孤独への不安を感じる人の割合は増加傾向にあるのではないだろうか。

そんな現代で、孤独と上手に付き合っている陰キャ系YouTuberがいる。主に「ひとり行動」を楽しむ動画を投稿し続けているのは、チャンネル登録者数37万人を超える人気YouTuber、コスメティック田中さんだ。千葉大学工学部を卒業した後、IT系企業に就職。現在も会社員とYouTuberという二足のわらじで活動を続けている。


そんなコスメティック田中さんが、初の著書『群れずに心穏やかに生きる 正しい孤独マインド入門』を2022年5月25日に出版。動画内でも、陰キャで高校・大学と友達がいなかったことを公言している同氏に、孤独と向き合いながら生きる術を聞いた。

■――高校、大学と友達がいなかったということですが…。
昔から孤立していたわけでなく、小学校、中学校は普通に友達と遊んでいました。高校は、地元では一番優秀だと言われる学校に入学したのですが、当時、「高校には賢い人が集まっていて、今後、一生の友達になれる人とレベルの高い交流ができるはずだ」「近くにいる人より、なんかもっと運命みたいな人と出会う気がする」という選民意識のようなものを抱いていたせいで、クラスの人たちにあまり興味を持つことができませんでした。変にプライドも高かったことで、学校に溶け込むこともできず、「僕は人間に興味がない、人間が嫌いなんだ」と必死に言い聞かせながら生活していました。

悶々とした気持ちのまま過ごしていましたが、不登校になる勇気もありませんでした。自分の進路・将来に響くかもしれないし、親に心配もかけたくありません。何より、クラスの中で「あっ、あいつ学校に“耐えられなかった”んだな」と思われることでの敗北感を味わいたくなかったんです。

大学に入ってからは、サークルに入ってみたり人と関わってみたりしたのですが、「ここで慣れ合っている必要があるのかな…」と思い、すぐにサークルも人付き合いもやめてしまいました。大学生活には中高のようなスクールカーストがないので、友達がいないこと自体のつらさは減りましたが、友達がいないと、試験に向けた情報や過去問が手に入らず、勉強は苦労しましたね。

■――孤独への不安が解消されたきっかけは何ですか?
就職してからです。学校での集団生活では「一緒にいるのが好きだからいる」という本人の意志と、「みんなと合わせることが正解だから一緒にいる」という幼い頃から培われた無意識のふたつが曖昧に交わっていると感じています。卒業して社会に出ると、それぞれの思考に分別をつけることができるようになり、一人で過ごしていることがわりと当たり前になるのだと思います。しかも、みんな年齢を追うごとに分別が増しているのか、陰キャか陽キャかなどいちいち気にしている人はほぼいません。会話で「こいつ内心では、私のことを見下しながらしゃべっているな」といった印象を受けることも減り、人と接するのも楽になりました。

■――環境の変化が大きいんですね。
それよりも、自分の意識の問題だと思います。私はYouTubeの企画で、高校時代の同級生に会いに行ったことがあります。「自分だけが取り残されているのではないか?」といった、当時抱えていた不安感を伝えたときに「勝手に悲しくなってるやん…」とボソっと言われたことが記憶に残っています。リア充だった彼らが私を悲しませようとする意図なんて一切なく、そもそも眼中にすらなかったのに、勝手に他人と自分を比較して落ち込んでいたことに気付かされました。

自分自身が幸せになるのに必要なのは、他人と比較をすることではありません。自分の幸せの基準や価値観を他人との比較で考えはじめてしまうと、無茶をしてしまったりして望まない結果を招いてしまいます。自分のペースを保ち、コツコツ前に進むことで、自分の望む成果にたどり着くことができると思います。

■――孤独や人間関係に悩んでいる方に向けて、一言お願いします。
日常生活での喜びを追求できると、友達が少ないとか、内気だとかいったことは、ある種どうでもいいことに思えてきます。私の場合は、お金が稼げて、面白い仕事ができて、ぐっすり寝て、おいしいものを食べて、娯楽も充実していればそれで充分です。学生時代には生命線となるものだと思っていた友達という存在の優先度も下がり、悩むことも減った結果、私自身がそのようなことを自身のコンテンツのネタとして消費できている面はあると思います。

今、友達が少ないことや内気なことに悩んでいる人も、身近なところに喜びの種は転がっているかもしれません。そこに目を向けると意識が変わるかもしれませんし、いつかはその悩みもどうでもよくなる可能性は高いと思います。


取材・文=Rum


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