福岡県福岡市中央区今泉にある創作エンタメ居酒屋「博多炉端 魚男」が、2022年6月末までの期間限定で、“鮨”に見立てた創作コラボラーメン「クボそば」を提供中。
東京進出も果たした人気ラーメン店「豚そば 月や」の「大名店」をFC運営するラーメン職人・久保徹氏とのコラボレーションで誕生した「クボそば」。“鮨”をイメージしたラーメンには、博多の伝統的な鮨文化を受け継ぐ「博多高玉」で10年間修行した久保氏の経験が生かされているという。
スープは「博多炉端 魚男」で毎朝丁寧に抽出する秘伝の「一番だし」に、久保氏考案の薄口醤油ベースの「返し」を合わせたクリアな仕上がり。その黄金色に輝くスープに、博多製麺処と共同開発した、シャリをイメージした真っ白な中太ストレート麺が加わる。
そして特筆すべきは、トッピング!シャリに見立てた「餅麩」に、おろし立ての「生わさび」、そこに「博多炉端 魚男」が厳選した3種(マグロ、白身魚、青魚)のネタと薬味をのせる。ラーメンの上に寿司ネタ…⁉インパクト大の見た目だが、食すと意外とマッチするから不思議だ。
特製醤油だれを染み込ませた「焼きおにぎり」もついて800円という、リーズナブルな価格もうれしい。
「鮨とラーメンを掛け合わせて作ってほしいというオーダーで、最初は相当悩みました。こだわったのは素材の味を生かし、見た目の美しさを追求すること、そして味の変化です。熱が加わることで刺身からの旨味や脂も出てくるし、生わさびと薬味もスープに溶け込んでいく。食感が楽しい餅麩や喉越しがつるんとした特製麺もスープを吸収することで味の顔が変わります。残ったスープに焼きおにぎりを投入してお茶漬みたいに食べると、もうひとつの感動が味わえますよ」と久保氏は自信をのぞかせる。
なお、担当者は次のように語っている。
「(今回の狙いは?)コロナ不況のあおりをうける飲食店。お互いのリソースを共有してコラボ商品をつくるムーブメントはこれから主流になるかもしれないと考えたから」
「(今回のイチオシは?)鮨職人とラーメン職人と和食職人の発想とワザが生み出した他にはない奇跡の1杯」
「(ユーザーへのメッセージは?)〆は焼きおにぎりをスープに投入してサラサラと『ダシ茶漬け』でお召し上がりください」
ランチとディナータイムで、6月末までの期間限定販売となっているので、興味のある人はぜひ足を運んでみて!
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