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【漫画】動物病院へ連れていく前に、猫にも丁寧な説明と同意を。「相手を思う気持ち」は無限に広がる

  • 2022年5月18日
  • Walkerplus

看護師でありシングルマザーであるまゆんさん(@mayun4311)。自閉症スペクトラムがあり特別支援学級に在籍する小学6年生の息子・太郎くんとの暮らしを漫画にし、Instagramで配信。さまざまな出来事を、まゆんさんと太郎くんが一緒に乗り越えていく姿に共感の声が多く届いている。ウォーカープラスでは「自閉スペクトラム症の太郎とやさしい世界」と題し、連載をスタート。まゆんさん一家の何気ない日常を、描き下ろしの新作漫画と共に隔週でお届けする。
今回のテーマは「猫にも説明を」。まゆんさんに当時の思いなどを聞きつつ紹介する。

■飼っている猫のおできが悪化して、連れていく前日のこと
看護師のまゆんさんにとって重要な「インフォームドコンセント」。治療の際にメリットとデメリットを患者に説明したうえで、同意を得る。これがうまくいかないと大問題になる。

ある日、まゆんさんが飼っている猫のおできが悪化。動物病院に連れていこうという話になった。それだけなら特に何ということはない話だが、寝る前にばあば(まゆんさんのお母さん)が思いがけない一言を放つ。

「ちゃんとニャンちゃんには伝えたん?」。つまり、猫にもインフォームドコンセントを!

「猫に言葉で説明をしても分かるわけがない」と思うのが普通だが、それは閉じた世界。「猫に説明してみたら分かってくれるかも」と想像するだけで、相手を思いやる気持ちの対象や可能性は無限に広がっていく。人に説明することが苦手な太郎くんのことを思い浮かべつつ、まゆんさんは相手の立場に立って考えることの大事さに改めて気付かされた。

■動物病院の先生や看護師さんの声掛けに”優しさ“が見えた
インフォームドコンセントのような考え方は、普通の家庭生活の中では見落とされがち。まゆんさんは太郎くんやじいじ(まゆんさんのお父さん)、ばあばと接する上で「日ごろから自分が発した言葉や行動について、相手がどんな反応を示すのかを感じとるようにしています。納得がいってなさそうな反応や理解出来てなさそうな反応を感じとれるかどうかも、ポイントなのかと思っています」

漫画には描かれていないが、動物病院に連れて行ったあとはどうなったのだろうか。「ニャンちゃんは怯えて固まってしまい、看護師さんのお腹に頭を突っ込んで微動だにしませんでした。そんなニャンちゃんに先生や看護師さんは『大丈夫だよ』『ごめんね』『怖いよね』『注射するね』と声をかけ、看護師さんに関してはニャンちゃんをずっと優しくなでてくださっていました」

まゆんさんはその説明や声掛け、仕草から”優しさ“を感じとることができたという。「ニャンちゃんも心なしか緊張がほぐれているようにみえました。私がそういう目線でみてるだけかもしれないですが、確かに『優しさ』がみえた瞬間でした」。相手を思いやる行動は、優しさを周囲に伝播させていく。

取材・文=折笠隆

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