
2021年4月に約30年勤めていた会社を退職し、漫画家・絵本作家になる夢を叶えるべく奮闘中のやぎ公(@yagi_kou_)さん。同年5月からTwitterに投稿し始めた漫画「ネコ谷さんは会社員」は、ふつうの会社員・ネコ谷さんを中心に、現代っ子の憎めない後輩・チュー尊寺君、穏やかなイヌ川課長、仕事ができるウサ山さんなど、個性的なキャラクターが繰り広げる意外とリアルな会社員生活や、随所に出てくる“金言”が共感を呼び、じわじわと人気を集めている。
今回紹介する漫画は、ネコ谷さんが密かに抱いていたある希望について描かれている。イヌ川課長と面談しデスクに戻ってきたネコ谷さんに、チュー尊寺君が「課長とどこに行ってたんですか?」と尋ねる。最初は「ちょっと会議室で…」と濁していたが、食い下がるチュー尊寺君に「早期退職の話をちょっと…」と明らかにする。
「オレに相談もナシに‼」と、チュー尊寺君は悲しむが、少しその“悲しみ”がズレていて…。
そこに、騒ぎを聞きつけた課長が「どした?」とやってくる。ことの顛末を話すと、課長は「今すぐ辞める訳じゃなんだから‼仕事を教わる時間は十分あるから」とチュー尊寺君をなだめるが、ここでまた彼のズレた感覚が露わになる。
いじけるチュー尊寺君に、課長はさらに「ネコ谷くんがこのまま会社に勤務し続けても、いずれは異動して別々になるときがやってくるから。今やらなきゃいけないこと…わかるよね?」。すると、またもやチュー尊寺君はズレた行動に走り…一同を啞然とさせた、その行動とは⁉
この漫画が投稿されたTwitterでは、ネコ谷さんの突然の早期退職話に「今のイヌ川課長のチームは良いと思っているので、ちょっと寂しいです」と残念がる声や、チュー尊寺君のトンチンカンな行動に「まあ、チュー尊寺くんのそういう所が憎めないですから」「ダメだこりゃ(´^p^`)wwwww」などのリプライが寄せられた。
職場の雰囲気が良いのはいいことだが、先輩はまた友達とは違う存在であって…。仲良し=友達と思うのはちょっと違うかもよ、チュー尊寺君!古株とイマドキ社員の価値観の違いが描かれていることも多い「ネコ谷さんは会社員」。これを読めば、先輩や若手社員への接し方の参考になるかも!?
画像提供:やぎ公(@yagi_kou_)