「動物園や水族館の生き物で何が好き?」。誰しも一度は自分が一番好きな生き物について考えたことがあるはず!おでかけシーズン到来で、動物園や水族館に行く機会が増えるこの季節、みんなはどんな生き物が好きなのか気になるところ。
そこで、今回は、ウォーカープラスの読者1682人にアンケートを実施。「動物園・水族館で会える生き物」という条件のもと、好きな生き物と苦手な生き物を挙げてもらい、どんな傾向があるのか分析してみた!
(※集計期間:2022年3月4日(金)〜3月13日(日) 結果のパーセンテージは小数点以下切り捨て)
■動物園&水族館には人気者がいっぱい!栄冠はどの生き物に!?
パンダ、ゾウ、キリン、ライオン、イルカ、アシカ、ペンギン…さまざまな人気者たちの姿が頭に思い浮かぶ。「動物園・水族館で会える生き物の中で、一番好きな生き物を教えてください」というアンケートを1682人に行ったところ、堂々の第一に輝いたのは「イルカ」(18%)!
イルカは水族館の看板的な存在であり、愛らしい姿はもちろんのこと、大人も子供も虜にするイルカショーは外せないイベント。イルカショーを目掛けて、その前後でどのように水族館を巡ろうかと考えるのが一つのパターンになっており、必然的に“イルカありき”で行動する人が多いということだ。
そして第2位は「(ジャイアント)パンダ」(13%)。国内では、「上野動物園」(東京都)、「神戸市立王子動物園」(兵庫県)、「アドベンチャーワールド」(和歌山県)の3カ所でしか飼育展示されていないにも関わらずこの人気ぶり。動物園によっては、SNSやYouTubeでかわいらしい動画を定期的に配信しているため、動物園に行けなくても身近に感じている人もたくさんいるのだろう。
ちなみに、特にここ1〜2年で生まれた、アドベンチャーワールドの「楓浜」や上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」「レイレイ」をテレビなどでも見る機会が増え、パンダ人気はますます高まっている。
さて、3位以降はというと、「ペンギン」が12%とパンダに迫る高い支持を得た結果となっており、以下は「カピバラ」(4%)、「カワウソ」(4%)、「シャチ」(3%)、「ラッコ」(3%)、「トラ」(3%)といった動物も人気を集めている。
■レッサーパンダもお忘れなく!
ここで「その他」(6%)に注目!「その他」を選択した回答者には自由に動物を記入してもらう形式だったのだが、何と20件も回答があったのが「レッサーパンダ」。胴体ほどの長さがあるふわふわのしっぽ、つぶらな瞳、後ろ足で立って万歳をする威嚇ポーズ…どれを取っても見る人を魅了する、もはや動物園のアイドルと言っても過言ではない。選択肢に入れていなかったことを、レッサーパンダにお詫びしたい。
レッサーパンダ以外では、「くらげ」が10件も回答された。水中をゆらゆらと泳ぐ姿が幻想的で、ぼーっと見ているだけでも癒やされるなんとも不思議な生き物だ。“クラネタリウム”として有名な「鶴岡市立加茂水族館」(山形県)を筆頭に、クラゲの展示に力を入れた水族館が全国に点在しているというのも、人気の高さを象徴している。
また、「その他」には、「アジ」「イワシ」「アリクイ」「フクロテナガザル」などの記入も見られ、趣味趣向の幅の広さを実感できた。
■苦手な生き物は…?ユニークな「苦手になった理由」にも注目
では、動物園・水族館で会える生き物の中で「苦手な生き物」の傾向はどうなのだろうか。調査したところ、なんと「苦手な生き物はいない」が57%!半数以上が苦手な生き物などいないと回答した一方、苦手な生き物として比較的多くの票数を集めたのが「サメ」(6%)をはじめ、「サル」(3%)、「ゴリラ」(2%)、「ライオン」(2%)、「アルパカ」(1%)など。
その中の理由を抜粋すると……
「映画のジョーズを見てから怖くなった」
「『糞を投げてくることがあります』という注意書きを見てからチンパンジーやゴリラは苦手です」
「幼稚園の遠足で、ゴリラがうんこをたくさん投げてきたからです」
「以前アルパカを見に行ったら唾をかけられました」
などなど、映像や動物たちのいたずらによるトラウマから、苦手意識が芽生えた人が多いようだ。
改めて好きな生き物について考えるうちに、動物園や水族館に行きたくなったのではないだろうか。苦手な動物でもじっくり観察すると違った一面が見えるかもしれないので、動物園や水族館に行くことがあれば、ぜひ、いろんな生き物を見て楽しんでみよう。