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【漫画】イヤミな「クソ部長」が一転頼れる「神上司」に!?上司のギャップが冴える漫画にハマる人続出

  • 2022年2月25日
  • Walkerplus

「まったく…君はお荷物だよ」と長ったらしいお説教や、いちいち嫌味な小言ばかりの“クソ上司”。職場では大嫌いだったはずの上司が、まったく異なる“頼れる大人”に変貌する――!ムカつく上司の日常と非日常のギャップを描いたWEB漫画にTwitter上で反響が集まっている。

■「本当にお荷物だな!」嫌味も名台詞に変貌!?
話題になっているのは、漫画家の影山凌空(@tatsunoko_777)さんがTwitterで公開しているオリジナル作品「ムカつく部長が実は神上司でした」。1話ごとに過去と現在を1ページずつ描く形式で進行する作品だ。

小馬鹿にしたような薄笑いで「君って人は…なんの仕事もできないんだな…」「まったく…君はお荷物だよ」と、ネチネチ叱責する部長。そんな典型的なパワハラ上司に謝罪しながらも、内心では「説教長いんだよクソ部長が…」と見下す部下という、ブラック企業の一幕のような場面から物語ははじまる。

クソ上司のまったく異なる一面が現れるのは数カ月後のこと。なんと、世界は突如現れた宇宙人によって侵略されてしまったのだ。人間を襲おうとする宇宙人の軍団に取り囲まれる中、「まったく君って人は本当にお荷物だな!」と言い放つ部長。部下を守るため、その手に握られた斧で宇宙人を薙ぎ払っていたのだ。「ここは私が食い止める!」という叫びに、部下も思わず「ぶ…!部長ぉ!」と感涙。日常では“クソ上司”の部長が、非日常ではヒーローのような“神上司”に変貌する様を描いた作品だ。

1月に投稿された第1話には3.4万件以上のいいねとともに、劇中の部下同様、上司の姿に「部長ぉ!」と叫ぶファンのコメントが多数寄せられた。その後も、日常ではアウトな言動が、侵略後の世界では全く異なるニュアンスに映るという逆転の構図とともに、世界の状況が少しずつ明かされていることから、今後の展開に注目する読者が増えている。

■「敵だった人が味方につく展開」から生まれた“クソ上司”
作者の影山さんに本作品が生まれたきっかけを訊くと、「敵だった人が味方につくみたいな展開が好きなのでそれをイメージして最初は描いていたと思います」とのこと。1ページずつ過去と現在を描く連載形式は「読者の方が読みやすいようにできるだけ少ないページで描くようにしました」という試みだと話し、ストーリーに深みを出すために電子書籍版にはプロローグやエピローグを収録し物語を補完しているという。

「2ページ目の部長をかっこよく描くよう意識しています」という狙い通り、戦う部長の姿を応援する読者が多くついた本作。その反響には「びっくりしています、嬉しい限りです。期待に応えられるような作品を作っていきたいです!」と喜びの声を口にした。

結末は決まっていると話す一方、いつエンディングを迎えるかはまだまだ未知数だという本作。続きは今後も影山さんのTwitterで公開予定で、本作以外にもこれまでTwitterに投稿した作品をまとめた電子書籍もAmazonにて無料公開中だ。


取材協力:影山凌空@タツノコ(@tatsunoko_777)

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