舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が、都内近郊のグルメバーガー店をナビゲート。食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。
東京・池袋にある「No.18」は、小林がプライベートで訪れたこともある有名店。「てりやきバーガー」(1200円)にモッツァレラチーズ(200円)とアボカド(250円)をトッピングした、小林おすすめのカスタムを紹介する。
※「No.18」は8月31日(火)まで休業中。9月1日(水)より営業再開予定
■さっぱりとした味の「てりやきバーガー」にトッピングでまろやかさをプラス
「初めて来た日は、“おいしい”という噂をたくさん聞いて、満を持しての来店でした。だから、食べたいものを詰め込もうと思って『てりやきバーガー』にモッツァレラチーズとアボカドをトッピングしました。意外な組み合わせに思われるかもしれないですけど、おいしいんですよ!」と小林。
そこで、さっそく食べてレポートしてもらうことに。
「『No.18』のてりやきソースは、チェーン店のてりやきバーガーからイメージするような甘くてこってりしたソースではなく、さっぱりとした味のサラッとしたソース。これが絶品なんです!もちろんそのままでもおいしいのですが、チーズとアボカドをトッピングするとまろやかさが加わってさらにおいしい。赤身中心の脂っこくないパティだから、バランスがいいんだと思います。ハンドチョップした肉の不均一感も食感にメリハリを生むので、よりおいしく感じますね」
「アボカドが薄くスライスされているので、ほかの具材との一体感が生まれて、ソースの一部のような感覚で味わえるのがいいですね」と小林が語るように、繊細な薄さのアボカドもオリジナルのおいしさを演出している。
■選べるチーズ&自家製ケチャップなど、ホスピタリティが満載
また、ハンバーガーのトッピングとしておなじみのチーズだが、「No.18」ではモッツァレラチーズとチェダーチーズから選ぶことができる。「チーズバーガーといえばチェダーチーズですが、クセがない方が好きな人はモッツァレラの方が食べやすいと思いますし、やっぱり好みがあるので2種類用意しています」と、その理由からオーナー店長の長谷川敬洋さんのもてなしが感じられる。
小林が「こぼれたチーズにポテトを絡ませて食べるのも好きなんです」と、ポテトを食べていると、長谷川さんが小皿に入った自家製ケチャップを持ってきてくれた。
このケチャップは、スモーキーな味でバーベキューソースにかなり近い味わいとのこと。ハンバーガーだけでなく、提供するもの一つひとつに長谷川さんのこだわりが込められていることが感じられる。
長谷川さんは、「最近はグルメバーガーというと、少し贅沢な食事のようなイメージがついてきていますが、ハンバーガーはあくまでジャンクフード。ジャンクなところにハンバーガーらしさがあると思うので、それを損なわないようにしつつ、たくさんの人に食べてもらいたいので、万人受けは意識して作っていますね」と、ハンバーガーへの思いを語ってくれた。
■池袋の思い出の場所は「サンシャイン劇場」
最後に、小林に池袋にまつわる思い出を聞いてみた。
「16、17歳の時、上京して初めての舞台で『サンシャイン劇場』に立ったのが思い出です。学校で授業を受けてから、池袋に行って…という感じで、あの頃は池袋で食事をすることもなく、仕事だけやって帰るという感じでしたけど(笑)。今は西池袋の『東京芸術劇場』に行って、当日券で舞台を観ることもありますよ。『東京建物 Brillia HALL』(東池袋)など、劇場も増えて、上京した時と今では、池袋の光景はかなり変わったなと思います」
「No.18」のハンバーガーはもちろんテイクアウトも可能なので、絶品バーガーをおうちでも楽しんで。
ヘアメイク=平林輝之
撮影=小山志麻
文=大谷和美
※感染症対策万全のうえ、店舗の了承を得て撮影時のみマスクを外しています。
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