10代・20代を中心に圧倒的支持を受け、Amazonでは日本文学カテゴリでベストセラー1位を獲得した作家Fの初の小説「真夜中乙女戦争」。最新著書「20代で得た知見」は版を重ね、早くも著書累計部数は42万部を超える新鋭作家による、“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた小説が、豪華キャストスタッフにより待望の映画化!来冬、公開予定。
■東京を舞台に、最高に過激で孤独な美しい夜更かしが始まる
上京し、東京で一人暮らしを始めた大学生の“私”。友達はいない。恋人もいない。大学の講義は恐ろしく退屈で、やりたいこともなりたいものもなく鬱屈とした日々の中、日雇いバイトの帰り道にいつも東京タワーを眺めていた。
「かくれんぼサークル」で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”に惹かれつつも、人の心を一瞬で掌握してしまう不思議な男“黒服”と出会ったことで、“私”の退屈だった日々は一変。廃墟に作った映画館で映画を見ては、他愛のない悪戯を繰り返す二人だったが、ささやかだった叛逆は徐々に過激さを増していき、すべての退屈を破壊する“真夜中乙女戦争=東京破壊計画”に着手する。
12月25日未明。痛々しくも眩しい物語は、予測不可能なラストへと加速していく。
■注目の豪華キャストはこの面々!
主人公の大学生“私”を演じるのは、人気グループ「King & Prince」のメンバーとして活躍しながら俳優としても精力的に活動し、2020年公開『弱虫ペダル』では第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、2021年度前期NHK朝の連続テレビ小説『おかえりモネ』への出演を控えるなど、いま最も注目を浴びる若手実力派俳優・永瀬廉。
主人公がひそかに恋心を抱く、“かくれんぼサークル”で出会った冷酷で凛々しく聡明な“先輩”役には、2019年公開『貞子』で主演、今年公開を控える『騙し絵の牙』『賭ケグルイPart2』など多数の映画に出演、昨年は初の監督作品『夏、至るころ』も公開されるなど、幅広い分野でマルチな才能を発揮する女優の池田エライザ。
圧倒的なカリスマ性をもち、一連の騒動を首謀する謎の男“黒服”役には、数多くの映画作品に出演し日本アカデミー賞、毎日映画コンクールほか各種映画賞を受賞、昨年はNTVドラマ『知らなくていいコト』で“尾高沼”にハマる女性が続出、現在放送中のTBSドラマ『天国と地獄~サイコな2人~』にも出演中の俳優・柄本佑。
脚本・監督を務めるのは二宮健。『THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY』『チワワちゃん』『とんかつDJアゲ太郎』などを手掛け、その表現力で高い評価を受ける29歳の俊英だ。
二宮氏は「興奮の中で一気に読み切った『真夜中乙女戦争』。綴られた言葉たちの魔法に魅せられ、未曾有のカタルシスに身がよじれるほどの衝撃を受け、『これは、必ず自分の手で映画にしなければならない』と、決意しました。永瀬廉さんと『一緒に成長できる作品にしよう』と誓いを立て、池田エライザさんとは『この映画をありきたりな映画にはしない』と覚悟を共有し、柄本佑さんには『最高にカッコいい悪役になって欲しい』と思いを託しました。この3人と現場を共に出来ること、今からワクワクしています」と話す。
■永瀬廉(“私”役)全文コメント
原作を読ませて頂いた時、Fさんが紡ぐ言葉の一つ一つがゆっくりと全身を蝕んで、心が救われました。
なりたい自分がない、日々が退屈、友達もいない。
自分と同世代の皆さんが抱える悩みの集大成のようで、だからこそ自分の意志で動いて、世界を変えてしまうんじゃないかと思わされる存在の“先輩”や“黒服”に出会ってまっすぐ惹かれてしまう、ある意味真っ白な青年の“私”。
二宮監督には何よりも“カッコイイ”映画にして、一緒に成長しようとおっしゃって頂きました。
撮影を経て、作品として完成した時に、最後にどんな“私”になっているのか…今まで皆さんが思い描いていた“永瀬廉”のイメージとは違っているはずです。
皆さんと一緒にこの映画の世界観に酔いしれられる日を楽しみにしています。
■池田エライザ(“先輩”役)全文コメント
ずっと正しく噛み合わないまま新たな動きを見せる歯車のなかで、争おうと生きる先輩を演じさせていただけることに感謝しています。優しく逞しく、嘘のないすっぴんな彼女になるのが楽しみです。
この作品が世に、我々に何を問うか。時代に沿って様変わりしつづける生き物のようなこの作品に真摯に向き合えたらと思います。
■柄本佑(“黒服”役)全文コメント
二宮監督の現場は初めてです。永瀬さんとも初めてです。池田さんもちゃんと絡むのは初めて。「初めて」はとても怖いです。でも、だから面白いんだと思います。頑張ります。