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「あつ森」で卒業式!「はんなんだいがく島」に行ってみたら学生時代のノスタルジーが満載だった

  • 2021年3月18日
  • Walkerplus

おこもり需要で大人気となったNintendo Switch用ソフト「あつまれ どうぶつの森」(以下、あつ森)。阪南大学では、なんとその“あつ森”を舞台に卒業式を行うという。一風変わった取り組みの裏側に迫りつつ、卒業式に向けて公開された「はんなんだいがく島(じま)」を、実際に散策してみた!

■学校行事の中止が続いたこの1年。卒業生同士の交流の場を作りたい
阪南大学では、例年卒業式に合わせて近鉄南大阪線の中吊り広告を用い、卒業生の門出を祝うメッセージを掲示している。しかし、今年は思うように外出できない状況に加え式典の実施も不透明だったことから、「何か別の方法で卒業生たちを祝福できないか?」と模索した結果、考え付いたのが今回の“あつ森卒業式”だ。

せっかくなら何か変わった取り組みをと、若いユーザーに人気のあつ森に目を付けたという。家からでも参加できること、ゲーム内でユーザー同士が交流できること、さらに広報担当者2人があつ森ユーザーだったことも、本取り組みの決め手となった。

新型コロナウイルス感染症の影響で、阪南大学・高校ともに学校行事の中止が相次いだこの1年。思い出作りや卒業生同士の交流の場を提供したいと、校舎などを再現した島の公開を計画した。最初は学内の理解を得るのが大変だったが、プレゼンを重ねることで温かく明るい世界観を持つあつ森の魅力が徐々に伝わり、企画の実行に至ったという。

■制作期間は約1か月。はんなんだいがく島の全貌とは?
「はんなんだいがく島」は大学エリア、高校エリア、式典会場エリアの3エリアで構成。ゲーム内の「夢番地」機能を活用することで、いつでも訪れることができる。

広告代理店に協力してもらいつつ、約1か月かけて制作した「はんなんだいがく島」。実際の校内写真との比較画像を見ると、その再現度の高さが伝わってくる。

「最初はお金集めと家具集めにかなり苦労しました」と、広報担当の小原さん。「プライベートの島で貯めていたベルやコツコツ集めた家具を、『はんなんだいがく島』の開拓のために使いました」と、笑いながら語ってくれた。

高校の卒業式が行われた3月1日と翌日2日には、島のゲートを初解放。1日中解放していることもあって、特に混乱もなく各日20〜30人くらいの人が訪れたという。広報担当者がゲーム内に1人在中しているため、通信が混み合った際は交通整理ができるなど、対策も完璧だ。

実際に島を訪れた高校生からは「再現度が高い」「好きなゲームの中に自分の学校があるのはうれしい」と言った声が寄せられた。卒業後も夢番地を利用して好きな時に母校へ遊びに行ける点も、好評だったのだとか。

広報担当の小原さんにイチオシのスポットを聞いてみると、「6号館という大学の校舎です!」と教えてくれた。「阪南大学の正門から見えるシンボル的な建物で、普通に歩いていると校舎に見えないのですが、角度を変えると校舎に見えるというギミックを施しています」と話す。
さっそく筆者も夢番地を使って実際に歩いてみると、足元に立ち位置を示すマークもあり、記念撮影にぴったりのスポットだと感じた。

■高校の制服やロゴ入りTシャツの配布も!マイデザインにも注目
「はんなんだいがく島」では島の公開に合わせて、学校に関連する服のマイデザインを11種類配布。高校エリアには制服のブレザーとシャツ、大学エリアには学校のロゴマーク入りTシャツやサッカー部のユニフォーム、マスコットキャラクターのはなぴんを描いた帽子などが展示されている。

■学校関係者でなくても楽しめる、どこか懐かしい島の雰囲気
ゲーム内のベッドに寝転び、どこか遠くの島の“夢”を見ているという設定の夢番地機能。島のゲート解放時間に限らず、いつでも誰でも島を訪れることができる。

筆者はプライベートで阪南大学を訪れたことがないのだが、「はんなんだいがく島」の講義室や図書室、食堂などを巡っていると、なんだか学生時代を思い出して懐かしい気持ちに。ぜひ一度、訪れてみてほしい。

■あえての島ゲート解放。「学生同士で交流できるように」
最近よく見る企業の“島公開”は、夢番地のみがほとんどだが、阪南大学では島のゲートを解放することで、友達同士で同時に島を探索し、交流できるようにしている。

大学卒業式の3月19日(金)と翌20日(土)にはTwitter上でパスワードを公開。卒業生たちがチャットや記念撮影を楽しんだり、式典エリアで架空の卒業式を行ったりと、オンラインならではの交流を楽しめるように工夫している。

島ゲート開放スケジュール
3月19日(金)13時~20時
3月20日(土)13時~17時

今後は入学式や新入生の歓迎イベントなど、コロナ禍における新入生の友達作りの場として「はんなんだいがく島」を活用していくとのこと。まだまだイベント開催には気が抜けない情勢が続くため、来年度以降の島の動きにも注目したい。

取材・文=江口琴音(glass)

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