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「そうきたか…!」SNSで人気のホラー漫画の魅力は“予測不能な結末”

  • 2021年1月10日
  • Walkerplus

“知って得する仕事の話、人生の話”を紹介する「ウォーカービズ」で2020年に公開したものの中から、反響の大きかった記事を発表。

今回、「想定外」「予測不能」なショートホラー漫画をSNSに公開している、誰でもない(@daredemonaidare)さんにインタビューを実施。漫画を投稿するようになったきっかけや、創作活動の“閃き”について聞いた。

■“意外性”のある結末は「ワンパターンにならないように意識しているから」

SNSに漫画を投稿するようになったきっかけは、「知り合いの漫画家の方がある日、Twitterに4ページの漫画をアップしました。次の日、1000人だったその方のフォロワーはたった1日で5万人近くまで膨れ上がったんです。それを見て、自分も『描くしかない!』と思ったのがきっかけです。いまだにそんな“大バズり”は未経験ですが…」と教えてくれた。

最初に投稿した漫画は「ある漫画のパロディ4コマでした」と振り返る誰でもないさん。「恐ろしいくらいウケなかったものの、描いていて楽しかったんです」と苦笑。いまメインで描いている漫画は「怖さが含まれるものを主軸に、いろんな題材を描いています」とのこと。

誰でもないさんの漫画は“意外性”のある結末が魅力。こうしたストーリーを描く際、どのような苦労があるのだろうか。

「思いついたら描いているだけなので、あまり苦労はないです。生活リズムが崩れると何もできなくなってしまう体質なので、生活リズムの維持には苦労しています」

誰でもないさんのTwitterは10万人以上ものフォロワーがいるが(1月10日現在)、これまでで一番バズった漫画について聞くと「一番かどうかはわからないですが、多分『100日の命の』じゃないですかね」と回答。「ストーリーの流れとしては平凡だなと自分で描いていて思ったのですが、『絶対その流れ、オチにしたい!』と強く思った記憶があります」と述懐した。

昨年9月には、単行本『リリースレッド 怪異の起こる街』(著:誰でもない)が発売された。本作を描くうえで意識したポイントについて聞いた。

「できるだけワンパターンにならないようにと意識しました。スピード重視なので絵のクオリティは“そこそこ”ですが、“そこそこ”なりに成り立つバランスには描いているつもりです」

これまで多くの漫画をTwitterで発表しきたが、ネタが閃く瞬間はどんなときなのか聞くと「机に向かい『漫画を描くぞ!』となったときが一番です」と即答。続けて「筋トレやシャワーを浴びているときにもいいアイデアが浮かんだりします。血流でしょうか」と笑顔を見せた。

今後については「キャラものにも挑戦したいとずっと思っています。もっともっとおもしろい漫画が描きたいです」と意気込みを語った。

取材協力:誰でもない(@daredemonaidare)
漫画『リリースレッド 怪異の起こる街 (KITORA)』発売中

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