寒くなってくると濃厚なスイーツが食べたくなる。そんなこの時期、ファミリーレストラン「デニーズ」が高級チョコレートブランド「ゴディバ」と初コラボし、2021年1月上旬までの期間限定でチョコレートデザートを販売。ゴディバのエグゼクティブシェフ・ショコラティエ/パティシエのヤニック・シュヴォロー氏が監修するデザートの発売は、ファミリーレストラン業界初となる。
■お客様に“衝撃”を与えられるデザートを作らなければならない
デニーズでは、いちごやメロン、桃、シャインマスカットなど、フルーツを中心にさまざまなデザートを提供し、高い人気を得ている。フレッシュな旬のフルーツをたっぷり使い、見た目にもボリュームとインパクトのあるデザートはSNSなどでも度々話題となる人気ぶり。そんななか、なかなか実現しなかったのがチョコレートを使ったデザートだった。
チョコレートはそれ自体珍しい食材ではなく、むしろ、デザートの中では定番であり、王道。そのため、開発にはかなり慎重になったという。
執行役員の坂元和弘氏は「チョコレートのデザートはずっとやりたいと思いながらできなかった。定番の素材だからこその難しさがあり、デザートに力を入れているからこそ、本当に納得できるおいしいものを作らなければという思いも強かった。お客様に“衝撃”を与えられるデザートを作らなければならない。そこで、世界的にも有名なチョコレートブランドであるゴディバとのコラボレーションを考えました」と話す。
4年ぶりにチョコレートデザートに着手することになり、圧倒的な知名度とブランド力をもつゴディバとのコラボレーションが実現した。「ゴディバは多くのお客様にハピネスを届けることをミッションとしています。デニーズはファミリーレストランのパイオニアとして日本国内で多くの店舗を展開。そのなかでおいしいデザートをたくさん展開してきた。今回、同じミッションを持つ2社がコラボレーションできることになって非常にうれしい」とゴディバジャパンのCEOのジェローム・シュシャン氏は語る。
■「1人でも多くの人にハピネスを届けたい」という両社の思いがコラボの根底
ゴディバが期待するのは、「デニーズの客層であるティーンエイジャーやファミリーに食べてもらい、ゴディバのチョコレートのおいしさを体験してもらうこと」。そして、「ゴディバのヤニックシェフと共同開発した3種のデザートを限定発売することで、多くの人に喜んでもらうこと」だという。さらに、“ゴディバクオリティー”をきちんと維持できることも最大のこだわりとしていたが、デザートに定評があり、数々の実績を持つデニーズならばと、今回のコラボに至った。
つまり、デニーズとしては、世界的チョコレートブランドの味を取り込んだ、デニーズでしか食べられないデザートが提供でき、ゴディバとしては、これまでなじみの薄かった若年層や子どもにゴディバの味を知ってもらうことができるというわけだ。「1人でも多くの人にハピネスを届けたい」という両社の思いが今回のコラボの根底にある。
今回登場するコラボデザートは3品。「GODIVA チョコレートサンデー」(1099円)は、ゴディバ監修のなめらかなミルクチョコレートクリームをはじめ、チョコレートのソルベやアイスクリーム、カカオゼリーなどの多重層が織りなす、冷たいデザート。スプーンですくうごとに食感や風味が異なり、食べ進めるたびに感じられる新たな体験が楽しい。
「GODIVA チョコレートミニパルフェ」(599円)は、食事の後にもちょうどいいサイズ感。「GODIVA チョコレートサンデー」と同様に、層で楽しむことができ、チョコレートの多彩な味わいを堪能できる。「GODIVA チョコレートパンケーキ」(699円)は、チョコレートを生地に練り込んで焼き上げたふわふわのパンケーキと、チョコレートソースやアイスクリーム、なめらかなホイップクリームが一体となった一皿。できたての温かさと冷たいアイスクリームが一度に味わえる贅沢な仕立てになっている。
世界的チョコレートブランドのゴディバと、年間数十種類の季節デザートを開発しているデニーズがコラボレーションするこの機会。デニーズでしか体験できないちょっとリッチなスイーツタイムを気軽に楽しんでみては。
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