横浜ハンマーヘッドの見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
■横浜ハンマーヘッドってどんなところ? 客船ターミナルや商業施設、ホテルが一体に
横浜ハンマーヘッドは、新港ふ頭客船ターミナルを中心に、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設、ホテルが一体となった日本初の複合施設。開業日は2019年10月31日で、みなとみらいエリアの新観光スポットとして注目を集めている。3方向を海に囲まれており、眺めのよいテラス席を備えたレストランやカフェが多数。そんな新スポットの見どころを紹介していこう。
■【見どころ1】施設の中核を担う客船ターミナル
横浜ハンマーヘッドの中核となっているのが、新港ふ頭客船ターミナル。4200平方メートルの広々とした空間で、イベントホールとしても利用できる。
この新港ふ頭には、かつて日本初の近代的ふ頭として横浜港の中心的役割を担い、世界中から多くの客船が寄港していたという歴史がある。今回新たに誕生した客船ターミナルは、大型クルーズ船も受け入れ可能で、今後は世界中から訪れる巨大な客船が見られそうだ。
■【見どころ2】ホテルでは、のんびりしながら抜群の眺めが楽しめる
横浜ハンマーヘッドの3階~5階に客室を構えるのが「インターコンチネンタル横浜Pier 8」。インターコンチネンタルブランドの日本初進出となった「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が運営を手掛けるホテルで、館内にはレストラン、バー、バンケットルーム、スパ、ジムなどを完備。また、173室ある客室はどれも45平方メートル以上と、ゆったりできる造りになっており、大きな窓からは横浜港の景色が楽しめる。また、ルーフトップでは、海風を感じながら開放感あふれる雰囲気を体験することができる。
■【見どころ3】施設名の由来にもなった「ハンマーヘッドクレーン」は必見
なんといっても見逃せないのが、新港ふ頭の西側の突堤にある「ハンマーヘッドクレーン」。横浜ハンマーヘッドの名前もこのクレーンにちなんだものだ。
「ハンマーヘッドクレーン」は、1914年に日本で最初の湾港荷役専用クレーンとして整備されたもので、その姿が金づちに似ていたことからこの名が付けられた。このクレーンができたことで、ふ頭での作業効率が格段にアップ。1970年代に入ると、コンテナ化が進んだことでその役割を終えたが、その後もランドマークとして親しまれ、2018年には土木遺産にも登録された。新港ふ頭の歴史が感じられるクレーンは、横浜ハンマーヘッドを訪れたらぜひチェックしておきたい。
■【グルメ・お土産】海鮮料理が楽しめるレストランやファクトリー併設型カフェ
横浜ハンマーヘッドの商業施設のテーマは「食」。港の倉庫をリノベーションした吹き抜け空間の中には、その場で手作り体験ができるスイーツファクトリー、有名ラーメン店が集結するフードホールなどがラインアップしている。
なかでも、ぜひ立ち寄りたいのが「QUAYS pacific grill(キーズ パシフィック グリル)」。世界中から厳選されたシーフードを使ったメニューが堪能できる店で、併設する施設で作られたオリジナルのクラフトビールやクラフトジンも自慢のひとつ。さらに、コーヒーも焙煎所で作られた自家焙煎のコーヒー豆を使用。自分好みのオリジナルドリンクとともに絶品シーフードを堪能しよう。
また、看板商品の「クルミッ子」で知られる鎌倉紅谷の新ブランド「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory」にも注目だ。クルミっ子とは、クルミがたっぷり入った自家製キャラメルをバター生地で挟んで焼き上げたスイーツ。店内にはカフェとファクトリーが併設されており、訪れた客は、ファクトリーのガラス越しに、クルミッ子が作られていく様子を見ることができる。ショップでは横浜ハンマーヘッド限定パッケージの「クルミッ子」も販売されており、お土産にもぴったりだ。
■【攻略法】“FACTORY”をコンセプトに、この施設でしか体験できないことが満載
横浜ハンマーヘッドは“FACTORY”をコンセプトにした施設でもある。広報担当者は「施設内で醸造したクラフトビールや、自家焙煎したコーヒー、クラフトジンなど、横浜ハンマーヘッドでしか食べられない“もの”や“こと”をお楽しみいただけます」と紹介してくれた。
■【イベント】開業1周年を記念した企画を開催
横浜ハンマーヘッドでは、休日の朝が楽しくなるようなイベント「HAMMERHEAD MORNING」が開催中(2020年10月13日時点)。その一環として、レストラン「QUAYS pacific grill」では、土日・祝日に8時からモーニング限定メニューが販売されている。また、10月31日(土)からは、開業1周年を記念した「ハンマーヘッド1stアニバーサリー」が開催予定だ。
■【アクセス・混雑情報】電車・車どちらでもアクセス良好
電車で訪れる場合は、みなとみらい線馬車道駅から徒歩10分。みなとみらい線みなとみらい駅からは徒歩12分。車の場合は、首都高速を利用し、みなとみらいランプ出口から約6分となっている。駐車場も194台用意されているので、車で訪れるのも便利だ。
横浜・みなとみらいという立地の都合上、土日・祝日はにぎわっているが、平日であれば比較的余裕があるため、ゆっくりとショッピングや食事が楽しめる。
■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・全従業員は出勤前の検温を徹底し、店頭スタッフは健康安全マークを身に着けています。
・手指消毒用品の設置と、従業員による定期的な除菌作業を実施いたします。
・従業員はマスク・フェイスガードを着用し、レジカウンターには飛沫防止シートを設置して、お客様への飛沫感染を防止しています。
・客席を間引き、飛沫感染リスクを軽減しています。
・「新しい生活様式」に則り、対面を避けた客席利用、テイクアウト・デリバリーを推奨しています。
<施設情報>
・住所:神奈川県横浜市中区新港2-14-1
・アクセス:【電車】みなとみらい線馬車道駅から徒歩10分、みなとみらい駅から徒歩12分 【車】首都高速みなとみらいランプ出口より約6分
・営業時間:11:00~20:00 ※一部店舗により異なる
・定休日:不定
・駐車場:194台 月~金 280円/30分、土日祝 330円/30分 ※3000円以上で1時間まで無料、5000円税込以上で2時間まで無料 ※価格はすべて税込み
・料金:なし
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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※2020年10月時点の情報です。