高知県香南市赤岡町にある絵金蔵(えきんぐら)で、11月29日(日)まで「田辺寿男没後10年写真展」を開催中。
田辺寿男は高知に生まれ、高知で活躍した民俗写真家。1964年(昭和39年)に土佐民俗学会、次いで日本民俗学会に入会後、県内を精力的に歩いてさまざまな民俗調査を行い多くの論文や写真集を発表した。
「田辺寿男没後10年写真展」では、そんな田辺氏が残した約5万点におよぶ写真資料から、須留田八幡宮神祭(宵宮祭り)など当時の赤岡町の様子がわかる貴重な写真を厳選して紹介している。
民俗写真家・田辺寿男がみつめた赤岡町の景色。白黒で表現された写真は、どこか懐かしくあたたかな気持ちにさせられるものばかり。また、本展では「撮影された場所を歩いてみよう!田辺寿男展」と題し、展示している作品が撮影された場所を巡りながら赤岡町を楽しむことができるミニ企画も用意されている。
写真に収められた当時の赤岡町を体験できる貴重な展示物の数々。「田辺寿男没後10年写真展」に出かけよう。
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