島根県松江市にある島根県立八雲立つ風土記の丘で、ミニ企画展「風土記の丘アニマルワールド~土の中の動物園~」が12月7日(月)まで開催中。
松江市の南方にある大庭地区・竹矢地区一帯は、島根県を代表する文化財が集中しており、古代出雲の中心地とされている。このなかでも東西5キロメートル、南北4キロメートルの範囲に点在する史跡群をフィールド・ミュージアムとして総合的に保存・活用している施設が、島根県立八雲立つ風土記の丘だ。
遺跡から人と動物の関わりを示すさまざまなものが出土している。たとえば、縄文から古墳時代の動物の骨や牙などで作った道具やアクセサリー、古墳時代の埴輪には鹿や馬、猪形埴輪、江戸時代から残る松江城下町からは食べられた後に捨てられた骨、動物の描かれた陶磁器などが見つかっている。
ミニ企画展「風土記の丘アニマルワールド~土の中の動物園~」では、そんな動物達にまつわる出土品など140点を展示。古代以来の歴史文化が根付く島根県ならではの展示イベントだ。
動物達と深く関わり、生活してきた息遣いなどを感じられる「風土記の丘アニマルワールド~土の中の動物園~」に出かけよう。
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