江の島アイランドスパの見どころからグルメ・お土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)
■江の島アイランドスパってどんなところ?海と富士山が一望できるスパ施設
神奈川県藤沢市・江の島の入り口に位置する「江の島アイランドスパ」(通称「えのすぱ」)は、豊かな自然環境の中、海と富士山が一望できるスパ施設。都心から約1時間の場所で、極上のリゾート気分が味わえると人気を博している。
館内には、男女別の温泉エリアはもちろん、男女ともに楽しめる水着着用の7種類のスパプールエリアがある(※11月~3月は屋外エリアをクローズ)。なお、小学生は保護者同伴のうえ入館可(日曜日は入館不可)、未就学児は安全管理のため入館不可なので注意しよう。
■【見どころ1】インフィニティプールから望む湘南の海、感動的なサンセットは必見
見どころ豊富な江の島アイランドスパ。そのおすすめポイントを江の島アイランドスパ 企画営業部の石沢篤子さんに聞いた。
江の島アイランドスパには、男女別のお風呂エリアのほか、男女一緒に楽しめる水着着用のスパプールが存在。湘南の海や雄大な富士山といった最高のロケーションを見渡しながら、心身ともに癒やしを得ることができる。
中でも、スパプールのひとつである「露天プール」は、眺望良好なインフィニティプール(外縁や手すりが見えず、目の前の海や空とつながっているように見えるプール)として評判。石沢さんは「インフィニティプールから望む湘南の海、感動的なサンセットは必見です」とコメント。外気に応じて温度調節をしているので、いつ訪れても快適に過ごせるのもうれしいポイントだ。※11月~3月は屋外エリアをクローズ
また、江の島アイランドスパは、厚生労働省認定の「温泉利用型健康増進施設」。江の島の豊かな自然環境のもと、温水スパを利用し、人間の本来もつ自然治癒力を高めるハイドロセラピーが取り入れられている。
さらに、世界最大規模のウォーターパール・システムを採用した、音と光と水による幻想的な「ウォーターパールショー」や、世界最大規模の人工オーロラ発生装置を使用した「オーロラショー」(土日祝のみ)は必見。スパプールを利用するには水着が必要だが、レンタル水着(税込550円~)の用意もあるので手ぶらで行ってもOKだ。
一方、ゆったり過ごせる温泉エリア「富士海湯」は、雄大に広がる相模湾を眺めることができ、天気が良ければ後ろにそびえ立つ富士山も楽しめる贅沢な日帰り温泉。高温湯は、地下1500メートルから湧き出した江の島唯一の天然温泉を使用。泉質はナトリウム塩化物強塩泉で、保温・保湿効果に優れており、別名「熱の湯」と呼ばれている。
「熱の湯」以外にも、長く浸かることのできる中温湯、リラックス効果や代謝アップで人気の高濃度炭酸泉(人工)、高温サウナと水風呂が用意されている。景観を活かした開放的な造りで、心身ともに癒やされよう。
■【見どころ2】トリートメントスパも充実!癒やしの空間でゆったりとした時間を過ごす
「えのすぱ」の館内には、ほかにも癒やしの空間が充実している。石沢さんは、「世界中の選りすぐりのボディトリートメントが楽しめる『弁天スパ』は、毎日頑張っている自分へのご褒美におすすめです」と語ってくれた。オリジナリティあふれる全40コースものメニューには、天然素材を配合したカースティン・フロリアンのオーガニック製品を使用。世界各地のスパの雰囲気を味わえる全8室のトリートメントルームは、すべて異なるデザインの個室となっている。トリートメント後には、アロマが優しく香る専用ラウンジでハーブティーを楽しめる。
また、「江の島整体 癒芽身(ゆめみ)」は、疲労感や不調からの回復を促しながら、丁寧に体をほぐしてくれる、江の島島内唯一の整体院。入館料と整体施術がセットになったお得なプランもあるそうだ(特定日除外)。館内には、読書や仮眠などちょっとした休憩に利用できるスペースも。日常の喧騒から離れて、至福のときを過ごしてみてはいかがだろうか。
■【グルメ】江の島グルメを堪能できる!おすすめフードを紹介
ゆっくり休めたら、お次は江の島グルメでお腹を満たしたいところ。えのすぱ内には、富士山や湘南の海を一望できるメインダイニング「アイランドグリル」や、入館手続きをしなくても利用できる1階の「江の島カフェ」、三鷹の「らーめん小国 (おぐに)」の味を受け継いだ「吉祥(きっしょう)ラーメン」、紫いもソフトクリームや紫いもコロッケが人気の「紫芋専門店 鎌倉いも吉館」など、多彩なグルメスポットがある。
海の見えるレストラン&カフェ「アイランドグリル」でおすすめなのが、「オーシャンズ ブイヤベース」(3900円)。「地元産をはじめとした魚介類を香味野菜で煮込み、海鮮の旨味が凝縮された熱々の一品。冷えた白ワインとご一緒にどうぞ」(石沢さん)。※温浴を利用せず、レストランのみを利用したい場合はフロントまで
「江の島カフェ」では、樹上完熟豆の特徴を最大限に引き出した、香り豊かで甘くまろやかな味わいの「江の島珈琲」(400円)が楽しめる。
また「江の島珈琲」を使用したソフトクリーム「江の島珈琲ソフト」(400円)は、老若男女問わず愛される人気の一品だ。
「江の島カフェ」で食事したい人には、「湘南バーガー」(ポテトとドリンクセット税込880円、単品税込550円)がおすすめ。かつての「江の島おでん」の伝統をファストフードとして現代に引き継いだバーガーは、店内で焼き上げた自家製バンズを使用。さつま揚げにしらすの塩味、茎わさびとだし醤油、マヨネーズの相性が絶妙な一品だ。
「吉祥ラーメン」は、三鷹の「らーめん小国(おぐに)」の味を受け継いだラーメン店。北海道の壽(ことぶき)みそを使用し、スパイシーに仕上げた味噌ラーメンがイチ押し。「江の島DX味噌らーめん」(1000円)は、5種類のトッピングが全部入っているお得感のある一杯だ。
「いも吉館」では、紫いもと抹茶がミックスされた「あじさいソフトクリーム」(税込400円)と、いも吉館人気ナンバーワンの「紫いもソフトクリーム」(税込350円)がおすすめ。揚げ物好きなら名物のコロッケを食べてみてほしい。
■【お土産】えのすぱの癒やしを自宅でも!オリジナル入浴剤をゲット
日頃の疲れがすっかりとれたら、最後はお土産を選びたい。
おすすめは、えのすぱオリジナル入浴剤「江ノ島の湯」(税込770円/4包入り)。「江ノ島の湯は当館のオリジナル入浴剤です。無香料で、インフィニティプールを彷彿とさせるブルーの湯色。温泉成分入りでよく温まります。和テイストのパッケージなので外国の方へのギフトにも好適です」(石沢さん)。
■【攻略法・所要時間】おすすめの回り方は公式サイトをチェック
リゾート気分を味わえるため、友達との日帰り旅行にもおすすめな江の島アイランドスパ。石沢さんに1日の過ごし方を聞くと、ワンデイスパの前売りチケットを使って、丸一日えのすぱを満喫する「えのすぱ一日ゆっくりコース」と、江の島観光を楽しんでからえのすぱでゆっくりする「江の島1日満喫コース」の2つを教えてくれた。
「えのすぱ一日ゆっくりコース」は、その名のとおり1日中館内でゆっくり過ごせるプラン。お昼にチェックイン後、アイランドグリルでランチを食べ、スパやマッサージを受けてリラックスするという流れで、所要時間は6時間30分程度を想定している。
「江の島1日満喫コース」は、江の島を観光したあと、16時から入館可能なアーリーナイトスパを利用するプラン。所要時間は観光と温泉、合わせて7時間を想定している。「江の島観光の前に、前売りWEBチケットを買っておきましょう。お財布の中身を気にせず観光できてお得に入館できます」と石沢さんが教えてくれた。
なお、これらの詳細な回り方については公式サイトに記載されている。事前にチェックして、日帰り旅行の計画を立てよう!
■【営業時間・チケット情報】お得に楽しみたいなら前売りチケットを入手
営業時間は、12時~20時30分(最終受付19時30分、プールエリアの営業は20時まで)。休館日は、4月~9月は毎週木曜、10月~3月は毎週水曜・木曜とのこと。また、定休日が祝日と重なる場合は前後に変更する。そのほか、5月と12月にはメンテナンスのための休館もある。詳しくは公式サイトまたはSNSで確認するようにしよう。
料金は、終日利用可能なワンデイスパと、18時以降に入館可能なナイトスパ、90分の時間制限付きで温泉のみ利用可能な「富士山の見える江の島天然温泉プラン」の3種類。※温泉のみプランはタオルなし、タオルセット(バスタオル・フェイスタオル)を利用する場合は別途200円
ワンデイスパは大人(中学生以上)3175円、小学生1540円、ナイトスパは大人1965円、小学生1320円、「富士山の見える江の島天然温泉プラン」は大人1250円、小学生600円(すべて消費税・入湯税込み)。料金は、施設が定める特定日や冬季期間などには変動するため、詳細は公式サイトやSNSで要確認。なお、小学生は保護者同伴のうえ入館可(日曜日のみ不可)、未就学児は入館不可なので注意しよう。
少しでもお得に入館したい人には、EPARKやアソビュー、ニフティ温泉などで販売している前売り入館券がおすすめ。それぞれ特典や割引率が異なるので、気になる方は公式サイトの「ご利用案内」から、「営業時間・料金」ページの「前売り入館券はこちら」をクリック。※施設が定める特定日は利用できない場合あり
■ 【混雑情報】コロナ対策もバッチリ!ゆっくりしたいなら4月後半がおすすめ
混雑情報について石沢さんに聞いてみると、「ゴールデンウィーク(GW)、6月から8月、9月の連休は混雑します。7月から8月は曜日に関係なく、海水浴帰りのグループやご家族連れの方がいらっしゃいます。個人的にはGW前の4月後半がおすすめです」と教えてくれた。
また現在、館内の脱衣ロッカーは、密にならないよう通常の3分の1程度の稼働としている。ロッカー内が混雑しないよう入場制限を行い、入館までに待ち時間が発生する場合もあるとのことだ。
■【アクセス】片瀬江ノ島駅から徒歩10分!無料送迎サービスもあり
電車で訪れる場合は、最寄り駅の小田急電鉄片瀬江ノ島駅から徒歩10分、または江ノ島電鉄江ノ島駅・湘南モノレール湘南江の島駅から徒歩14分。複数の路線を利用できるため、アクセスしやすいことも魅力のひとつだ。
車で行く場合は、横浜新道戸塚ICから約30分。駐車場は、江の島の島内にある4つの駐車場、観光協会 江の島駐車場、江の島なぎさ駐車場、江の島かもめ駐車場、県営 江の島駐車場を利用可能。また、温浴施設入館エリアで1万円以上の利用をした場合には、島内駐車場の駐車料金(普通車)を館内の滞在時間に応じて最大4時間までサービスしている。
※株主優待券や入館券のご利用分、前売り入館券の事前購入分などは含まれない。※精算時に駐車券の提示が必要となるため、駐車券は要持参。
石沢さんによると、フロントにて購入できる「藤沢市観光協会 江の島駐車場」のお得な割引駐車券を使えば、通常料金税込400円(普通車/1時間)を、半額の税込200円(普通車/1時間)で利用可能に。なお、駐車場の営業は21時30分までなので注意しよう。
また、駐車場の混雑については、「ハイシーズンの場合は、昼過ぎに満車になることもあるので、なるべく公共交通機関のご利用をおすすめします」と教えてくれた。
このほか、えのすぱと小田急線片瀬江ノ島駅、湘南モノレール湘南江の島駅、江ノ電江の島駅の3駅を結ぶ無料送迎サービスもあり。時刻表は公式サイトのアクセスから確認できる。
■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
<お客様へのお願い>
・身体的距離の確保(1~2メートル)をお願いしています。
・入館時に検温を行っております。発熱(37.0度以上)している方、体調不良の方は来館をご遠慮ください。
・サウナでは利用人数を通常の2分の1程度に制限し、間隔を空けてご利用いただいています。
<えのすぱの取り組み>
・従業員は毎朝検温を行っています。発熱(37.0度以上)している者、体調不良の者は出勤を停止しています。
・従業員は症状がなくてもマスクを着用しています。
・消毒液の設置および清掃を行っています。定期的に清掃し、エタノール液、次亜塩素酸ナトリウムで拭き上げを行っています。
・飛沫感染対策のため、対面カウンターにビニールシートを設置しています。
・3階脱衣ロッカーは利用可能数を通常の3分の1程度に制限し、間隔を空けてご利用いただいています。
・レストランやカフェ、休憩スペースでは、テーブル・椅子の間隔を空けて設置し、極力対面の配置を避けて横並びでご利用いただいています。
取材・文=於ありさ
<施設情報>
住所:神奈川県藤沢市江の島2-1-6
アクセス:【電車】小田急電鉄片瀬江ノ島駅から徒歩10分。または江ノ島電鉄江ノ島駅・湘南モノレール湘南江の島駅から徒歩14分 【車】横浜新道戸塚ICから約30分
営業時間:12時00分~20時30分(最終受付 19時30分) ※プールエリアの営業は20時まで
定休日:(4~9月)毎週木曜日、(10~3月)毎週水・木曜日
※5月と12月の年2回、メンテナンス休館あり
※荒天時など、お客様の安全確保のため休館することがございます。
※施設点検等臨時休館あり
※定休日が祝日と重なる場合は前後に変更します。詳しくは公式サイトまたはSNSで確認してください。
駐車場:なし※近隣の有料駐車場を利用
料金:▼ワンデイスパ(4~10月):大人(中学生以上)3175円、小学生1540円、(11~3月):大人2750円、小学生1430円
▼ナイトスパ:大人1965円、小学生1320円※ナイトスパの入館時間:4月~10月は18時から、11~3月は17時から
▼富士山の見える江の島天然温泉プラン:大人1250円、小学生600円※90分の時間制限あり。レストラン、ボディトリートメント、整体をご利用でプラス90分の滞在時間延長をサービス
※すべて消費税・入湯税込み
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
※商品やメニューの価格やデザイン・販売店舗・販売開始日など予告なく変更する場合があります。品切れの際はご容赦ください。
※ご来場前に公式サイトをご確認いだき、チケットの購入方法・来場方法についてご確認いただきますようお願いします。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※2020年9月時点の情報です。