自分のアバターを使って自由気ままに無人島ライフを満喫する、Nitendo Switchのゲーム「あつまれ どうぶつの森」(以下「あつ森」)。無人島をイチから好きなように作り上げることができる島クリエイターや400種類以上の動物たちとの島ライフも醍醐味だが、SNSで盛り上がりを見せているのが「マイデザイン」機能だ。
用意されたカタログ上にさまざまな色のドットを打ち込んでデザイン画が描ける機能で、そのデザインを使ってオリジナルのTシャツやワンピース、帽子などを作ることが可能。それを自分のアバターが身に付けたり、絵として飾ったり、一部の家具や道具、地面などに貼り付けたりすることもできる。
実は、関西ウォーカー編集部員である筆者も、「あつ森」発売当初からコツコツとプレイに勤しんでいる。今回は、筆者がちょっぴり本気を出して作成したマイデザインの数々をご紹介。センスやクオリティについては、生温かい目で見守っていただきたい…。
■昭和も平成もほぼコンプリート!仮面ライダーシリーズ
マイデザイン機能で何を作ろうかと考えたときに、真っ先に思い浮かんだのが子どものころから好きだった仮面ライダー。まずは特に好きな仮面ライダーBLACK RXから、ヘッド(帽子)とボディ(ワンピース)を作ってみた。
仮面ライダーBLACK RXのカラダの作りが比較的シンプルということもあり、わりと作りやすかった。仕上がりが思いのほかかわいらしく(自画自賛)、調子に乗って他のシリーズにも手を出した結果、すべてではないが歴代の仮面ライダー30シリーズ以上のキャラクターデザインを作り上げてしまうことに…。
帽子とワンピースを合わせて、デザインの制作時間は2時間ほど。外出自粛期間中、かなりやり込んでいたことは言うまでもない。
作ったデザインは島にある自分の家の地下に並べて、勝手に「仮面ライダー博物館」と呼んで悦に浸っている。
■好きなものが「あつ森」の世界に!
仮面ライダーシリーズ以外にもいくつか作ってみたが、特に力を入れたのはマンガやアニメで人気の「トライガン」の主人公、ヴァッシュ・ザ・スタンピード。
自分のアバターのヘアスタイルや、目の色や形を変えることも可能なので、デザインに合わせてアレンジするのも楽しい。
好きなものを「あつ森」の世界で再現できるのはもちろん、自分がデザインした衣類を島に住む動物たちが身に着けてくれるのはたまらなくうれしいし、かわいい。
マイデザイン機能で作った洋服などは、島の洋服店「エイブルシスターズ」で展示でき、それを島の動物たちが身に着けてくれる。
■マイデザイン機能の用途はさまざま!夏の期間は花火にも
すでにイベントは終了しているが、8月中は毎週日曜に花火大会が開催され、打ち上げられる花火をマイデザインで作ったデザインにすることができた。
また、ネット環境があれば他の人にマイデザインを提供したりもらったりすることもでき、遊びの幅は無限大!
筆者の「あつ森」プレイ時間は9月11日時点で530時間以上。島ライフを満喫しすぎて、すでにマイデザインのカタログをすべて使い切ってしまった。仮面ライダーの新シリーズの放送が始まったこともあり、創作意欲が掻き立てられるなか、アップデートでカタログの数が増えることをひそかに願っている…。
文・写真=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)