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【コロナ対策情報付き】東大寺の見どころ徹底ガイド!初心者も楽しめるおすすめの拝観コースを紹介

  • 2020年10月15日
  • Walkerplus

東大寺の見どころからお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■東大寺ってどんなところ?奈良の大仏さまで知られる世界文化遺産
東大寺といえば奈良の大仏さまで有名。世界最大級の木造建築である大仏殿をはじめ、お水取りで知られる二月堂、正倉院など見どころが多く、奈良随一の名所として大勢の参拝者で賑わう。華やかな天平文化を伝える仏像や、優れた建築技術を集めた堂宇など多数の歴史遺産が受け継がれ、訪れる人はその歴史とスケールに圧倒されるに違いない。

広大な境内をじっくり巡ると半日以上はかかるが、なかでもぜひ訪れたいスポットと、おすすめの拝観コースを紹介しよう。

■【見どころ1】奈良のシンボル、大仏さまは東大寺拝観のハイライト
奈良の大仏は正しくは盧舎那仏(るしゃなぶつ)という。聖武天皇の発願によって造立され、752年(天平勝宝4年)に完成した。その背景にあったのは、大地震や天然痘の流行、政変といった当時の不安定な世情だ。仏教の力で国を守り、混乱を鎮めようとの願いを込めた大仏造立という国家プロジェクトには、のべ260万人が携わったという。

盧舎那仏坐像は二度の兵火に見舞われたため、奈良時代の造立当初から残るのは台座部分と膝頭の一部のみ。頭部は江戸時代に鋳造されたものだ。高さは約15メートル。仰ぎ見ると改めてそのスケールに驚かされる。胸の前に上げた右手は「おそれることはない」、手のひらを上に向けた左手は「願いを叶えよう」というありがたいハンドサインだ。およそ1300年もの間、人々を見守り続けてきた大仏さま。その姿を守り継ぎ、思いを託してきた人々の歴史に思いを馳せながら静かに手を合わせよう。

現在の大仏殿は1709年(宝永6年)に再建されたもの。世界最大級の木造建築だが、実は奈良時代の創建時は間口がさらに広いものだったというから驚きだ。

■【見どころ2】火の粉が舞う修二会(お水取り)で知られる国宝・二月堂
奈良に春を告げる風物詩、修二会(お水取り)が行われるのがこちらの二月堂。もともと旧暦の2月に行事が行われていたことが名の由来となっており、絶対秘仏である本尊の大観音と小観音という2体の十一面観音を祀る。

境内の東の丘陵に立つ建物は1667年(寛文7年)に再建されたもので、傾斜地にせり出す懸造(かけづくり)と呼ばれる建築技法が用いられている。舞台から望む大仏殿や奈良盆地の景色は爽快そのもの。空の色が刻一刻と変わる夕暮れ時は特に美しく、古都の風情をしみじみと感じることができる。

大仏殿の裏手と二月堂を結ぶ裏参道は、土塀が続く風情豊かな小道。フォトジェニックな雰囲気を楽しみながら歩いてみて。

■【見どころ3】壮観!天平時代の仏像10体が並ぶ法華堂
じっくりと時間をかけて拝観したいのが、二月堂の南隣にある法華堂(三月堂)。東大寺の前身である金鐘寺の遺構と伝えられる、東大寺最古の仏堂だ。奈良時代に建てられた正堂と、鎌倉時代に増築した礼堂が一体となった造りで、時代の異なる建築が美しい調和をみせる名建築として知られている。

堂内には本尊・不空羂索(ふくうけんさく)観音立像、梵天立像、帝釈天立像、金剛力士立像(阿形・吽形)、四天王立像、秘仏の執金剛神(しゅこんごうじん)立像の全10体が安置されている。その力強さと躍動感、迫力たるや、その場に立ちすくんでしまいそうなほど。すべて奈良時代につくられたもので国宝に指定されている。

中央の不空羂索観音立像は、人々をもれなく救済してくれる観音様。頭上の宝冠は真珠や水晶、ヒスイといった宝玉で彩られており、その厳かな姿は天平時代の傑作といわれている。

■【見どころ4】国宝・重要文化財の仏像を展示する東大寺ミュージアム
南大門のそばにある東大寺ミュージアムは、東大寺に伝わる国宝・重要文化財をはじめ、貴重な宝物を収蔵、展示する施設。境内の御堂から移されてきた仏像も多く、ガラス越しに細部まで見られるのはミュージアムならでは。四月堂の千手観音立像の脇侍として法華堂の日光・月光菩薩立像を安置するなど、独自の配置にも注目しながら拝観したい。

工事のため一時閉堂している戒壇堂の四天王立像は、2020年7月から約3年間、東大寺ミュージアムで特別公開している。

東大寺ミュージアムの開館時間は4~10月は9時30分~17時30分、11~3月は9時30分~17時(最終入館は30分前まで)。入館料は中学生以上600円、小学生300円。ミュージアムと大仏殿のセット券もあり、こちらは中学生以上1000円、小学生400円。臨時休館日があるのでおでかけ前にチェックしておこう(※全て税込み)。

■【回り方】見どころ多数!じっくり拝観するなら所要2、3時間
東大寺の境内は広大で、大仏を安置する大仏殿のほかにも多くの御堂がある。今回、見どころとして紹介した4カ所すべてを巡るなら2~3時間はみておきたい。参拝の起点は国宝・南大門。鎌倉時代に再建された巨大な山門で、門の両側に向かい合って立つ金剛力士立像は、運慶、快慶らがわずか69日間で造ったといわれる。

南大門から大仏殿までは徒歩10分ほど。大仏殿を拝観後、二月堂、法華堂と巡り、締めくくりに東大寺ミュージアムで貴重な寺宝を見学。境内で出会う鹿たちも愛嬌たっぷりだ。

■【お土産・グルメ】東大寺ミュージアムショップでしか買えないオリジナルアイテムを購入しよう
東大寺ミュージアムにはカフェとショップが併設されている。ミュージアム鑑賞後は南大門を望む茶廊・葉風泰夢に立ち寄り、和菓子付きの抹茶セット(税込1100円)などでひと息ついてはいかがだろうか。広い境内を散策した後の甘味が、ほっと疲れを癒やしてくれる。ラストオーダーは16時30分。

ショップにはポストカードや手ぬぐいといったお土産にぴったりのアイテムが並ぶ。図録や仏像のフィギュアなど、コアなファンにはたまらないアイテムもあるので、じっくり品定めしよう。

■【混雑情報・アクセス】平日も混雑、ゆっくり楽しむなら朝早い時間がおすすめ
東大寺は奈良観光では外せない人気スポット。修学旅行の定番コースでもあることから、平日であっても大勢の参拝者が訪れる。

人混みを避けてゆっくりと拝観するなら、朝早い時間帯がおすすめだ。大仏殿は7時30分(11~3月は8時)から、法華堂は8時30分から拝観可能なので、早起きしてのんびりと境内散策を楽しむのもいい。
電車・バスでのアクセスは、最寄り駅のJR近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環外回りに乗車し、約5分。東大寺大仏殿・春日大社前で下車し、5分ほど歩けば南大門だ。

車の場合は、京奈和自動車道木津ICまたは第2阪奈有料道路宝来ICが最寄りで、いずれも東大寺まで15分ほど。専用駐車場はないので、周辺の有料駐車場を利用しよう。ただし、東大寺がある奈良公園周辺は渋滞も多いので、公共交通機関の利用をおすすめする。

■【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】
・アルコール消毒液による手指の消毒をお願いします。
・廻廊・堂内ではマスクの着用をお願いします。
・他の参拝者および東大寺職員等との距離の確保にご協力をお願いします。
・おみくじ等の利用や柱のくぐり抜けの使用を停止しています。
・一部拝観時間を短縮しています。
・1時間あたりの堂内(廻廊内)拝観者数を制限しています。
・最大限の換気を行っています。
・東大寺主催の行事・催事などの一部中止、延期、行事内容の変更を行います。

取材・文=AVANCER

<施設情報>
・住所:奈良県奈良市雑司町406-1
・アクセス:【電車】JR・近鉄奈良駅から奈良交通バス市内循環外回りで約5分、東大寺大仏殿・春日大社前下車、徒歩約5分【車】京阪奈自動車道木津ICから約15分、第二阪奈道路宝来ICから約15分
・営業時間:大仏殿7:30~17:30(11~3月8:00~17:00)、法華堂8:30~16:00、東大寺ミュージアム9:30~17:30(11~3月9:30~17:00)※東大寺ミュージアムは閉館の30分前までに入館
・定休日:なし
・駐車場:なし※近隣に有料駐車場あり
・料金:大仏殿・法華堂拝観料 中学生以上各600円、小学生各300円/セット券(大仏殿・東大寺ミュージアム)中学生以上1000円、小学生400円

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年9月時点の情報です。

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