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長崎平和公園の完全ガイド!アクセスや駐車場情報も網羅 

  • 2020年9月30日
  • Walkerplus

平和公園へのおでかけの前に知っておきたい情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

■平和公園ってどんなところ?平和を願い、実践していく交流公園
平和公園は、JR長崎駅の北約2.5キロに位置する約18.5ヘクタールもの広大な敷地を有する総合公園。原爆の実相を訴えるとともに、世界平和と文化交流のための記念施設として1951年(昭和26年)に整備された。以来、国内外の多くの人々に親しまれている。

平成6年度~9年度にかけては、再整備を実施。平和祈念像があるエリア、原子爆弾落下中心地碑のあるエリア、長崎原爆資料館があるエリアをそれぞれ、「願いのゾーン」「祈りのゾーン」「学びのゾーン」と位置づけ整備が行われた。ほかにも、西の市民総合プール、ラグビー・サッカー場、野球場(県営)があるエリアを「スポーツのゾーン」、陸上競技場の周辺を「広場のゾーン」と位置づけ、今後はスポーツレクリエーションが楽しめる交流の広場としても期待されている。

■まずは長崎市の平和の象徴「平和祈念像」へ
平和公園の一番の象徴といえば、「願いのゾーン」にある「平和祈念像」だろう。長崎市民の平和への願いの象徴として1955年(昭和30年)につくられたもので、高さ9.7メートル、重さ30トンと巨大な青銅製の像は迫力満点。制作者は、長崎出身の彫刻家・北村西望氏だ。この像は“神の愛と仏の慈悲を象徴”とし、天を指した右手は“原爆の脅威”を、水平に伸ばした左手は“平和”を、軽く閉じたまぶたは“原爆犠牲者の冥福を祈る”という想いを込め、つくられたという。被爆都市・長崎のシンボルであり、多くの市民からはもちろん、市外から訪れた人々にも平和の尊さを示している。

平和祈念像のすぐ側には、1982年(昭和57年)に建立され、先端に黄金の鶴が輝く「折鶴の塔」もある。原子爆弾犠牲者の霊を慰めるとともに、二度と原爆の悲劇を招くことがないよう、世界平和を祈って寄せられた折鶴を掲げた塔だ。

平和祈念像から南に進むと、水を求めながら亡くなった原爆犠牲者の冥福を祈り1969年(昭和44年)につくられた「平和の泉」がある。直径18メートルもあり、円形が特徴の泉だ。平和の象徴である鳩と鶴の羽根をイメージした噴水があり、正面には、被爆し、水を求めてさまよった少女の「のどが乾いてたまりませんでした 水にはあぶらのようなものが一面に浮いていました どうしても水が欲しくて とうとうあぶらの浮いたまま飲みました」という手記が刻まれた碑がある。平和祈念式典の前日、8月8日の夜にはここで多くのローソクを灯し、犠牲者を悼む市民の催しが行われる。

「願いのゾーン」を回り終えたら、道を挟んで南にある「祈りのゾーン」にもぜひ立ち寄ってほしい。この地の上空500メートルで原爆が炸裂したことや、その悲劇を伝える「原子爆弾落下中心地碑」や「浦上天主堂遺壁」など、こちらも見るべきところがたくさんある。

■「学びのゾーン」にある原爆資料館もぜひ訪れておきたい
平和公園には、前述したスポット以外にも見どころが目白押し。原子爆弾落下中心地碑などがある「祈りのゾーン」より徒歩5分のところにある「学びのゾーン」には「長崎原爆資料館」があり、展示を通して原爆の歴史を学ぶことができる。

被爆の惨状や原爆が投下されるに至った経緯、核兵器開発の歴史などストーリー性のある展示が特徴で、実際に被爆した建造物がレプリカなどで再現されていたり、大型の被災資料が展示されていたりと、原爆の破壊力や惨状、その恐ろしさがダイレクトに伝わってくる内容となっている。

見学する場合は観覧料が必要で、大人は200円、小中学生・高校生100円(各税込)。開館時間は、時期により異なる。原爆資料館に隣接した駐車場もあるので、訪れる際は諸情報を事前に原爆資料館の公式サイトでチェックしておこう。

■担当者だからこそ知る!平和公園の素晴らしさ
「平和を学び、感じる場としての役割もありますが、公園の周囲には桜やあじさいが植えられており、緑に囲まれた憩いの空間としても親しまれています。また、2019年には平和祈念像がある願いのゾーンや原爆落下中心地碑がある祈りのゾーンに照明が設置されたため、ライトアップも見どころです。特に、平和祈念像がある広場の南の入口から祈念像に向かって光の道が浮かび上がる様は必見です」(長崎市 担当者)

■【回り方・混雑情報】交通手段によって、効率的な回り方が変わる
車で訪れる場合は、専用駐車場から近い「願いのゾーン」の平和祈念像から南へ順に回ると効率よく回ることができる。路面電車を利用したり、原爆資料館の駐車場に車を停めたりする場合は、原爆資料館から訪れて、次に原子爆弾落下中心地碑がある「祈りのゾーン」へ、最後に「願いのゾーン」へ行くと効率よく回ることができるだろう。

ちなみに、平時はそれほど混み合うことはないが、イベントや式典が行われる8月8日、9日には毎年多くの人が訪れる。

■【グルメ・お土産】周辺にはお土産を買い求めるのにぴったりのお店や飲食店もあり
平和公園の周辺には、カステラなど長崎土産を扱うお店があるので訪ねてみよう。また、飲食店も多数あるエリアなので、公園散策のあとは好みの店を選んでランチやひと休みするのもおすすめだ。

■【イベント】平和祈念式典とその前日にはイベントあり
8月9日の原爆の日を「ながさき平和の日」と定め、毎年、平和祈念像の前で「平和祈念式典」が行なわれ、全世界に向けた平和宣言がなされている。また、その前日の8月8日には、「平和のともしびコンサート」や「長崎原爆殉難者慰霊祭」も毎年行われている。

■「願いのゾーン」にはトイレ3カ所。身障者用もあり
「願いのゾーン」には、トイレは計3カ所設置されている。平和祈念像を正面に見て、左右の奥と、平和の泉のそばに男女トイレがある。平和祈念像の左奥のトイレには、身障者用も設置されている。「祈りのゾーン」には、西の緑橋を渡った「不戦平和之塔」のそばに、男女および身障者用トイレが設置されている。

■【アクセス】最寄りの停留場や所要時間もチェック
公共交通機関を利用する場合、JR長崎駅前から路面電車「赤迫」行きに乗り「平和公園」下車。所要時間は約15分。松山町から平和公園までは徒歩で約3分。原爆資料館に行く際は、ひとつ前の「原爆資料館」で下車すると近い。料金は均一制のため、どこで降りても中学生以上130円、小学生70円。

車で高速道路を利用する場合は、長崎自動車道の終点である長崎ICからそのまま「ながさき出島道路」へ入り長崎市中心部へ。JR長崎駅前を通過し、国道202号線、206号線を道なりに進むと右手に平和公園が見えてくる。平和公園には長崎市営の平和公園駐車場があり、国道206号線から右側へ一方通行の道路を入るようになっている。

もうひとつの行き方は、長崎多良見IC出口から長崎バイパスに入り、川平ICで降りる。県道113号を進み、岩屋橋交差点を直進し、国道206号に入り進むと左側に平和公園が見えてくる。こちらから来ると、左折し平和公園駐車場へ入っていくことになる。

平和公園駐車場は、普通車40台収容の地下駐車場が7時~20時で、地上駐車場は24時間営業。駐車料金は最初の1時間が260円、1時間~1時間30分が380円、1時間30分~2時間が510円で、2時間以上の場合20時までは620円。2時間以上は同一料金なので、この駐車場に停めて平和公園を散策した後は、近隣を観光するのもおすすめ。

他にも、国道206号線を挟んで向かいにあるラグビー・サッカー場の地下にも駐車場があり、周辺には比較的有料パーキングが多いため、満車の場合は近隣に停めやすいのもポイントだ。

※取材・文=矢野 凪紗

<施設情報>
・住所:長崎県長崎市松山町2400-1
・アクセス:【電車】JR長崎駅から1番3番系統路面電車で約15分、平和公園下車、徒歩3分 【車】長崎バイパス川平ICから約15分
・営業時間:通年、終日開放
・定休日:なし
・駐車場:130台(普通車 地上部52台、地下部40台の計92台、バス32台、二輪車6台)。料金は普通車260円/60分、380円/90分、510円/120分、620円/120分以上。利用時間は、地下部7時~20時、地上部は終日。
※駐車料金は各税込。バスの駐車は別途料金、時間により料金変更あり

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年8月時点の情報です。

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