
香川県高松市の高松市塩江美術館で9月22日(祝)まで、企画展「こころの奥にある風景-原風景を訪ねて-」が開催。
人の心の奥にあり、人生の原初を想起させる「原風景」。同展では、高松市塩江美術館のコレクションの中から、誰もが持つ「こころの故郷(ふるさと)」へと立ちかえり、懐かしさや安らぎの感情にいざなう作品を紹介。空の青さや雲の白さに幼い頃の夏の日々が思い出されていとおしい気持ちに包まれたり、自然の中で戯れたときの匂いや空気を喚起してくれるような作品がそろい、大人から子供まで楽しめる。
担当者は「版画家・池田利夫の紺碧の空に映えるスイカや、日本画家・西澤智子が描く川を流れる水とコンクリートの堤(つつみ)のコントラスト、金工家・山下晴義の鉄錆(てつさび)の風合いを生かした素朴な表現など、さまざまな素材や表現方法による作品約20点からご自身の原風景を思い起こしたり、重ね合わせたりしながら、美術や人生の豊かさをお楽しみください」と話す。
懐かしい思い出がよみがえる「こころの奥にある風景-原風景を訪ねて-」を鑑賞しに行こう。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。