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【俺のガンプラ部屋】“好き”を集めたガレージは「仲間たちと作った“おとなの秘密基地”」

  • 2020年8月2日
  • Walkerplus

新型コロナウイルスの影響により、老若男女を問わず多くの人が「おうち時間」の変化を余儀なくされた。そうしたなか、この状況をポジティブにとらえ、自身のライフスタイルをアップデートした人たちもいる。

今回紹介するのは、仲間たちと「おとなの秘密基地」を作りあげたモデラー・寝太郎23さん。“好き”を集めたガレージに込めた思い、そして「おうち時間」の変化について聞いた。

■気分は1/1ダイオラマ「地元の友人たちと週末に集まって作りました」

――このオシャレなガレージのテーマは?

「テーマは『自分の好きなものに囲まれて過ごせるカフェ』です」

――オープンカーやバイク、プラモデルの作業場と、昭和世代にとっての“憧れ”がテンコモリです。このガレージを作った理由は?

「子供のころから、おもちゃ屋さんになりたいと思っていたのですが、おとなになるにつれて興味も変わっていき、車屋さんもいいな、雑貨屋さんもいいな、あ、やっぱりカフェもいいな、と夢は膨らんでいったんですね。けれど、現実は普通のサラリーマン…。それなら余暇を全開で楽しもう!好きを全部詰め込んだガレージを作って、そこで『お店屋さんごっこ』をしようと思ったのがきっかけです。車はイギリスのスポーツカーブランドMGのMGBで、1978年式のモデルをベースにMGB MK.1仕様にカスタムしています。バイクはホンダ・ドリーム50です。昔、アルバイトで貯めたお金で買った、思い出がたくさん詰まったバイクですね」

――内装にこだわりを感じます。製作にかかった期間は?

「製作は工務店との打ち合わせからですと、1年ほどになります」

――設計はご自身で?

「細かな設計はデザイナーさんにお願いしているのですが、イメージを伝えるためにイラストを描いたり、ケント紙で模型を作ったりしました。参考になりそうなカフェやケーキ店の情報をお互いに交換し、実際にお店に行って使用されている建材などを確認したりしました。また映画のセットのような雰囲気も欲しかったので、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーにも行きました。地面や壁、扉などばかり見ていたのでヘンなお客さんに見えたかもしれませんね(笑)」

――まるで“おとなの秘密基地”かのような印象を受けました。

「使用する材料はネジ1本、クギ1本に至るまでこだわりました。ガレージの大枠は大工さんに作っていただいているのですが、そのほかは地元の友人たちと週末に集まって作りました。板を切って、色を塗って貼っていくのですが、プラモデルのようにわざと汚した塗装(ウェザリング)を施しています。1/1スケールのダイオラマ(ジオラマ)を作っていくイメージですね。友人たちが集まって行ったこの作業が、子供のころに憧れた“秘密基地”を作っているようで一番楽しかったです」

■「おうち時間」が増え、これまで“余裕のない生活”をしていたことに気づいた

――寝太郎23さんはガンプラモデラーとしても活躍されています。このガレージで行うガンプラ製作のペースは?

「ほぼ毎日です(笑)。平日は朝3時に起きて出勤時間までの3時間程度をガレージで過ごし模型を作っています。このペースだと1~2カ月に1個くらいです。

――ガンプラ製作の環境はコロナ禍によって変化しましたか?

「プラモって基本的には一人で作って楽しめるものなんです。けれどみんなで作品を見せ合うのはもっと楽しいんですよ!展示会やオフ会など今は開催することができないのはさみしいです。けれど、SNSで情報交換をしたり、オンラインでの模型製作会に参加したりと楽しんでいます」

――増えた「おうち時間」を有効活用されているんですね。

「時間が増えたぶん、すべてをプラモに注ぎ込んで作業量アップ!というわけではなく、家族との時間に使ったり、のんびりとアニメを見たり、ゲームをしたりしています。今までは模型製作に必死過ぎて、自分自身に余裕が無かったことに気づかされました。この余裕が作品づくりにも良い影響を与えていて、今までよりも柔軟な発想で取り組むことができています」

――このガレージができてライフスタイルに変化は?

「仕事と趣味をキッチリと分けることができるようになりました。この部屋に入ったら一切、会社の事は考えません。職場の方も遊びにくることがありますが、そのときは友人としてなので、趣味の話しかしません。ここでは自然と仕事の愚痴や上司の悪口なんて出てこないんですよ(笑)」

■ガレージを訪ねてきた親子、その目的は?

――このガレージでの一番の思い出は?

「近所の小学生が『ガレージを見せてもらって良いですか?』と母親と尋ねてきたことがあったのですが、それがすごくうれしかったです。家の前が通学路らしく、通る度に気になっていたということでした。その子から『ガンプラが大好き』と聞けてほっこりとしました。いつか一緒にガンプラを作れたらと思っています。

――ガレージを見た仲間の反響は?

「よしっ!オレも作ろ!とさっそく庭に小屋を建て始めた友人がいます(笑)」

――今後、このガレージをアップデートする予定はありますか?

「この先もずっとプラモ製作は続けていくでしょうし、新しい趣味にもチャレンジしていくと思います。そのたびにこのガレージがどう変化していくのか、僕自身も楽しみにしています。そしていつか、プラモデルではないホンモノのスーパーカーがこのガレージに収まることを夢見ています」

取材協力:寝太郎23(@NET_ARROW23)


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